中国茶用に、数年来探していた台湾花布(客家花布)柄の茶こし付マグカップ。
茶こしつきマグカップ 1個(陶器/赤・青の2色)と烏龍茶(凍頂四季春茶)のセットがカルディで限定発売だという。
台北では迪化街にある永楽布業商場という市場に花布が豊富にあると調べて行ってみたが、あったのは布製品ばかりだった。
茶器屋さんにも行ってみたが、花布柄は見つからず。雑貨屋さんやお土産屋にもあるというが、ちっとも見つからない。
次に高雄・台南に行った際にも探したけれど、このときは蓋碗しか見つからなかった。蓋碗はデザインは素敵なのだけど、お茶を入れると薄くて熱い‥。私の普段使いには気楽に使える茶漉し付マグがよいと見送っていた。
この急須セットは台北で見つけたお気に入り。色合いも、コロンとした形にまるい持ち手のフォルムが好みなうえに、注ぎ口がハート型なのに一目ぼれ♡
青で書かれているのは水草に赤い金魚の柄もかわいい!と思ったのだが、あとでよくよく見てみると金魚ではなく鯉だったけれど。
お気に入りとはいえ、普段の1人分中国茶を入れるには茶碗が小さいしちょっと面倒だ。ゆっくりおしゃべりしながらお茶をのむ時に使うにはいい感じなので実家で使うように置いてきている。自宅では結局便利な茶漉しがセットのガラスカップを使ってるが、台湾花布柄を見てしまうとやっぱりほしくなるー。
4月1日に発売だったようで、私が気付いたのは2日の午前中。その時点でオンラインストアは売り切れ。急いで最寄りのカルディへ向かう。
レジで尋ねると「あ、もう売切れちゃったんですよ‥」と、今日何度も答えたであろう即答が返ってきた。地方都市の、しかも中心部から離れた店舗でも売り切れとは。
やっぱりそうですよねー‥というと、在庫を持っている店舗を探してくれるという。ややしばらくして、ようやく見つけたとのこと!
限定品なので基本取り置きはしないという事だが、名前と連絡先を聞いてくれたので期待を込めて郊外店舗へ向かう。
元々はピンクか水色が欲しかったのだが、今回は赤と青。
www.kaldi.co.jp写真を見るとどちらもかわいいー。道中さんざん迷って青に決める。
ちょっと小さめのサイズも台湾花柄の色も柄も、全てが好み。所々に転がるぱんだも♡
もう、なんて思い通りのマグカップなのー♡♡
台湾旅行の度についつい買ってしまう茶葉が残り気味なのが気になっていたので、これで会社でも飲める。
あんまりかわいいので別の向きからも。
座ったぱんだと鳳凰。(孔雀かも?)あーかわいい。
セットになっていた「凍頂四季春茶」というお茶は今回初めて飲んだ。
新しい品種のお茶だそうで、自然交配で発生した凍頂烏龍茶などとは異なる茶樹の葉でつくる半発酵茶。比較的標高が低く、機械化が進んだ大規模茶園で作られることが多いので、お手頃価格なものが多いそう。
名前の由来は「年中が春」。
一般的には春が台湾茶の収穫時期だけど、四季花茶は春夏秋冬年中収穫でき、しかもいつ摘んでも美味いので「年中が春」という意味を込めて四季春茶と名付けられたのだそう。なんだかすてき。
「蘭の花のような華やかで甘い香り、爽やかで透明感のある味わいと金萓茶を連想させる甘み」で、凍頂烏龍茶と人気を二分するのだそう。
さっそく花布ぱんだマグで飲んでみる。
普段飲んでいる、すっきりした凍頂烏龍茶や、「ミルクの香り」と表現される柔らかな金萓茶の甘さとは違った、確かに花のような香りが鼻の奥に抜ける。味は香りからイメージする程強くなくて飲みやすい。
ナチュラルローソンではペットボトルで売っていた。
そういえば一時、セブンイレブンで凍頂烏龍茶のボトルが売っていて、とっても好きだったのだけどあっという間に消えてしまった。
おいしいのだけどなあ‥。
形状の違いなのか、今まで使っていたガラスカップでは香りが弱く感じていた金萓茶も、花布ぱんだマグで入れるとしっかり香りがして美味しく飲める。
しばらく台湾茶を飲む日が続きそう。
散々探しても見つけられなかったカップを作ってくれてありがとう!