My life! after diagnosed with BC

1.5年検査 余談:リュープリンのこと

半年に1回の検査がある通院時はLEU注射もすることになった。(覚えやすい♡)

去年の今頃、イヤイヤ期の子供のように治療の何もかもが嫌だったころ、ZOLの針跡が残るのが嫌!!!と訴えた。それもあってLEUに代えてもらったのだが、結果的に私はZOLよりもLEUに代えてもらってとてもよかった。

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左がLEUで右がZOL。構造は結構違うのね。


良かったこと①:跡が残らない

針の太さ故と思って針が細いLEUに代えてもらったが、3回のLEUの跡は全く分からない。ZOLの針跡はなかなか消えずに、今でも1か所残っている。
ZOLは16Gで1.65mm。LEUは23Gで0.6mm。一般的な採血針は21-23G程度、輸血のときでも18-20Gが一般的なので16Gは結構太い。(怖くて目を閉じているので、見たことはない)

良かったこと②:6ヶ月製剤がある
若干イレギュラー処理のようだが、施設で採用されているのならばお願いしますと通常の12週製剤からPRO22.5mgという24週製剤にしてもらっている。痛いのも刺されるのも結構なストレスなので、回数が少ない程ありがたい。

副作用に関して:
私は今のところ特に気にならない。5%以上に発生する副作用として、

 

火照り、熱感、逆上せ、肩こり、頭痛、不眠、眩暈、発汗、関節痛、骨疼痛、LDH上昇、注射部位反応、盗汗、倦怠感、胃部不快感、嘔気、下痢便秘、腹痛、乳房腫脹、筋痛、不眠、性欲減退、陰部不快感・乾燥・瘙痒・出血、夜間頻尿、脱力感、悪寒、皮膚湿潤、発赤、瘙痒感、皮膚落屑、睾丸痛、性的不能、記憶障害

もう、ありとあらゆる不定愁訴的症状が書かれている。
ほてり・発汗・関節痛・瘙痒など、一部は確かに起こっているが、関節痛以外はZOLを打つ前から起きていたので、LEUだからというよりも人工更年期かTAMの影響だと思っている。
気になっていた注射部位反応は全くなし。硬結が起きたらZOLと同じだなぁと思っていたが、ZOLのときはおなかを指でなぞると薬が入っていることがはっきりわかり、それも自分の病気を思い知らされてストレスだったがLEUではそれもない。

痛さ具合:
私は打つ時の痛さも、しばらく続く痛さもZOLはほとんどなかった。針が太いと先に書いたが、ばちんと衝撃があるので痛いような気分にはなるが、実際の痛さはほぼ感じなかった。帰ってからの痛さも翌日には消えていた。
対してLEUは打つ時も、打ち終わって数日間は痛みが残る。(私は)一瞬で打ち終わるZOLに比べて、時間をかけて薬を注入するのでその間じわじわと痛い。打ち終わった後は数日(4-5日程度)は触ると内出血跡のような痛みを感じる。ストッキングやデニム、ウエストがきつめな服など、強く注射部位に当たるものはしばらくムリ。なので、痛みに関してはZOLの方が楽。

結論:痛いことを差し引いても私はLEUがいい。


私にとってはいいことづくめなのだが、以前化療室の看護師の噂話が筒抜けだったように私がかかる施設ではイレギュラー扱いだ。
どうして一般的な選択肢に入ってこないのだろう。ZOLの方が先に適応があってデータが多いというのは聞いたことがある。3か月に1回通院するのだから都度注射の方が忘れにくいから?小出しに注射する方が病院の収入になるから??化療室で打つだけあって注射加算もできるから???化療室の稼働率を上げるため????とつい穿った想像をしてしまう。捻くれすぎ?

 

そんなLEUの注射代、帰ってから明細を見てみると安くなっていた。薬価改定でチェックしてはいたが、ありがたい♡


私はわがままを言って6ヶ月製剤で打ってもらっているので、10241点から9431点。

3割負担で¥30,723から¥28,293と¥2,430安くなった。6ヶ月で¥28,293なので1月あたり¥4,715と当初思っていたよりもずーーっと安く治療できている。TAM や漢方、ジェイゾロフトを足しても許容範囲内に収まっている。
薬価改定や国民健康保険に心から感謝。

 


リュープリン6ヶ月製剤は、私にとってカラダにもココロにも、お財布にも優しい