鬱々とした気分のまま向かえた2.5年検査の日。
ただでさえ検査とリュープリンがある月は神経質になりがちだし、夏の通院時はMMG付き。去年、激痛だった事を思うと更に憂鬱。
なんとか元気を出そうとおいしいランチを食べに行くことにする。食べたい、と思えるってことは全然大丈夫。
元気が出るランチといえばカレー。
夏の新作が始まったばかりだということなのだけど、週末に南インドのミールス食べさせられ放題のイベントがあるので、ずっと気になりつつ行けていなかったお店へ。
ここだけ、ヨーロッパの街角みたい。ぶどうの蔓が絡んでいるのもステキ。
Bistro Pettite Region
住所：北海道札幌市白石区菊水五条3-5-11
TEL：011-595-7565
営業時間：11：30～13：30 / 17：30～21：00
定休日：月曜
平日でも賑わっているとのことだったので、開店の11：30には到着できるように病院へ向かう。ここしばらく、駐車場が空いていたので油断していたがこの日は約10台待ち。。
ようやく車を停めて歩いて向かう。
今日はようやく気温が上がって最高気温は29℃予想。お昼ごろは28℃で風もなく、もわっと暑いのでのんびり歩く。
ドアが開けっぱなしという事は店内暑いかも‥と一瞬不安になるが、涼しくてほっとする。2人組の先客が一組いるのみで、「お好きなお席へどうぞ」と案内される。
ランチは前菜とメインをそれぞれ選べるプリフィクスか固定メインのビジネスランチ。
この日のビジネスランチは、チキンのレモンクリーム煮。これもおいしそう♡
プリフィクスランチは、前菜はカリフラワーの冷製スープ・ほうれん草と鱒のキッシュ・自家製ハムとパセリのゼリー寄せ・パテカンから、メインは本日の魚・豚肉のトマト煮・定番のステーキ・ムール貝・シュークルートから１品ずつと、こちらもどれもこれもおいしそう。
壁にはデザートメニューも♡
トロピカルパルフェもラベンダーのブリュレもおいしそう。ピーチメルバもあるー！
ビジネスランチ+デザートにしようか悩んだけれど、ハムとパセリのゼリー寄せ ジャンボン・ ペルシエを食べたくて、プリフィクスにする。メインはシュークルートと悩んだが、加工肉が被るので本日の魚・あいなめのポアレを選ぶ。
大抵メインよりも前菜に心惹かれるものが多く、前菜2品とか3品のコースがあればいいのにー、といつも思う。
カリフラワーのスープ、ゼリー寄せ、キッシュにデザートとか！
ボトルに入ったお水とライ麦パンに続いて、前菜。
葉野菜の下には角切りのビーツと紫キャベツのピクルスが隠れている。右側には刻んだピクルスのソース。
見た瞬間、これを選んで良かった！と思う。
暑い日にぴったりの、酸味のある爽やかなつけあわせとひんやり滑らかなゼリー寄せ。自家製ハムは肉々しく、色々な部位が入っているようで食感も味も脂具合も様々。さっぱりしたピクルスのソースと食べるのもまたおいしいし、土臭いビーツやキャベツの酸味もよくあっていて、食べ飽きない。もっと食べたい！
食器を下げると同時に新しいカトラリーに交換、程なくしてメインが出てくる。
カリカリの皮目と、ふわっふわな身の下にはラタトゥイユとブロッコリーとキャベツ。
ソースは酸味のほとんどない軽い粒マスタードでさっぱり。くったり煮込んだ、夏野菜のラタトゥイユがまたおいしい♡
食べ終わるとおなかいっぱい。でもまだデザート食べれそう。
やっぱり気になるデザート。
内容を聞いてみると、サバランとプリン、アイスクリームは固定で他3品が季節変わりなのだそう。今日は暑いのでどれもアイスクリームが入っています、とのこと。ピーチメルバとトロピカルパルフェで揺れていたが、一瞬で終わるのはピーチメルバだと聞いて、初志貫徹・ピーチメルバをお願いする。
予想より大きい！というか豪快！
半割の大きな桃のコンポートとたっぷりと濃厚なバニラの香りのアイスクリーム、鮮やかで甘酸っぱいラズベリーソースがたっぷりかかった王道ピーチメルバ。
桃は歯ごたえもフレッシュな香りもしっかり残っていて、ほとんど生のようにみずみずしい。とろっと甘酸っぱくて、うっとり♡
この後、エスプレッソが出て、もう幸せいっぱい♡♡
同じタイミングで3組5人、少し後に1人客２組で空いてはいたが、食べるペースを見ながら準備をしてくれている。料理もコーヒーも、待たせることなく追われることなく、心地よいタイミングで出てくる。
デザートを食べるならビジネスランチとの組み合わせでもいいかも。でも前菜美味しそうなものばかり。寒くなったらムール貝とフリットのメインもぜひ食べたいー。
日曜もランチ可（ということは多分土曜も可？）のようなので、何人かで色々頼んでみるのもいいかも。
行きたいカレー屋さんもあるし、このお店の他のメニューも食べたいし。
憂鬱な通院でも、また楽しみが増えてよかった！
