体脂肪が減らない。
筋肉が多少ついたのかぱっと見は以前よりはマシなようだけど、体重は平行線だし、なにより体脂肪率が下がらない。
お腹周りは体脂肪なのか内臓脂肪なのかよくわからないけれど、筋肉を増やすとかとは別に、二の腕とか背中とか腰回りの脂肪を減らしたい。こういう脂肪の付き方は明らかに中年太りといわれるタイプ＝更年期太りだと思う。。
肥満のタイプ別漢方処方
③炭水化物処理能力の低下や脂肪組織の代謝異常による肥満
④ホルモンのアンバランスによる肥満
③の場合でがっちり型の肥満は、脂っこい食事・甘いものの過剰摂取、
その代謝がうまく行われず便秘することで肥満になる。心当たりアリ。
食べ過ぎ+排泄が悪い状態なので、防風通聖散で余分なものを排泄する。
大黄・甘草・芒硝：便通をよくしながら体内に蓄積している老廃物を排泄
荊芥・当帰・防風：血液の循環をよくし、解毒をすることで脂質の代謝UP
「白色脂肪細胞で脂肪を分解し、褐色脂肪細胞を活性化させて脂肪燃焼を促す」という薬理作用がある。
効果が期待できるのは、腹部に脂肪が多い、便秘、高血圧の随伴症状（むくみ・どうき・肩こり・のぼせなど）がある人。
④のホルモンアンバランスによる肥満は更年期（エストロゲン不足）による肥満。
排卵しない為に卵巣刺激ホルモンが過剰になり混乱、視床下部を刺激する際に食欲中枢にも作用して食欲を増進させる。
さらに血が停滞すると更にホルモンバランスを悪くするので、｢桂枝茯苓丸｣で瘀血改善を目指す。
桃仁＆牡丹皮：停滞していた血の流れを改善
桂枝＆茯苓：皮膚表面の新陳代謝を改善
閉経したりホルモン治療すると太るというのはちゃんと根拠があった！
④の状態であることは間違いないので、食欲を抑えるのに桂枝茯苓丸を再開してみる？
もしくは便秘が諸悪の根源の様なので、余っている桃核蒸気湯でもいいのかも？
別メーカーのサイトをのぞいてみると、こちらでも更年期が理由だという診断。
更年期特有のホルモンバランスの不調から脂肪が燃えにくくなったタイプです。
更年期中、更年期後で女性ホルモンが減少してしまい、更年期脂肪がつきやすくなったかもしれません！
こちらでは別処方。
シンプルに代謝をUPしましょうと、肝臓での脂質代謝を補助する大柴胡湯を使う。
症状：年齢とともに体型が変化し、昔よりやせにくくなったと感じる
更年期には代謝が低下し、ホルモンバランスが乱れるために太りやすい体になっています。
・エストロゲンが減少するとグルココルチコイド（副腎皮質ホルモン）が活性化して脂肪が蓄積される
・生活習慣の悪化・ストレスなどが原因でもホルモンのバランスが崩れる
→ホルモンバランスを整える
・睡眠不足が続くと食欲を増進させるグレリンというホルモンが多くなり、食欲過多になる
→目標は7～8時間、良質な睡眠が必要
エストロゲン減少は人工更年期にしているので、どうにもできない。
よく寝たいけど8時間の睡眠確保は平日はちょっと無理。
以前も試した防風通聖散か大柴胡湯がやっぱりいいのだろうか。
でも、別サイトでは今まで気にもしていなかった「気」が原因だという結果が。
気虚：エネルギー不足、過労や睡眠不足も原因
〇疲れやすい
◎少し動くと汗がでる
× 食が細い
◎朝なかなか起きられない
◎舌に歯の跡がある
◎すぐ風邪をひく
× 下痢しやすい
そのほかも色々思い当たる‥。
痰湿：よぶんな老廃物がたまっている状態（水とは限らない）
◎太りやすい
◎いつも眠い
〇カラダが重怠い
× 口が粘る
△むくみやすい
〇ニキビ・吹き出物
◎湿度・低気圧・夏に弱い
◎消化・吸収・排泄がうまくできない
◎高脂血症
腎虚：生命力、活力の源の腎が弱っている
◎疲労感や倦怠化が取れない
◎不妊・精力減退
◎物忘れが増える
◎抜け毛・白髪が多い
△年齢より老けてみられる
さらに腎虚で火照るタイプは腎陰虚に分類される。
腎陰虚：体に必要なうるおいが不足、相対的に熱が溜まる
〇肌の乾燥
× のどの渇き
× 寝汗
〇目の渇き
〇火照り・のぼせ
× 手のひら・足の裏・首が火照る
◎夏に弱い
◎便秘（硬い便）
陰が不足すると汗をかきやすくなるのだそう。でも陰虚はやせ形で食べても太らないタイプらしいけど‥。
１つだけではなく複数あてはまるというし、気が足りずに澱んでいて詰まり気味？
運動しすぎや疲れるのはよくないというのが気になる‥。
とりあえずすぐ対策できる便秘解消に専念してみよう。
今月は通院月。そういえば緩和ケアで防風通聖散とか大柴胡湯とか処方してくれると言っていた。どちらもそんなにピンとこなかったけど、ちょっと体質も変わってきたような気もするし、どちらか出してもらおうかなー。
