My life! after diagnosed with BC

2019-2020 年越訪星♡リトルインディアでアーユルヴェーダ

今年の年越しはシンガポールにしようと計画中。

mylifeafterbc.hatenablog.com

リトルインディアでミールス食べよう、ドーサも食べよう、ヒマラヤ歯磨き粉(大好き)を買おう、Jodhaa Akbar の英語字幕付きDVDはあるかな、お寺も行こう‥と計画していて、ふと気づく。

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南インドの食べ物、ミールスやドーサを食べられるお店がたくさんあるみたい。南インドの食事がたくさんあるという事は、南インド出身の人が多いのかも。
じゃあ、アーユルヴェーダ診療所が生活の一部としてあるのでは‥?

あったー!

ayurvedasg.com 
webサイトを見てみると、知らない施術がずらっと並んでいる。アーユルヴェーダドクターも在籍していて、簡単な診察の後にお勧めの施術を紹介してくれるらしい。

アーユルヴェーダは5000年間継承されてきた伝統医療であり、国家資格もありWHOにも認可された医療。学問として確立されているし、民間療法やリラクゼーション目的のマッサージとはちょっと異なる。
それだけに、アーユルヴェーダと西洋医学では病気の概念や考え方に違いがあるかもしれない。持病がある身としては、場所が変われば「治療」となる施術を勧められるまま受けるのはやっぱり心配。

エストロゲンを増やすとか血圧を上げる効果があると困る‥言葉の壁もあるし、どんな仕組みでどんな効果が見込めるのか、事前にわかる範囲で内容を把握したい。

内容と何に効果があるのかが書いてあるので、興味があるものには◎、気になるのは〇、そうでもないのは△、明らかにダメそうなのは✖️をつけてみる。
どうせなら、ヨガの先生のところにない施術を受けててみたいので、先生のサロンにあるメニューは次点として△にする。

Abhyangam(アヴィヤンガ)△
ハーブオイルで頭、首、耳、肩、胸、背中、肩からつま先までマッサージ
・最も一般的なアーユルヴェーダ療法の1つ
・体を若返らせ、体格を維持
・食欲改善
・ストレス低減
・身体の免疫力を高める

Elakizhi(エラキリ)〇
キリを薬用オイルで温めて、全身、首、肩、手、背中を軽く叩くようにマッサージ
※キリはハーブを詰めて布でくるんだボール状の物
・関節炎、筋肉痛、局所的な外傷や障害の痛みを和げる
血行促進、発汗促進→皮膚から老廃物を除去する
・肌の調子を整える、リラックス効果

Herbal Steam Bath △
薬用植物の葉の蒸気で行うハーブ蒸し
・体から不純物を洗い流す
・肥満や過剰な脂肪を減らす
・皮膚疾患の治療

Kativasthi(カティバスティ)〇
腰にひよこ豆ペースト(小麦粉?)で土手をつくり、暖かいオイルを満たす。腰や脊髄から吸収できる
腰痛椎間板ヘルニア骨粗鬆症坐骨神経痛に対する優れた治療
過敏性腸症候群改善
子宮内膜症改善
・尿路障害、月経障害の改善

Nasyam(ナスヤ)◎
肩から上のマッサージで発汗を促し、鼻、首、肩、手のひら、足の周りの軽いマッサージとオイルやハーブ薬を鼻孔に注いで口から吐き出し煙で浄化する、点鼻浄化療法。
※パンチャカルマの1つ、鼻は脳や意識の入り口とされる
・頭痛改善、頭がすっきりする
・鼻炎や気管支系などの病気や老化を防ぐ
カパによる病気に効果的

Netra Tharpanam(ネトラタルパナ)〇
目の周りを囲むひよこ豆のペーストの土手に温めた生薬入りのギーを満たし、眼球全体にギーを染み渡らせる
※Tarpanamは浸す
・目と周囲の組織を若返らせるリラックスした目の治療
・目の緊張、疲労、痛み、乾き、痛みの改善
・特に眼鏡を使用したりPC作業する人に推奨

