春に元気をくれる大好きなミモザ。
以前住んでいた辺りでは大きな木がいくつかあり、今頃は咲くのを楽しみにしていた。
でも、今住んでいる地域ではミモザは越冬できないので植木では見ない。切り花でもあまり見ないし、たまにあっても小さな房だったりでなかなか出会えなかった。
郊外の公園の温室に大きなミモザの木があると知って、行きたい行きたいと思いながらも、去年も一昨年もタイミングが悪くて見れないでいた。
今年こそは‥と思っていたら、ちょうど満開だという案内をみたので、週末まで待てずにその日のうちに行ってみた。
駐車場に着くと人がたくさんいる。
平日午後という時間帯だからか、高齢者ばかり(65歳以上は無料だった、両親にも勧めておこう)。漏れ聞こえてくる話では、ちょうど今朝の地元新聞に満開の知らせが載ったらしい。だからこんなに人がいるのだそう。
らん展の奥にある温室に入ってみると、大きなミモザ!
イタリアにはこういう木がたくさんあったねぇ、と思わずうらやましくなるような話をしているご夫婦がいた。
きゅっと花が丸まってしまう切り枝と違い、モコモコふわふわ、いっぱいに咲いている♡葉っぱもしゃっきり青々としていて気持ちよい。
こういう花(木?)ってすてきに撮るのが難しいー。寄っても引いても微妙‥。
(実物はとってもかわいかったのに伝わらないもどかしさ)
1年くらい前に、ミモザの別名がアカシアだと知った。そしてアカシアは「秘密の恋」という花言葉を持っているそう。
もこもこふんわりぱやぱやしていて、色もポップで明るいミモザと秘密の恋。
ちょっとしっくりこないけれど、ミモザa.k.aアカシアのスワッグが天井一杯の部屋で、大人の秘密の恋を歌っているMVではまた少し違った雰囲気。
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こういうドラマティックなというか重い恋をしたことがないからピンとこない?
でもやっぱり私のイメージでは、明るい太陽の下で暖かい気持ちになれる花(木?)。
お天気の良い日に、ミモザの下でピクニックして昼寝したい!
温室では椿もたくさん咲いていた。
一重で黄色いめしべのクラシックなタイプの他にも赤白ツートンだったり八重咲で華やかなものやハイビスカスのように大輪なものもあって面白い。
ころんとしたつぼみもまたかわいい♡
落ちた花も水に浮かべると南国リゾート風に楽しめる。
椿の花言葉も調べてみると、「控え目な優しさ」。
赤は「謙虚な美徳」「控えめな素晴らしさ」「気取らない優美さ」、白は「完全なる美しさ」「至上の愛らしさ」 、ピンクは 「控えめな美」「控えめな愛」「慎み深い」だそう。
冬の寒い中、けなげに咲いているからか、日本の椿は一重で地味なものが多いからか、なんとも奥ゆかしい。
奥では同じように、クリスマスローズの花も水盤に浮かべていた。
普段下を向いていて顔が見えないクリスマスローズは苦手なのだけど、こうしてみるとかわいい♡
クリスマスローズの花言葉は「私の不安をやわらげて」なんだそう。
確かに寒空の下うつむいて咲いている様子は、弱々しくて頼りなくて不安そうで、放っておけない雰囲気なのかも。色も儚い感じで、元気が出るようなビタミンカラーとかではないし、不安そうな雰囲気満載。でも寒空の下でも咲く強い子のはずだけど。
私は顔をあげて前を向いていたい!