My life! after diagnosed with BC

夜は「SAPPOROアートキャンプ」

人が集まるイベントはどうかなーとも思ったけれど、屋外イベントだし、限定300人だし、移動は車だし、市が後援だからある程度はコントロールできているハズ・・と申し込み。

sapporo-artcamp.com

 

 その一日は一生の思い出になる。
Sapporoアートキャンプは「札幌芸術の森」を舞台にした一日限りのアートイベント。
「サッポロ・シティ・ジャズ」によるライブ、冬の星空を彩る「MORIの花火」、 数々の野外彫刻作品がきらめく「雪あかりの祭典」など、 雪上のデイキャンプ&カフェをベースに繰り広げられる音と光の演出が束の間の幻想体験へと誘います。
https://sapporo-artcamp.com/

 

イベントは5つ。「MORIのジャズ」「MORIのコーヒースタンド」「MORIの花火」「MORIの天体観測」と、なぜかこれだけ「MORI」が付かない「雪あかりの祭典」


まずは、サッポロ・シティ・ジャズが贈るセレクトライブ「MORIのジャズ」へ。

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一部目はSAYAKA’s Cuban Project LIVE、バイオリンとパーカッションとギター。
途中、ダンスや、第二部の札幌ジャズアンビシャスのベース・パーカッション・デヴィッド・マシューズのピアノも入る。
寒い札幌で暑い国の音楽、キューバンジャズで楽しく過ごす。

次は冬の星空を彩る「MORIの花火」

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ちょっと木に被っているけれど、近いので大きく見える!

花火の間に、会場の消毒を済ませていたよう。
もう一度アートホールへ戻って、サッポロシティジャズのスペシャルライブ第二弾。

デビッド・マシューズが音楽監督の、札幌ジャズアンビシャス。ビッグバンドのスウィングジャズ。

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この回は小さな子供も多く、ソーシャルディスタンスで1席おきなので親の目も行き届かない?あちこちで椅子を蹴ったり動き回っていたり、落ち着かない・・。

もう一度花火が上がるのでビューポイントへ向かう途中に「MORIのコーヒースタンド」に立ち寄って、入場券と引き換えでラテをもらう。

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北海道産ジャージー牛のミルクを使ったラテかスペシャリテのBalistart coffe。
チケットと引き換えでコーヒーを貰えるというアナウンスが偶然聞こえて立ち寄ったけれど、どこかに案内あっただろうか??

チケットを見せて下さい、と言われて用意しているうちにラテが注がれていたけれど、ホットコーヒーやホットミルクもメニューに書いてあった。
スケジュールがタイトで、1部のライブが終わって移動するとほぼ待ち時間なく花火が始まったし、後ろに並んでいる人も多かったので差し出されたラテをもらう。
普段はラテは飲まないけれど、こちらのお店のスペシャリテだったので良かったのかも?

かなりの雪が降ってきた。。

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もらったコーヒーを飲みながら、雪の中で花火を見る。

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「雪あかりの祭典」では、札幌芸術の森野外美術館の一部をライトアップしている。

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午前中に見た、「北斗まんだら」もライトアップ。
雪が降っているのも幻想的な雰囲気を盛り上げる。

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「雲の牧場」
どちらも昼間見るのとは全然違う表情。

花火が終わると閉館の案内。
ライトアップはゆっくり見れなかったけれど、楽しかった!

 

 

 

冬の屋外美術館はかんじきで廻る④北側

北側へ。
ガイドの方と歩いたのも北側だったので、重複しないところを歩く。

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「うつろひ」
雪と青空に金属、直線と曲線。

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青空の下の白樺は好きな風景。

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「顔」 冬は、綿帽子と雪のマフラー着用。

 

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「冬の像」 モデルは作者の娘。他の像は裸体だけど、この像だけはマントを羽織っているのだそう。

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はやぶさ(飛翔)」

 

f:id:mylifeafterbc:20210208102559j:plain「浮遊」

 10時から始めて12時半過ぎに終了。

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溶けた雪がキラキラと、雫状に凍っていた♡

野外美術館にある74ある彫刻のうち、この日見れたのは31作品。半分以下!?

まだまだ見たかったけれど、途中ふと気付くと太ももに乳酸溜まり始めた気配もあって、雪で養生されている作品は諦めて戻ったのだけど、違うルートで戻れば馬「北の大地の詩」と、ふくろう「コタンクルカモイの詩」があったことに後から気付く。
動物モチーフは見たかったのに残念。でも楽しかったー♡

冬は入場料も無料、踏み固められたルートならかんじきはなくても歩けるようだった。
広いので他の人と会うこともあまりなかったし、ちょっと遠いけれどお天気のよい日にまたのんびり来てみたい。今回行かなかったずっと上の方も気になる!

 

帰り道に入ったお店で、牡蠣と菜の花に出会う♡

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青い方のお皿には、牡蠣がたっぷり沈んでいる。赤いお皿はてごねハンバーグ。
スープカレーで暖まって、午前中終了。

冬の屋外美術館はかんじきで廻る③南側

ここからはボランティアガイドさんと別れて、地図を見ながら歩く。

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このパンフレットの内側に彫刻と地図がある。
事前に見れたらガイドのリクエストができたのにー。

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地図によると南側はアップダウンを楽しめ、北側はなだらかなスロープなのだそう。
まずは南側へ。

 

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「隠された庭への道」 庭も道も雪で隠れすぎていた。。

歩き始めてすぐ、突然雲って雪が降り始める。
道も人気もない辺りでちょっと吹雪ぽくなってしまって、このまま降るなら止めようか・・と弱気になったけれど、小降りになったので続行。

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「人物1000」

 

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「池の反映」

 

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「目の城90'」「ダイナモ

 

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「ポートランディア

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後ろ姿もカッコいい。建物の屋根も素敵。

ちょっとすると、また青空が広がる。

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「走向世界」

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正面からだと、競歩

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「母と子」

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「木の枝ををすべりぬける少女」

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遠くから見ると、ブロッコリーの妖精ぼい。

 

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「トライアングル」

 

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「男と女」

 

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「腰に手をあてて立つ男」 顔小さい!