Njavarakizhi(ナバラキリ)◎
加熱したナバラライスを詰めたキリを温かい牛乳とハーブに漬けて行うマッサージ
ナバラライスはアーユルヴェーダ他の為の薬用赤米
・肌につやを与える
・肌を通して全身に栄養を与えることでさまざまな病気を治療する優れた治療法
高血圧、高コレステロールリューマチに効果

Pizhichil(ピリチリ)◎
温かい薬用オイルに浸したリネンで軽い圧力でゆっくりと行う、頭と身体のマッサージ
※大量のオイルを使うのでもっとも贅沢なオイルトリートメント
・深層部の老廃物に働きかけ、毒素を排出して全身を若返らせる
・病気予防、免疫システム改善
→生命に活力と健康を与える(アーユルヴェーダっぽい!)
・リウマチ性疾患、血圧、関節の痛み、糖尿病の治療

Podikizhi(ポディキリ)△
温めた12種類のハーブの根から作る薬用パウダーを詰めたリネンバッグ(キリ)を全身に押し当てるマッサージ
・冷えの改善
・関節痛および筋肉痛の緩和

Shirodhara(シロダラ)△
頭と体に薬用オイル(牛乳または他の物質とハーブの配合物)を塗布し、オイルが額全体に連続的かつ穏やかに流れるようにする
※Sirodharaは額に液体を流すこと
・神経系を刺激するストレスと緊張のためのマッサージ療法
不眠症片頭痛、頭痛、不安、恐怖、めまい、うつ病、神経緊張の緩和に効果

Shirovasti(シロバスティ)〇
頭に革製のキャップを練った小麦粉で留め、温かい薬用オイルを頭全体に注ぐ
※シロは頭、バスティは液体を一時的に溜めておくもの
・神経関連の問題に対する優れた治療
・ヴァータによる疾患に効果的
片頭痛、難聴、脳神経に影響を与える病気、顔面神経麻痺、狂気、頭と目の病気、慢性風邪、副鼻腔炎、リウマチ、関節炎、膿瘍、傷などに効果的

Takradhara(タクラダーラ)〇
額にバターミルクを継続的に垂らす、シロダラのバターミルク
※パンチャカルマ後の栄養補給?
・身体の熱をさます
・ストレス軽減、リラックス
・頭痛改善
・抜け毛、フケ改善
・睡眠の問題を改善

Thalam(タラム)△
薬用オイルとパウダーで作ったペーストを頭頂部のみに塗り、20分間放置
・耳、鼻、喉の通路(スロータス?)を通す
・脳に栄養を与え、精神的な緊張や頭痛を和らげる→頭痛、不眠症などの緩和

Thalapothichil(タラポチチル)✕
ハーブオイルでの頭のマッサージと頭全体にハーブペーストを45分間塗布
・体温を下げる
・健全な睡眠を促進
・頭皮や髪の問題解決(脱毛、ふけ、白髪)
低血圧(BP)によい
・慢性副鼻腔炎によい

Udwarthanam(ウドワルタナム)◎
薬用オイルとハーブパウダーのボディスクラブ、揉むのではなく肌を擦る
※ウドワルタナムは「上げる・持ち上げる」、 身体のコンディションを限界を超えて向上させる
・健康・美容効果が期待できる
セルライトを減らす
・血液循環を活性化
・体内の脂肪沈着物を破壊し、体重減少につながる
・肌の輝きを改善

こうしてみると、どうしてもこれを改善したい!という症状はそこまでないのかも。私は何処かにトラブルがある訳ではないのかも、なんならとっても健康なのでは、という気になる。

とはいえ、せっかくの機会。スリランカでは手の骨にヒビ&靭帯が切れていて手術前だったので断られ、インドではインプラントの入れ替えた違和感やメンタルの不調もあってヒトにカラダを触られる気分ではなかった。せっかく本場に行ったのにアーユルヴェーダを体験するチャンスを逃していた。 
日本で受けたことがあるのは、アヴィヤンガとシロダーラ、それぞれ最後はスチーマバスを組み合わせてしっかり発汗して終わる。ここでは基本はアヴィヤンガらしく、アヴィヤンガにもう一つ組み合わせたメニューが多く並んでいる。

普段受けられない施術で、血圧改善・コレステロールを下げるUdwarthanam(ウドワルタナム)、肥満解消・頭がスッキリするというNasyam(ナスヤ)、材料が手に入りにくく準備に時間がかかるというNjavarakizhi(ナバラキリ)、オイルたっぷりで贅沢なPizhichil(ピリチリ)が気になるー。

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キバ折れてる‥てろんとしているけど、ガネーシャなの??


