漢方内科で3項目測定の内分泌。
急にちゃんと閉経後の基準値に収まっているのかどうか不安になる。
ところでいくつになっていれば安心なのだろう。ゼロ??
参照:検査項目スピード検索|sysmex
E2(エストラジオール・非妊婦)基準値:
卵胞期前期25~85
卵胞期後期25~350
排卵期50~550
黄体期45~300
閉経後21以下
まれなホルモン産生腫瘍のある場合を除き,E2は基本的に卵巣により産生されると考えてよいため,卵胞発育と顆粒膜細胞のステロイド産生能,すなわち無月経・無排卵症例を含む各症例における卵巣機能を直接反映する指標となる.
なお,排卵の有無など卵巣機能の評価のためには,併せて血中プロゲステロン測定が必要である.無月経などの原因究明には,GnRHテスト,加えて,染色体検査,腹腔鏡検査などを必要とすることもある.エストロゲン産生腫瘍では血中FSH測定も有用である.
FSH(卵胞刺激ホルモン)基準値:
卵胞期3.0~14.7
排卵期3.2~16.7
黄体期1.5~8.5
閉経後157.8以下
LH(黄体形成ホルモン)基準値:
卵胞期1.8~10.2
排卵期2.2~88.3
黄体期1.1~14.2
閉経後5.7~64.3
LH,FSHは,男女性機能の中心をなす精巣および卵巣を調節する下垂体ホルモンである.したがって,男性では精巣機能障害の診断に,女性では排卵障害の診断に用いられる.
LH,FSHの測定意義は,下垂体のこれらゴナドトロピンの産生分泌能を知るのみならず,視床下部LH-RHの分泌能,さらに卵巣・精巣の機能をも知ることにある.
なお通常は,テストステロン,エストロゲンなどの性ステロイドや負荷テストGn-RHテストなどと組み合わせて測定される
E2は半年毎の血液検査でチェックしてもらっているので大丈夫だと思うけど、LHとFSHの測定は初めてなんじゃないかと思う。
ただ、毎回請求項目には載っているのに、なぜか血液検査結果にE2の値は記載されていない。なので、ホルモン療法前もリュープリン後も、自分のE2の値を知らない。
この二つを測る意味はなんだろう??E2が出ていなければそれでいいのでは??
治療薬の選択をするために閉経かを判断する際、タモキシフェンを飲んでいる間は正しい数値が出ないというのを見た。
また、LH&FSHが卵巣を刺激してE2を分泌させるが、LHは排卵した卵胞が黄体形成すると上昇するので、卵巣機能があって閉経前でも数値が上がらないこともあるそう。
LHとFSHは、不妊の相談で数値を参考にするようなので項目に入れたのだろうか。
別サイトで見た理由。
身体が女性ホルモンを欲しがっているかの程度を表す【卵胞刺激ホルモン:FSH】が上昇傾向を示します。FSHの上昇は閉経に先立つ数年前から見られる事もあり、更年期障害の傾向を最も早期に診断する事が出来るマーカーのひとつです。
次いで【卵胞ホルモン(エストラジオール):E2】の低下や【黄体ホルモン:LH】の上昇が見られると閉経傾向が確定的となります。更年期障害の程度は、ホルモンの動向だけではなく、身体的・精神的な様々な因子が複雑に関与しますが、ホルモン値によって更年期障害の程度を大まかに推測する事が可能です。エストラジオールが30以下、FSHが50以上の両方を満たしているものは、平均より高度(重度)の更年期障害である可能性が高いと推測します。また、LHの上昇は女性ホルモンの低下傾向が不可逆的である事を示し、閉経傾向にある事を推測させます。
E2が低くても、カラダがE2を求めていなければ不調は軽微だという事らしい。そのE2の求め具合を表すのがFSHなのだそう。
とりあえず2週間後。(もうあと1週間だけど)