この日は半日しかないのであまり遠くへは行けない。
南へ向かう。
行きたかった道の駅やえせや奥武島は諦めて、「百名ビーチ」へ。
みーばるビーチを超えて細い道を進むと、行き止まりになってビーチのすぐ横に出た。
砂浜を抜けてビーチに出てみると、静かで心落ち着くとても素敵なところだった。
この砂、天然の砂浜なのだそう。
同行者はここのビーチが一番気に入ったとのこと。
南よりも北の方がきれいなビーチがありそうなイメージだったのだけれど、そんなことはなかった。
次来るときはまずはここに来ようか、と話しながらのんびり。
後で知ったのだけれど、百名ビーチ周辺は創造神アマミキヨが降り立った「ヤハラヅカサ」や、琉球の稲作発祥の地「受水・走水(うさんじゅ・はいんじゅ)」などがある、神聖なところなのだそう。
後で見返していて、ヤハラヅカサなのでは?という写真があった。
着いてすぐ、海中に小さな岩があるなーと思っていたのだけど‥。
ヤハラヅカサは琉球石灰岩でつくられた石碑で、琉球王朝時代には国王や聞得大君(女神官)が王国の繁栄と五穀豊穣を祈願した最も神聖な御嶽(うたき:神聖な場所)で、今でも信仰の対象であるのだそう。
ニライカナイ(神の世界)から渡来したアマミキヨが最初に降り立った久高島が左手・東側に見えたらしい。
昨日行った浜比嘉島にはアマミキヨのお墓「アマミチュー」と琉球の創世神夫婦の夫であるシルミキヨのお墓「シルミチュー」もあった。
浜比嘉島は島全体がパワースポットとも言われているだそう。
Kaneku Beachでも静かで落ち着くところだね、と話していたけれど、百名ビーチと共通点があったみたい。
もう一つ。
撮ってすぐに見た時は、飛行機雲かな?それなら海中に突っ込んでいるよー、とか言っていたけれど、天からの光がヤハラヅカサを照らしているのかも!?と想像した1枚。
光?雲?の直下にはなにもないから偶然だろうけれど、色々と想像するのが楽しかった!
この旅行の最後は、ニライカナイ橋展望台へ。
展望台へつながる側道に入りそびれて、先に橋を渡って降りてしまった。
ぐるっと戻ってきたら、空が広かった!
ぎりぎりまで満喫したら、急いでレンタカーを戻して空港へ。
空港でビールでも飲んでお土産みようか、と話していたのにどちらも時間がなくて断念。
急いでサンドイッチとポークたまごのおにぎりとビールを買って搭乗。
最後までお天気に恵まれて、楽しい夏休みだった!
また来たい!!