空港までの移動は、道も空いていてターミナル1にかなーり早く到着。
サニーヒルズがあったのでお土産用に小さいサイズを買おう、コンビニでお菓子も買いたい‥と思っていた。
チェックインカウンターはまだ開いていないし、優先席を含めて椅子も空いていない。
旅行疲れも相まって、立ちっぱなしの夫は辛そうなので車いすを借りたい。
エアラインのカウンターは開いていないので、空港から借りることにする。
借し出しは、中央にあるInformation(総合服務台)のよう。
チェックインカウンターが1番だったので総合服務台までは遠い。
そしてなんと、車いすを借りるにはパスポートを預ける(!)のだという。
空港内とはいえ、海外で(いや、日本でも)パスポート預けるって‥不安すぎる。
そうはいっても、椅子は空いていないし、松葉杖をついていても皆無関心。
諦めてパスポートを人質に車いすを借りることにする。
‥そんなバタバタでサニーヒルズは後回しにしてしまった。
借りた車いすを持って戻り、ようやく座ることができたのでほっとする。
そうこうしているうちに、チェックインカウンターに人が並び始めている!
急いで車いすと返して、引き換えにパスポートをもらって戻ってくると、夫は列のずいぶん後ろにいる‥大量の横入り客!!
話を聞くと、無理やり列をまげてそこに割り込まれたのだそう。
このままでは立ったままの状態で待ちが長くなりそうなので、エアラインの車いすを借してもらおう。
端っこからスタッフに声をかけると、すぐに車いすを用意してくれた。
さらに優先して搭乗手続きも済ませてもらえた!
ありがとうございますー!!
無事車いすに座れたし時間もあるので、ゆっくり買い物しようか、と思った。
ところが、空港スタッフが無言で車いすを押して移動し始める。
慌ててついていくと、優先レーンとショートカットの連続であっという間に出国してしまう。
か、買い物が。。
気づけば搭乗口まで運ばれて、ここで待っているようにと言われる。
まだ前の便の搭乗待ちなのにー。
搭乗口の辺りは、シンガポールに行くときに台北で待機した辺りで、ブランドショップや化粧品・タバコ・お酒などのいかにもな免税店が並ぶエリア。
お菓子はいかにもお土産といった大箱しかないので、欲しいものはない。
(コンビニやドラッグストア、フードコートなどは出国手続き前の出発エリアにある)
‥まあ、仕方ない。
おとなしく寒くて凍える待合スペースで過ごす。
暇すぎて、昨日買ったカステラを食べる。
(同行者は寒くてウルトラライトダウンを着ている最中)
昨日買う時はチーズか‥と思っていたけれど、私は原味よりもチーズが好きだった。
これもあまじょっぱい。
同行者はシンプルに甘い、原味の方が好きだって。
今回の旅で、以前はあまり好きじゃなかった「甘じょっぱい」が好きになったのかも?と気づいた。
今回も出国手続きの際に液体の持ち込みができないので、マイボトルか空けたペットボトルを持ち込んで、給水機から水/お湯をもらう。
冷水(常温)・温水(ぬるま湯)・熱水(そこそこ熱い)の3種で、安全ロックも含めて3つのボタンを順に押して使用するタイプだった。
私が使った台は、冷水は出ない・温水は少し出て止まる・熱水はたくさん出る‥だったけれど、隣は途中で水切れしたのか再沸騰になったのか、一切給水ができなくなってざわついていた。
早めにもらうのがいいかも。
機内では、行きと同じく「松葉杖を預かってもらえるか?」と尋ねると、やっぱりあちこちに収納しようとしてから、「これは短くできないのか?」と尋ねられる。
「できるかもしれないけれど、やり方がわからない。医師がちょうどよい長さにセットしているから‥」というと、「私が預かるわ!」と笑顔で抱きかかえてどこかに持って行ってくれる。
帰りは遅延なく、スムーズに帰着。
降りるときには、松葉杖を預かってくれたキャビンアテンダントの方がほかの乗客を制して、一番先に降ろしてくれた‥。
親切にしていただいて、ありがとうございます!!
チェックインの際に日本に着いてからの車いすについて尋ねられたので、不要とカウンターで言ったのだけど、下りるとすぐに車いすとスタッフが待機していた。
この人、私の問いかけを理解していなさそうだから用意しておくか‥という配慮かしら。
席の確認をして、「やはり用意をするように連絡が入っているのでもしよろしければ‥」とのことで、お言葉に甘えて使わせてもらう。
こちらでもスタッフがつきっきりで車いすを押してくれる。
まだ荷物もないし大丈夫ですよ、と言ったけれど、車に乗るところまで付き添ってくっるとのこと。
入国審査も税関も優先レーンを使わせていただき、スムーズに進む。
荷物をピックアップして、駐車場までのシャトルバス乗り場まで車いすで連れて行ってもらう。
一度は断ったけれど、空港内の移動距離は意外とあるのでお世話になってよかったかも。
最初はどうなるかと思った、怪我人と一緒&台風直撃の台北旅行。
たくさんの人にお世話になって、無事に帰ってこれた!
ありがとうございました!!
暑い中、頑張って一緒に行動してくれた夫にも感謝。