ドーシャや持病に明らかに向いていなさそう、若しくはこれは向いていそうという施術があるかどうか、今度ヨガの時に聞いてみようと思う。

AYUSH AYURVEDIC PTE.LTD.
住所:146 Race Course Rd.
営業時間:月~日 9:00-21:00
電話番号:+65-6398-0415

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画像よりも血液よりも尿?

以前から実用化が待ち遠しい!と言われていた、線虫によるスクリーニング検査が実用間近、という記事を見た。

2019年8月時点で胃・大腸・肺・乳・子宮の5大がん、膵臓・肝臓・前立腺・子宮・食道・卵巣・胆管・胆のう・口腔・咽頭・膀胱の15種類のがんに反応することを確認済み、2020年1月には「N-NOSE」国内実用化、2022年には遺伝子組み換え線虫での「がん種特定検査」の開始を目指しているそう。

線虫 C. elegansは土壌などに生息する微小生物で、視覚聴覚がないからなのか、イヌの1.5倍感度の優れた嗅覚を持っている。
N-NOSE検査は線虫が、尿に含まれる特有のにおいによってがん患者の尿には誘引行動、健常者の尿には忌避行動を示すことを利用いたスクリーニング検査となる。
的中率は約85%、特にステージ0~1の患者を87%(n=1400)で判定したのだそう。

スクリーニングという意味ではリキッドバイオプシーよりもさらに利がありそう、被ばくもしないし痛くないし、しかも安くてとっても患者フレンドリーな検査に聞こえる。今は含まれていない骨やリンパ節も将来的には分かるようになるかもしれない。
いつ数値が動くのかよくわからない腫瘍マーカーでの定期検診(私は半年に一度の血液検査にマーカーが入っている)の代わりのスクリーニングとしては最適なのでは?と思った。

私が通う病院ではリードタイムバイアスの考え方から、症状がない状態での積極的な画像診断はしないと言い(対側のマンモとインプラントチェックとして再建側のエコーはする)、再発に関連する検査は視触診と半年ごとのマーカー3種だけ。(マーカーはTAMの副作用チェックの生化学検査とエストロゲン値のおまけっぽい感じ)

CTとかPETをやらない事には納得しているし、(エコーは年1回なのを半年ごとに増やしてもらっているけれど)年1のマンモと年2のエコーがちょうど良いと思っている。
生化学検査もTAMで肝臓とかに負担がかかっていないか重篤な副作用がないのか診てもらえているという事で納得だけど、マーカーは??

断る理由もないし、先生が要るというなら‥という程度だけど、やっぱり再発の心配をするんだなぁ‥と検査結果のマーカー欄を見る度に思い知らされる。

早期に再発をみつけても延命効果は同じだから積極的な(画像)検査は不要、というリードタイム・バイアス(lead time bias)の考え方を持ち出されてしまうと、そもそもマーカーも不要になってしまう気がするのだけれど、どういう考え方なのだろう??
マーカー不要とかCTやPETをやりたいという事ではなく、単に理由を知りたいだけ。生化学のついでに1本多く採血するだけで安心できるのだからいいのだけど。

過剰診断で、精神的苦痛につながるから症状が出るまで知りたくないという人もいるだろうけれど、再発の心配が心のどこかにあって、不安から解放されない人も少なくないのではないかと思う。
普段は忘れていても、何かを目にしたり聞いたりしてふと思い出す。
早期発見が生存期間を延ばす有効な治療に結びつくのかどうかはよくわからないけれど、素人目には骨折してから治療するよりは早めに補強した方がQOLの改善には結びつきそうな気がするのだけどなあ。

