My life! after diagnosed with BC

胃熱を解消しよう

鍼の際に、色々症状を話している中で、「胃に熱が溜まっていると思うんですよねー」と指摘された、胃熱という状態。

胃に熱?別に熱感はないけれど??と思ったが、胃に熱が溜まるというのは、暴飲暴食、刺激物や味の濃いもの・脂ものをたくさん食べる、アルコールの飲み過ぎなどが原因で熱邪が生じ、消化器系に過剰な熱が溜まることを指すそう。

元々胃が強くないところに、胃にやさしくないものを好んで食べるのが胃熱の原因だろうとのこと。

胃熱による肥満は食べ過ぎ、固太り・リンゴ型タイプなどといわれる、よく食べ、栄養分が過剰に蓄積される固太りタイプとなる。
元気で、固太りで、食欲が盛んで、肉食など味濃い食事を好む、便秘、興奮しやすく、怒りっぽい、肩こり、胸苦しさなど。あー、あてはまる。

治療法は胃熱を清め、亢進する胃の働きを回復させる。肥満を改善する効果もある。
肥満解消には、防風通聖散・大柴胡湯・桃核承気湯・柴胡加竜骨牡蛎湯などが向く。

この逆は、脾虚痰湿といい、代謝が悪い水太りで洋なし型。あまり食べなく、代謝が悪く余分な水分が溜まる水太りタイプ。こっちは当てはまらなさそう。

「食べても食べても満足しない」と言ったことに加えて、便秘(便の状態)とか気逆の薬が効いたとか、雑談の内容をあわせると胃に熱が溜まっていると思い当たったそう。

で、対処法はというと、原因になる食べ物を避け、腹八分目でよく噛むこと
自分で工夫するというか、普段の生活を見直すことで比較的簡単に解決するらしい。

①胃の負担を減らす
胃の負担になるもの、には好きなものがいろいろ含まれている‥。
・甘いもの
・刺激の強いもの
・冷たいもの
・脂が強いもの
・乳製品(ヨーグルトも)
・アルコール
理想的には粗食気味な和食だそう。段々年とともに食べるようにはなってきたが、あまり好みではない。それがつもり重なって胃の負担になっているのでは、という。
冷たくて乳製品で脂も入っているととてもよくないぽい。アイスクリームとかも。

食べ過ぎや早食いは胃腸に負担をかけるので、脾胃の気虚を起こす。それによってさらに体内に湿熱などの邪気を停滞させるのでよくない。


②胃を温める

鍼治療とセットになっている電気治療の間に、うつ伏せの時は背骨に沿って・仰向けのときにはおなかの上にホットパックを乗せてくれるのだが、これがとても気持ちが良い。なにで温めているのか聞いてみたところ、細長く塗った袋に詰めた小豆を電子レンジで加熱したものとのこと。熱があるなら冷やした方がいいのでは?と思ったが温めるものらしい。
そういえば小豆のアイピローがあったことを思い出し、使ってみると適度な重さと温かさがとても気持ち良い。寝る時に使えばリラックスしてぐっすり眠れる。

この応用(?)でハンカチタオルサイズの手ぬぐいを二枚縫い合わせて、さらに小豆がずれないように四分割に縫えば、おなか温め用あずきパックが簡単に完成♡
(と言っても母が縫ってくれたのだけど)
面倒なら100均とかで薄目のハンカチタオル2枚で作ってもよさそう。その場合は、顔よりも強めに温めても大丈夫そうだし、地肌に使わないのでカバーなしでも大丈夫かも。

この「胃を温める」が今のところ効果絶大で、連日快便。
内側から内臓を温める、お白湯効果なのか、Wの効果なのかが不明だけど‥。
どちらにしても、とにかく気持ちが良い。
気持ちが良いので続けてみようと思っている。


あとは、足三里へのお灸かツボ押しも勧められた。
探し方:膝下の外側を骨沿いに下からゆっくりなぞるとくぼみを感じるところ
コツはゆっくり、そーっとなぞる。強く触るとへこみがどこなのか、わかり難かった。

私はその場で教えてもらったが、動画で見てもわかりやすい。

www.sennenq.co.jp

自分で押してもあまり痛くないのでそこじゃないのかも?と思うのだが、押されると痛ったーい!と声が出るくらい痛いので位置はあっていそう。でも自分で押せないのでは不便なので、未体験のお灸をやってみようか。
煙が出ないとかくだものの香りとか火を使わないとか色々あるうえに、温熱効果が5段階もあるので、どれがいいのか聞いてみよう。

胃熱が解消した!と自分でわかるのはどのタイミングなのかがわからないけれど、とりあえずできる範囲で胃をいたわってあげようと思う。

 アーユルヴェーダでも「消化が遅いのだと思う」と、なんとなく似たような指摘を受けている。
自分の消化力に見合った食事をきちんと摂ることが健康の基本。でも自分の消化力以上のものを食べ過ぎていると、体の中にアーマという未消化物が溜まり、疲れやすい、やる気が起きないなどの不調をきたす。胃や内臓を温めて、消化機能を促進させ、体内に溜まった老廃物を排出することで乱れを整える‥と考えるそう。
これに効くのが白湯。内側から・外側から温めよう。