今日で、シリコンインプラントに入れ替えて1年。
去年の今頃はようやくメンタルが安定し始めたころで、ようやく笑って過ごせるようになった頃。まだ時々気分に波があって自分に自信が持てなかった。
そんな状態のなかで、インプラント入れ替えの手術を受けたことが、つい先月くらいの事のように感じる時もあれば、ずーっと昔のことのように感じる時もあるけれど、
「あっという間に一年経った」という感じ。
多分、去年の今頃以前は、病気であることを受け入れられていなくて、副作用がつらくて、これからどうなっていくのか先が見えなくて、とにかく苦しい時期がいつまでもいつまでもいつまでも続くような、どんどん暗く狭くなっていく洞窟に迷い込んでいるような、絶望的な気分だったのでその期間が余計に長く感じていたのだと思う。
メンタルが安定して、痛みがなくなって、インプラント再建がひと段落して、それまで以上に自分が元の日常に戻ってきた感覚で過ごす一年間はあっという間だった。
細かい不調やその調整は必要だけれど、それも日常に組み込まれつつある感じ。
仕事も以前に近い形でできる、制限なく動くこともできる、重たいものも持てるようになってきた。日常生活は罹患前とほとんど変わらない。今年は海外にも行ってきた。
疲れやすかったり、急に汗が出たり、起き抜けや座りっぱなしのあとはスムーズに歩き出せなかったりするけれど、以前は自分にそんな日が来るとは思えなかった「副作用を受け流す」ということができるようになってきたみたい。
もちろんそのこと自体は不快だけれど、それにこだわり続けることが自分のQOLを落としているのだと、ようやく気づけたのかもしれない。
久しぶりに術後の写真を見ると、一年で印象がずいぶん変わっていた。
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左が2017年11月の術後2か月、右が2018年8月の術後11か月の状態。
どちらも画像の右側がインプラント。左の写真は傷跡保護にアトファインを貼っているのでほぼ傷が見えない。
以前はインプラントの形がはっきりわかったのが、今は脂肪が覆っている感じで全体的になだらかになってる。
‥っていうか、今気づいたけれどインプラントの位置が上がってきている?
だからデコルテ側の高さが出ている??
左右の高さの差がこんなにあったかなぁ‥とうすうす感じてはいたのだけれど、ずれてきているってことーー!?
そう思ってみると、アンダーのラインよりインプラントが上がって、下溝線というか下垂感がなくなってしまっているような気もする。
でもでも、増容量で健側のサイズも変わっているし、痩せればまた健側も少し減ってバランスよくなるのかもしれないし。
デコルテ側はいい感じになってきたと思っていたけれど、もしかしてそうでもなかったということなのだろうか‥。
来週は形成の1年検診なので、プロから見てどうなのか聞いてみよう。
それまで、とりあえず寝る時だけでもバストバンド再登場させてみようか。
でも健側が潰れるのは嫌だしなー。
そして私、やっぱり(さらに)太ってる‥。ウエストラインも崩れているし、胃の上あたりの肉肉しさ。。
一度太ると元に戻るって本当に大変。というか、元に戻せるのか不安になってきた。
こんなに長期間節制していると、普通の食生活を忘れてしまいそう。
あばらが痛いとか、ホットフラッシュがとか、色々理由があったけれど、ホルモン療法で太りやすくなる事を認識しないでいた事もあって、太るにいいだけ増量してしまった。いざ、体調が戻ったので修正しようと思っても、ただでさえ人工更年期でなかなか痩せにくいし、脂肪からエストロゲンは出るしで、踏んだり蹴ったり。
なので、これからホルモン療法する人へは、太りやすくなっている事を認識してコントロールすることを心の底からおススメしたい!