楽しみにしていた、マサラワーラー北海道ツアーの 南インドミールス 食べさせられ放題&ワークショップ!
インド料理を作るのが好きで好きで、いつも作りすぎてしまうのでもっと作りたい!だったら食べたい人を集めて食べてもらえばいいじゃん!
ということで、店は持たずにあっちこっとでインド料理を作る2人組。
ほぼ毎週、あちこちで「ミールス食べさせれ放題」というものすごく魅力的なイベントをしているそうなのだけど、海を挟むと貴重な機会。
既に満席で一縷の望みにかけてキャンセル待ちをお願いしていた。一緒に行く友人に「もう空席でなさそうだから別のお店に行こうか」と連絡したタイミングで「ラッキー、キャンセルが出ましたよ。ご都合どうですか」とうれしい連絡が来た。
もちろん行きます!
晴れて参加できることになったイベントがこれ。
7/26(金)〜28(日)
ミールス、料理教室などなど マサラワーラー北海道ツアー札幌gopのアナグラ、ニセコlalala farm、長沼shandi nivas cafe'
札幌会場に行ってきた!
gopのアナグラ
住所:札幌市西区山の手3条6丁目1-17
TEL:011-612-6208
インスタ:@gopnoanagura
札幌会場のメニューはお肉系、長沼は魚介のミールス、インドトーク付き。ニセコはベジのミールスとワークショップ。
到着すると、お店の奥にHP で見たお2人!バナナの葉風の紙がひかれた席へ。
揃うまでの間にラッサムが配られる。定刻には全員揃い、マサラワーラーの2人からご挨拶&説明、本人達曰く無駄話があり、その間冷ましてライスが適温になったところでスタート!
お皿でがばっとよそってくれる。ライスは生き物ですからねー、とバナナの葉風・インド産紙皿から盛大に溢れたり。
続いて各種ミールスの構成要素が配られる。
まだ途中。揃う前でも食べ始めてOK なのだけど、せっかくなので全品揃ったところを収めたいよね、とお腹空いたけど我慢。。
左上から時計回りに、梅のピックル(ウルガ?)、チキンカレー、人参と豆のカーラン(アヴィヤル?プリセリ?)、キャベツのトーレン(ポリヤル?)、ラッサム、マサラワダ、ココナツチャトゥニ、ほうれん草のクートゥ、ライスの上にサンバル、パパド。料理名はうろ覚え、特に人参と豆のココナツとヨーグルト和え??はメニュー名失念。。
キャベツはトーレンと言っていたように思うが、私がふっと浮かぶメニュー名だとポリヤル。サブジと言われても違和感ナシかも。似たメニューも南と北、スリランカ、ネパールと場所が変われば呼び名が変わり、同じメニュー名でも地域が変わると料理も変わる。インド料理のメニュー名って本当に難しい。。
10品、最初の配膳完了!
あとはちょっとずつ混ぜながらモリモリ食べる。基本、手食推奨で希望者にはスプーンが配られる。女性の大半はスプーンをもらっていたのだが、せっかくなのでまずは手食でチャレンジ。三口目くらいまでは薬指まで使ってしまったり第二関節上まで使ってしまったりでうまく食べられなかったが、回数ごとになんとなくそれっぽく食べられるようになる。結局最後まで手食で食べた。
最初の配膳が終わってすぐに、ライスライスライス・・まだちょっと早いかな?とおかわりを勧める声がする。続いてチッキンチッキンチッキン、キャベーツキャベーツキャベーツ、ウメーウメーウメー、ワダワダワダワダワダ、とほんとうに食べさせられ放題!
ワダは喉が詰まる感じでニガテなのだが、このマサラワダはカリカリ&ほっくりしていて美味しく、おかわりしてしまった。後で調べたら、同じワダでも豆の種類が違うらしい。ワダと聞いてイメージするふわっとしたドーナツ型のワダはアラドダールという豆で、マサラワダはチャナダルで作るのだそう。
最初はポリヤル要りますか?とよそう前に声をかけてくれていたが、毎回もらっているとそのうち気づくと新たにお皿に乗っているようになっていた。ものによって断っていた友人にはちゃんと毎回お伺いをたてていたので、好ききらいがあったり少食の人でも大丈夫。
途中よそっている雰囲気を・・と思ったら、カメラに気づいてすかさずポーズ!さすがユニット、息がぴったり。
この笑顔で勧められると、思わず食べてしまう。
途中、ヨーグルトもライスにかけてくれる。梅のピックルと混ぜると塩気と酸味がぴったりでおいしい♡
友人はごはんにヨーグルトは全くピンとこない顔で食べていたけど‥。
だいぶんお腹いっぱいになってきた後半、「ラッサムもかけるとおいしいですよ」と声を掛けられる。
「手食だとじゃばじゃばになると食べにくくて。どうやって食べるの?」と聞くと、満面の笑みで「そういう時はライスを足すと食べやすくなるから大丈夫!」と言う。
なるほど!と一瞬納得したけれど、いやいや、もうめちゃくちゃお腹いっぱいだから!
たくさん笑ってたくさん食べたー。
食べかけ。
混ぜるほどにおいしい。札幌は肉系ミールスだが、お肉はチキンのみで野菜と豆がいっぱい、ライスもパラっとお腹はいっぱいになっても胃もたれしない。
皆、お腹いーっぱいいただいて、30分程で料理は完売。ごちそうさまでした!
この後はプロジェクターでインド料理の動画や写真を見ながらゆるーいインドトーク。ふと見ると、すぐ隣には納豆キーマが人気の有名老舗カレー店のオーナーさん、お店を閉めて来ましたと笑っていた。SNSを見ると昼の部にも市内近郊のカレー屋オーナーさんが複数いらしていたよう。他のお客もほとんどが常連さんのようで、予約とれてラッキーだったと改めて喜ぶ。
最後に物販があり、上の写真左の武田さんが描いた作品集や絵葉書、ミールス談議の書籍などが並べられる。その中で、インドの神様が書かれた南インド音楽の薄い本が目にとまった。
ペン画に少しの彩色、裏面にも神様!皆で楽しそうに楽器を演奏し、周りにたくさん描かれた動物や植物が南インドの空気を感じさせる。神様たちの表情がとても好き♡
珍しくインスピレーションが働いてこれ!と即決で選ぶ。ポップにはCD 付きと書かれていたが、割引きされていたからか冊子のみ。でもやっぱりこれがいい。
写真右の鹿島さんは、古典はひかないシタール奏者なのだそう。次回(来年?)北海道に来る時際には、インドトークに加えてシタール演奏も聴けたら最高!
美味しかった&楽しかった、ごちそうさまでした!また来年、北海道(札幌)に来てくれるといいなあ。