My life! after diagnosed with BC

インプラント入替Day6:ドレーンも糸も抜ける

朝までよく眠れた!と言っても夜中に目は覚めてデイルームで1時間くらい時間をつぶしたけれど、朝まで眠れなくて辛い、という事はなかった。ようやく、だけど今日が最終日。

自衛策としてここ数日イヤホンで音楽をかけたまま寝ていた。お向かいのおばあちゃんが、昨日の夜は嘔吐でうるさかったでしょ、ごめんね、と言われる。全く気付かなかった‥。そして空いたベッドにきた患者さんは主治医先生の患者らしく、様子を見に来ていた。聞こえてくる話し声や話し方はまだまだ若い感じ。でも昨晩緊急入院だったらしい。画像検査と血液検査をして明日から化学療法しましょう、と言っている。
当たり前だけれど、平然と、落ち着いて、私に薬や検査のことを話すのと同じトーンで。初回の入院前検査の時、心電図の別のベッドに緊急で主治医先生が呼ばれていたことがあった。ものすごく苦しそうな呼吸が聞こえてくるのに、平然と検査や専門医の手配をしている先生の声が聞こえてきて不思議な感覚になったことを思い出した。

再発に関して自分に置き換えてどうこう、という感覚はないがそれでもやっぱり初期治療ちゃんとやろうと思った。やったから、やっていないから、やったけれど、やっていなくても、のどれになるかは分からなくてもできる事はやっておこう。

この部屋に移ってから、聞くつもりがなくても周りの状況が耳に入ってくる。家族がずっと来ないとか、もう何日も排便がないとか、昨日よりも水が溜まっているとか。大部屋ってプライバシーなしなのね、という事にも驚く。

その後、外来に呼ばれて抜糸とドレーンを抜く。いつでも退院できるけどどうする?と聞かれる。じゃあ明日でお願いします、ということで予定通り明日退院決定。
病棟は急な退院なので概算が間に合わないと言い出す。入院時にもらった(病棟が用意した)説明書にも明日が退院日予定と書いてあるし、平日なのに間に合わない事もないのでは。やっぱりこの病棟、申し送りができていないのでは?と思ってしまう。

ドレーンを抜くとき、テープを剥がすのが痛くて体が逃げたのだけど、やっぱり淡々としていて問題にならない痛みとか不快感には興味なし、な感じ。もうなんだか形成先生らしくてよしと思い始める。

これが最後の入院になるはず。お世話になりました。


病院食のドライカレーがおいしいという話を聞いていたが私が食べられたのは残念ながら普通のカレーだった。そして夕食は退院のお祝い・・ではなくて敬老の日でお赤飯。
病院食も食べ納め。1月には食べるものがないのではないかと心配して入院したけれど、前回も今回も毎食暖かくて概ねおいしい食事だった。ごちそうさまでした。

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