今は薬の種類や組み合わせもどんどん増えている。薬を替えて効果が出るのであれば、症状が出たり目に見えるくらい放っておくよりも早くスイッチしてみた方が絶対よい気がする。〇〇抵抗性でも××は効果があるのかもしれないのだし。TAMが効かなくてもアロマターゼ阻害剤は効くのかもしれないのだし。

どうせマンモだエコーだマーカーだと検査するなら、高感度で痛くない方を選びたい。
発症率が上がっている対側だって、ゼロで見つかるかもしれないのだし、子宮体がんだって痛くない検査でスクリーニングできるならその方がいい。(私はやっていないけど)
個人的には「乳がん罹患者は大腸がん罹患率が上がる」というのがちょっと気になっている。(ソースを見失ったので勘違いかもしれない)
当時はかなりの若年として数十年前に偶然にも私と同じ年齢で罹患していた叔母は、その後ずいぶん経ってからだが大腸がんにも罹患したことが更に不安にさせる。場所にもよるのだろうが、早く見つけた方が明らかにQOLは保たれると思うのだけど‥。
母方には他にも乳がん罹患者がいるので、結局BRACC検査はしていないけれど全く気にならないかと言われるとそうでもない。だから進行が急激で早期発見が難しいと説明された卵巣もこれでチェックできるならありがたい。

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患者としてはいいことづくめに聞こえるが、これが実用化してしまうとマンモやPETの需要が急激に減りそう。数億の装置だし、検査技師の需要も減ってしまうだろうし。

未罹患者の健康診断に使う、再発のチェックに使う、どちらにしても良い事しか聞こえてこないけれど、この検査にも欠点はあるのかな?
これといった問題がないのであれば、医療費削減と利権のどちらを採るか‥?

 

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先日、すごーく久しぶりに見かけた虹!半分だけでもうれしい気分♡

 

 

ホットフラッシュにはシャバーサナ

10月になって、すっかり涼しいのにまた暑い。

至福のシタールコンサートの日も、残念ながらホットフラッシュが酷かった。ゆったりリラックスして副交感神経優位なはずなのに、ふとジリジリ暑くなって脂汗が滲む。気にしないようにしても暑さと不快感に意識が持っていかれて、イライラそわそわして落ち着かなくなってしまう。

翌日はよく晴れた夏日に外にいたのでやっぱり暑くて落ち着かなかった。せっかく楽しい時間を過ごしているのに気もそぞろになってしまう。

数日前までは全然気にならなくなっていて、真夏が過ぎて楽になったと思っていたのに。つかの間の喜びだったらしく、めっきりまた調子が悪い。

ホットフラッシュが起きた時の最近の対処法。

・扇風機をつける(エアコンをつける)
・着ているものをどんどん脱ぐ、靴下パンストは最優先
・レスキューで黄連解毒湯をのむ
・シャバーサナで深呼吸(文字にするとシャヴァ+アーサナだった!なるほど!!)

もう、暑いときは気温を気にせず扇風機をつけて薄着で過ごす。朝晩はすっかり寒いけれど窓も開けっ放しで寝ている。ベッドにしっかり掛け布団を用意しておいて、寒くなったら包まればいい。起きている時は脱ぐ。家にいる時は夏と同じくキャミにリラコで過ごしている。。頭寒足熱というけれど、冷え性改善して以降は足元がむしろ暑いー。

先ずは物理的に温度を下げる。それが出来ない時や効果が足りない時は漢方に頼ってしまう。朝晩の加味逍遙散で概ね落ち着いていると思っていたけれど、レスキューで飲む黄連解毒湯はいざという時すっと暑さが収まる。プラセボ効果だろうが、とりあえず落ち着くので出先で急に暑くて暑くて…という時の為に必須。

でも、一番効果があるのはシャバーサナ+深呼吸。これが不思議と効果抜群で、姿勢を整えて目を閉じて数呼吸するとウソのように楽になる。気持ちも暑さも汗も落ち着いて、なんで暑かったのだろう?というくらいすっと楽になる。仰向けになるので、低い位置になるから温度が低いのもある??いや、そんなに違わない?

