健康診断の結果が戻ってきた。
中性脂肪、クレアチニンなど例年高めの値は今年も変わらず。
なぜか普段は高いのに健診時にはいい結果が出る血圧はやっぱり異常なしの判定。
前々回までの結果も並んで表記されるので、術後1年で3Kg増えた体重が並ぶのをみて、さらに3Kg増えたところから横ばいな今の体重にため息が出る。
・・と思って結果を見ていると、コメントにX線撮影に関してコメントが!
あわてて見返してみると、「右肺野胸膜肥厚」で、2がついている!!
右だし違うよね、と思いつつも恐々と検索。
胸膜が厚くなる変化のことを胸膜肥厚と呼びます。古い炎症の傷跡であることが多く、殆どの場合は病気として捉える必要はないとされています。
確かに、術前のCTでは「肺・肝 intact」って書いてあったけれど、セカンドオピニオン先で「肺に炎症の跡があるね」とは言われていた。
そのこと・・?
とはいえ、その「炎症の跡」が右か左かもわからないし、主治医からは何も聞いていない。
「ほとんどの場合は」と言うことはそうではない場合もあるということ・・だよね。
今月検査結果を聞きに行くので、念のため健診結果を主治医に見てもらおうかな。
(当日、それどころではなくなる可能性もあるけど)
今まで胸部X線撮影で何かを指摘されたことはなかった。
それだけに、今回急に現れた「胸膜肥厚」の正体が気になる・・。
健診結果には「心配ありません」とも記載されているが、既往歴については伝えていなかった。健康な人の胸膜肥厚は問題じゃないのかもしれないが、肺に転移する可能性がある人の胸膜肥厚も同じ「心配ありません」なのだろうか。
健診結果に既往歴を書かれるのが嫌で、あえて問診票に書いていなかった。
でも、こんなことならば隠さずに書けばよかったのかも・・。
悪性を強く示唆する所見として、1)縦隔側や葉間を含めた肺を取り囲む全周性の胸膜肥厚、2)びまん性結節状の胸膜肥厚、3)1cm以上の胸膜肥厚、が挙げられる。
これらの所見は転移性胸膜腫瘍、悪性中皮腫ともにみられ
長崎大学放射線科の断層映像研究会会雑誌
全周性でも、結節状でも、1cm以上でもありませんように。