日暮れまではまだ時間があるので、色づき始めだという建仁寺へ。
すごい混んでいる‥と思ったら、近くのJRAから出てきた人たちだった。
今回も入ってすぐの境内案内図をみて両足院を探す。前回、2回探してうろうろしたものの、全くたどり着けなかった。
今回も、ここだと思う所を曲がってみるけれど行き止まり‥案内図の通りに歩いているはずなんだけど。
建仁寺の前にいる警備の方に聞いてみると、「え、そこ？入っていいの？？」という勝手口のような入り口から入るのだという。
狛虎！
虎みくじ！！
今回、唯一のおみくじ。
以前はおみくじには大吉しか入っていないのではないかと思っていたくらいの確率で大吉を引いていたのに、最近はすっかり縁遠い。そしてこれも罹患後からの偶然、なにかにつけて「色事・男女間」に注意される。
‥運はここから上向きになるだと思っておこう。
両足院の庭、半夏生の庭も素晴らしいとの事だけど、この日はお茶会で使用しているので拝観不可だった。御朱印は納経もしくは写経した人にしか渡していないとの事。残念だったけれど、それが正しい在り方なのかも、とも思う。
四方から見ることが出来る四面正面の禅庭、 潮音庭。苔は緑が濃くて潤っている感じ。木々は赤緑黄それぞれ変わりつつあって、庭中に色が溢れている。
〇△囗の庭。
◯は中央亀島、囗は手前井戸は予想ができたが、△はどこ？？
後で確認すると、△は井戸と反対側写真正面の砂が土手になっていてその斜線が三角形を表しているのだとか。
当日は解っていなかったので斜面になっていたのか気にも留めていなかったし、この写真では残念ながら斜面感は不明。。
今回全般に言えることだけど、事前予習しておけばもっと楽しめたんだろうなあ。
大雄苑は、中国の百丈山の眺めを表しているのだそう。
枠があると撮りたくなる！
渡り廊下の向こうの法堂には阿吽の龍。
ちょうど絵の説明をしていて面白かった！
ここに描かれている龍は全身が描かれている点、五本爪な点がとても珍しいのだそう。 右側の竜の目は立つ位置によって目で追われているように見える。この竜は生きているのですとお話しするんです、と言っていた。
竜は創造の生き物で、ひたいは駱駝🐫、耳は牛🐄、角は鹿🦌、目は鬼👹、首は蛇🐍、腹は何か実在しない生き物、鱗は鯉、手は虎🐅、爪は鷹🦅の九つの特徴を組み合わせて描いたのだとか。これを九似というらしい。
この後、閉館のアナウンスが流れるなか、ぎりぎりまで風神雷神の説明も。
左の雷神は白い象に乗った普賢菩薩を表していて、右の風神は獅子に乗った文殊菩薩を表していて、屏風の中央に座った自身を含めて成立する構図なのだそう。云々。
この説明ですごーく興味がわいた！今度は風神雷神めぐりもしてみたくなった！
建仁寺を出ると、もう日も落ちそう。もう少し日が長ければいいのにー。
急いで錦市場へ移動して、う巻を焼いてもらう。
そのあとは、こちらも今度こそ！のICHI-YAへ。
クラフトビール飲み比べと白みそおでん。
ビールのおすすめを相談したところ、全部一乗寺ブリュワリーの物じゃなかったことに気づく‥。いいの？？と聞いてみたら、今製造が少なめなのでゲストビールを大めに置いているのだそう。
とはいえ、せっかくなのでレッドエールもいただく。
先斗町豆八監修の白みそおでんはおまかせ５種盛りで。
昨日は不発だったけれど、今日は出汁がしっかり滲みていておいしいー。
たっぷり乗った九条ネギを豆乳に漬けて食べるのも♡
店員さんはめちゃくちゃクラフトビールに詳しくて話も面白いし、距離感もいい感じ。おばんざい盛り合わせもあったので、錦で買い物してちょっと休憩しにまた来たい。
途中、どうしてもカレーが食べたい気分になる。
この場所でカレーが食べたいなら先斗町薬膳カレーだよね。と向かうけれど三連休中。
もうどうしてもカレー気分から抜け出せないので、ランチで見送ったお店が祇園にもあるのでミールスを食べに行く。
メニューをみると、土日限定のビリヤニも‥最初ビリヤニを頼むけれど気が変わってやっぱりミールスに変えてもらう。快く対応してくれてありがとう！！
ラッサムがめちゃくちゃ好みだった！！おかわりできないのが残念すぎる‥。
油気が少なくてベジだったので量はしっかりあるけれど胃にこない。いい感じ。
デザートのあまーいグラブジャムンもおいしかった♡
メニューに、「アーユルヴェーダの考え方で作っている、とても甘くても沢山のハーブやスパイスが無駄な糖分を排出するようになっている」と書かれていたのを信じよう。
東寺に急ごうかと思ったけれど、ぎりぎり間に合わなさそう‥。
ちょっと疲れてきて、東寺まで行って時間が過ぎていて入れなかったらココロ折れそうだったので、駅で買い物してホテルに戻ってゆっくりお風呂に入ってストレッチ。
今日は全然寒くなかった！