ただ、まだ上手くコントロールできないからか、完全に手足を伸ばしてしっかりシャバーサナの体勢にならないと効果がない。スペースが足りなくて膝を立てていたり、手をお腹に重ねていたりすると全然涼しくなれない。

とりあえず、しっかりリラックスして副交感神経優位になれば楽になれるということはわかった。じゃあ、座っていても立っていても切り替えられる秘訣はないのだろうかのかと模索中。。

体勢よりも呼吸が大事そうなので、吸うより吐くを意識して深呼吸はするけれど、それだけではまだ足りない。どんな体勢でもすぐ出来そうな手のツボはどうだろうか。

最近気付いたのだけれど、「ホルモンバランスを整える」というのは、私の場合はそもそもホルモンは出ないようにしているのだし、なんならエストロゲンが増えたら困る。さらには、ホルモンバランスを整えようとして、薬で出ないようにしているエストロゲンを出そうとしたら余計に脳に混乱を招かないだろうか。。なので、ツボでもヨガでもマッサージでも、副交感神経を優位にしてリラックスできるような内容が適しているのではないかと思うのだけど、どうなんだろう。

ツボでいえば、手の親指と人差し指の間辺りの合谷(ごうこく)とか、爪の付け根の井穴(せいけつ)は副交感神経を優位にしてリラックスできるらしく、いつでも押しやすそう。合谷は汗を抑え、爪の根元の中でも特に小指の薬指サイドの少衝(しょうしょう)は気持ちを落ち着かせてのぼせを抑えるとのこと。逆に、薬指の井穴は交感神経を優位にするそうなので会議中とか運転中とか眠気覚しに良いらしい。間違わないようにしないと。。

座ったままでも副交感神経スイッチ入れられるようになれたら、ホットフラッシュが起きてもコントロールが楽になれそうなんだけどなー。

 

というのも、週末の東京の予報を見ると31℃って…

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10月なのに暑すぎる。

予報が晴れなのは嬉しいし、行くのは楽しみなんだけど戦々恐々。

2019-2020 年越訪星♡今からワクワク

今年の年越しはシンガポールにしようと計画中。

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近いし暖かいし、カウントダウンは華やかそうだし食事は美味しいし。随分前とはいえ、一度行ったことがあるのでなんとなく勝手がわかって、両親と一緒でもある程度安心できる。友達や1人の時、母と2人旅とは違い、父母一緒の時はちょっと気を使う。でも、シンガポールなら大丈夫そう。

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特に年始には、旅先でも地元のお寺(?)に初詣というか行ってみるようにしているのだけど、仏教、ヒンズー、モスクもあって楽しみ。ヒンズー寺院では毎日のプージャも見学させてもらえるのだそう。

前回行った時は全然興味なかったリトルインディアだけど、ヨガ・アーユルヴェーダのおかげで今回はとっても楽しみ。何食べようかとか、アーユルヴェーダ歯磨き粉や石鹸買おうとか。

 

食事の候補もたくさんありすぎで悩む〜。

食べたいのは、

ミールス
・ドーサ
ビリヤニ
・マサラスナックとクラブジャムン
・ペッパークラブ(チリよりペッパーが好き♡)
海南鶏飯
・クレイポットライス(ぼうちゃいふぁん)
・ワゴン飲茶
おかゆ
・ペーパーチキン
・ドライの雲呑麺
・肉骨茶(黒白両方!)
・海鮮鍋?火鍋?なにか鍋もの
・サテとビール
・ナシレマ

香港で食べたいなー、と思っていたものも色々食べられそう。

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一人旅ではないのでホーカーとかでシェアして食べれば種類を食べられそうで、一層わくわく。

何と何を組み合わせようか、これを食べるにはどこに行こうかとか、厳選中!
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秋の夜長にガラスのピラミッドでシタールを

とーっても楽しみにしていた、シタールのコンサート。

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会場はモエレにある、イサムノグチデザインのガラスのピラミッド。「HIDAMRI」という名称があったのを初めて知った。全面ガラス張りのピラミッドはモエレのランドマーク的存在。日中は季節の風景がガラスに映り、夜には建物自体がキラキラと浮かび上がる。