ここからまっすぐ降りるとスタート地点に戻る。もう少し歩けそうなので、少しだけ北側もまわってみる。

 

冬の屋外美術館はかんじきで廻る②

かんじきを履いて札幌芸術の森野外美術館歩く「冬空芸術かんじき歩行」。

youtu.be

 

雪の予報だったし前日は雨混じりの雪だったので天候の心配をしていたけれど、快晴!

予約の時間に会場へ行ってボランティアでガイドしてくれる担当の方にご挨拶したら、早速かんじきの履き方を教えてもらう。

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寒いかも?と、パンツの下にレギンス重ね履きやレッグウォーマー、靴下二枚履きで、子供の雪遊びのように着ぶくれていて動きにくい・・潔くスノボのウエアでも着た方がよかったのかも?
・・と思ったら、ガイドの方は普通のパンツにふつうのダウン。

スタート!

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「ウィグ」の向こうには雪だるま。
既に踏まれた跡が残念・・。

 

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すぐ隣の「雲の牧場」。
ここは夜にはライトアップされていた。

 

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「ベエが行く」
ガイドの方に、女の子だと思いますか、男の子だと思いますか、と訪ねられる。
考えてもみなかった問いにとっさに答えられなかったけれど、後ろに回ると長い髪の毛が見えて、女の子だった。
そういうことを想像しながら鑑賞するのね。

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新雪の上もどんどん歩ける!かんじきすごい!

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「1・9・8・5知性沈下」

 

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雪が積もっているけれど、「道標・鴉」

 

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「異・空間」
この時は風がなかったので動いていなかったけれど、三角柱の部分が風で動く。磁石で浮かせてあるのだそう。

 

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「方円の啓示」
ぐるっとまわると見え方が変わるので回って来てください、と新雪の中へ。

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映る景色が変化して面白い。

 

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「道」

 

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「日暮れ時の街No.9」
冬に木々の葉が落ちてはじめて街が見える。街と彫刻が一緒に見えるのは冬だけ。

 

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「大地からの閃光」 真っ青な空に映える!

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この角度はちょっと閃光っぽい?見る向きによって映る景色や光が変わる。

 

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「道標-けものを背負う男」

 

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「北斗まんだら」石部分は雪で見えなかったので夏に来たい。
夜にはここもライトアップ。

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「風の中の道化」
雪で目線が高くなるので、上を向いた表情をぜひ見てほしいとの説明。

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冬ならではの観賞法。

 

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何故この向きで撮ったのか。。「亜古」
アトリエに遊びに来ていた子供がモデルなのだそう。

 

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「四つの風」4本のうち、3本は朽ちて倒れてしまって最後の1本。朽ちていくのも作品の一部という作者の意図なのだそうだけど、3本が倒れるところは誰も目にしていないため、最後の1本が倒れるところは記録に残そうと24時間録画中なのだそう。
手前は「鶏を抱く女」

 

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「のどちんことはなのあな」 今回のテーマ、かわいいの代表?

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「幼いキリン・堅い土」 土の部分は見えない。ロープが残念。。


これで一時間のコースが終了だけど、お天気も良いし寒くないしまだまだ歩けそう。
このまま自由に散策してもよいとのことなので、ボランティアガイドの方にお礼を言って、他も見に行ってみることにする。

冬の屋外美術館はかんじきで廻る

子供の頃体育の授業でやった歩くスキーの苦行っぷりの記憶があるからか、わざわざ寒い冬に雪の中を歩きまわるなんて・・と思っていた。

でも、コロナで色々制限があるからか、歩く習慣がついたからか、アウトドアの楽しそうな話を聞くからか、スノーシューで山に入ってみたかった。

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スノーシューではないけれど、かんじきでガイドをしてもらいながら野外美術館歩く、初心者にも安心な「冬空芸術かんじき歩行」!

「かんじき」とは、設置面積を広くすることで沈まずに雪の上を歩くための道具。スノーシューはかかとが浮くのに対してかんじきは足全体を固定するのだそう。動画を見ると、普通のコートにマフラーでカメラを持って歩いている。思ったよりも随分と気軽そう。
1グループ5名まで、家族や友人と申し込める。

youtu.be

週末最後の一枠が残っていたので早速申し込む。

30分のお散歩コース、1時間の真ん中コース、もはや登山?な1.5時間コースの3種類と、彫刻の好みを「かわいい」or「勇ましい」の2種から選んで組み合わせる。
64作家74点の彫刻作品があるそうだけど、どんな彫刻があるのか今一つ把握できず、どちらがいいのか悩む。
申し込みにはさらにリクエストもできるようになっていた。

申し込んだのは、「1時間」×「かわいい」、リクエストには鳥や小動物、雪の季節ならではの景色を希望と記載。

新雪だとなお楽しそうだけど、前日・前々日にも同じイベントをやっているので踏み固められているコースになってしまうかも?

天気予報はずっと雪。平日はプラス気温で雪が解けてぐちゃぐちゃだったり、吹雪いたり、急にマイナス二桁になったりと目まぐるしくて、当日までどんな状況かわからなかった。

いざ、当日!