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このガラスのピラミッドの天蓋の真下で演奏されるシタールを聴く。

この場所で聞くシタールの音色は、ガラスのピラミッドの特徴である長い残響音にとても良く合い、セラピー効果の高い倍音のヴァイブレーションをより深く体感できることと思います。
この素敵な会場で、多くの方にシタールの生音を聴いていただける事を楽しみにしております。

シタール北インドの弦楽器。インドの楽器なので瞑想やヨガとのつながりも深そう。今回も、音ヨガ・聴く瞑想として紹介されている。
音ヨガは、音の波のバイブレーションを感じて一体感を体験するヨガで「ナーダヨガ」というのだそう。

シタールの音色の特徴は「倍音」。
倍音は覚醒している脳波、β波からリラックスしているときのα波に導くことがというデータがあり、ストレス解消とリラクゼーション効果があるのだという。シンギングボウルの「空気が動いている!」という感覚も倍音効果なのだそう。

ヨガマットやラグを持ち込んで、ブランケットをかけて、寝転んで聴くのがお勧め、というゆるゆるとしたコンサート。難しいことは抜きに、生のシタールを聴くのは初めてで、さらにガラスのピラミッド内は音がとてもよく反響するということでとっても楽しみ♡

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開場は日暮れの1時間後。外で日没の雰囲気を楽しむことにする。

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日が沈む頃には人も少なくなって、綺麗に刈られた芝で久し振りに地面に寝転ぶ感覚も楽しむ。ひんやりした弾力のある芝の上、余計な音が聞こえない中で暗くなる前の空を見ていると、非日常感に一瞬混乱する。

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演奏される曲は、当日決まるので何が聞けるのかわからない。
北インド古典音楽は「春」「雨」「夜明け」「月」などのメロディがあり、季節や時間帯などの自然の流れとかかわりの深く、楽譜はメモ程度で、即興での演奏が一般的なのだとか。天気や演奏者の気分・体調、お客や会場の雰囲気など、その他諸々から得たインスピレーションで演奏するという、初めてのコンサート体系。当日の受付に演奏する曲が手書きで貼られていた。

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さらに、演奏する際に座る布にはヘナアーティストの方が描いた美しい曼荼羅。2年前の演奏を聴いてそこからイメージして描いたのだそう。予め写真で見てはいたけれど、実物は筆使いから生命力が伝わってきて、それ自体が生きていて動きだしそう。

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奏者が準備中。足元の丸く照らされているところで演奏するのを、思い思い周囲に座ったり寝転んだりして聴く。

一旦受付を済ませてヨガマットをひいたら、水の彫刻と呼ばれる「海の噴水」を見に行く。最終回は15分間のショートプログラムだけど、ライトアップされる。

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f:id:mylifeafterbc:20190929004758j:plain今日は夏日で暖かいので水しぶきが飛んできても気持ちがいい。

時間になると奏者が現れ、おもむろに始まる。ライトアップされた仄暗いガラスのピラミッドで、初めて実際に聴くシタール

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儚くて物哀しいイメージだったけれど、実際に聴くシタールの音色はもっとずっと力強くて時に華やかだった。

ヨガマットに仰向けになると、ガラスの天井にライトがたくさん映っている。シタールの音がキラキラと天井に向かって昇っていって、頭上で煌めいている感じ。空間を満たしている空気を、音がゆらいでが静かにそっと動かしている。キラキラした音は天井まで昇った後、仰向けに寝そべった全身に降り注いでくる。天から降ってくる音に包まれるような、不思議な感覚。

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美しい音色と音の効果、素敵な空間に寝転んで全身で聴く。目を開けていても閉じていても気持ちがよくて、うっとりする。

特に三曲目は重なり合う音が軌跡を残しながらキラキラ昇っては次々に降ってくる。以前見た、ディズニーのファンタジア 魔法使いの弟子のシーンのよう。星屑ってこういうのかも。

会場も良かったのだろうけれど、生音で聴くシタールは楽しみにしていたよりも何倍も素晴らしかった。

また機会があったら絶対聴きたい!ご縁に感謝♡