My life! after diagnosed with BC

2024台風直撃の台北②Day1松葉杖をもって台北に出発

出発当日。

一緒に行く夫は、リハビリに行ってからの出発。
ちょっと時間が余ってしまったので、早めに家を出る。
私は空港での待ち時間がニガテでできるだけぎりぎりを目指したいのだけれど、夫は早めについて安心して準備したいのだそう。
性格の違いが現れるなあ。

途中、びっくりドンキーで昼食。
ポテサラパケットディッシュ一択なのだけど、タッチパネル注文で同じページのデミグラスハンバーグディッシュと間違えて注文してしまった。

‥この画面、わかりにくいー!!
写真撮ればよかったけど、二つのメニューそれぞれのサイズを選ぶ構成。
縦に並んでいるのか横に並んでいるのかが、とってもわかりにくい。
最後の確認画面をちゃんと見なかった自分が悪いのだけど、なんだか出だしが悪いなあ。

ゆっくり食べても当初の予定よりまだ1時間くらい早い。
コンビニで前日に引換券をもらっていたリポビタンDをもらって、スーパーに寄る。

心配していた台風は、やっぱり台湾に上陸するらしい。

そもそもホテル到着は21時過ぎになりそうで、当初は近くの夜市かタクシーで食べに出ようか‥と思っていたのだけれど、雨の中怪我している人と食事に出るのも大変かも。
翌日から台風で出歩けなくなるかもしれないしーと、念のためカップ麺を買った。

海外に行くのに日本から食料持っていくのは初めてかも。
困ったら近くのコンビニかルームサービスでも大丈夫じゃない?と思ったのだけど、今回は念のため。

 

国際線ターミナルに着くと、居るのはほぼ外国人。

国籍問わず、皆一様にニコニコしていて満足そう。
自分の地元を満喫してもらえたのかと思うとちょっとうれしい♡


カウンターで並んでいると、夫の松葉杖に気づいたスタッフに「車いすは必要ないのか」と英語で話しかけられる。日本人はあまりいないのね。

この時点ではまだまだ元気だったので、車いすは不要と伝える。
松葉杖は通常の荷物サイズをオーバーしているけれど、スクートでは事前の申告は不要だった。
カウンターで、「怪我で手術をしたのか?」「段差は登れるのか?」という確認があったくらい。
段差は大丈夫、と答えたけれど、今思うとLCCだし沖止めだったらちょっと大変だったかも‥。

 

出国後はビールを飲みながら搭乗待ち。
機材の到着遅れのアナウンスがあって、定刻から約1時間遅れで搭乗開始。

「松葉杖を預かってもらえますか?」と近くにいたキャビンアテンダントに尋ねると、席の上の棚になんとか収納しようと試してくれる。
あとちょっとなのだけど、微妙に長くて収納できない。

「これは折りたたんだり短くすることはできないのか?」と尋ねられる。
「できるのかもしれないけど‥(やり方も戻し方もわからない)」というと、「心配しないで、大丈夫。後ろで預かります」と持って行ってくれる。
ありがとうございますー!

ところが、ドアが閉まった後、特にアナウンスもなく1時間以上動かない‥。
LCCだからなのか、途中紙コップに入ったお水が配られるのみで退屈ー。
どうせ待つなら、搭乗時間を遅らせてくれた方がマシだったのになぁ。

でも、機内はとても静か(うろうろしている人はいる)で、文句を言う人はいない。

台湾は日本から3時間で行ける!というけれど、私が住んでいるところからは約5時間の移動距離。
加えて2時間以上の待機で、もっと遠くまで行けちゃうんじゃない?くらいの移動時間。
久しぶりの海外旅行、なかなかハードだ‥。
私はともかく、怪我した状態で狭い席に座っている夫が気がかり。

うとうとしていると、ようやく離陸。
これといったアナウンスもないまま、何事もなかったかのように飛んでいく。

到着後はスムーズで、入国審査も比較的空いていた。
LCCだからか到着ゲートから入国審査までは結構距離があって、たくさん歩かせてしまった。
やっぱり車いすを頼めばよかったな、と申し訳なく思う。

制限エリアを出ると、頼んでおいたシャトルサービスがネームプレートを持って待っていた。
2時間以上の遅れの場合は到着後電話かメッセージで再度呼ぶということだったので、ちょっと心配していたのだけれど、待っていてくれてよかったー!

ATMでキャッシング、ラッキーランドの抽選(並んでいる人は誰もいなかった、そして二人ともハズレ)を済ませる。

ATMで手数料なしで両替できるので便利!という記事を見かけたのだけれど、なんだかレートがあまりよくなさそうな印象(検証していない)。

キャッシングの方がレートがいいのでは??と思ったけれど、どうなのかな。
今回は少額なので、レートよりもATM含めて手数料が大きく影響したのかも。

ドライバーさんは挨拶以外は無言だったけれど、割と安全運転かつ高速でホテルまで連れて行ってくれる。
親切だし車もきれいでよかったので、帰りもこちらのの会社に頼もう。

台北に入るころにはなかなかの雨。
荷物を置いて、食事に出ようか迷ったけれど座りっぱなしで結構疲れた!

もう出かけたくないね、ということになったけれど外の様子は見たい。
夜に初めてのところで一人は危ないんじゃない?と夫は言うけれど、コンビニでビールを買ってくる、すぐ戻るから、と外に出る。

近くのコンビニへ向かう途中渡った横断歩道は、足の甲を覆うくらいの水量。
怪我で足に装具着用中ではびしょぬれになるので、一人で出てよかった!
コンビニまでは目の前の横断歩道を直角に渡ればすぐ。
雨はそこそこ降っているけれど、風はないので傘も普通に使える。

ビールと茶葉蛋を買って、持ってきたカップ麺(!)を食べるのが、台湾最初の食事になってしまった。

TVではずっと台風情報。
コンビニの場所を聞くついでにフロントで話を聞くと、明日は颱風假(台風休み)だそう。

「行政院人事行政総処」を確認しても、赤字の「停止上班及上課」で台湾全土が終日休業休校だって。

www.dgpa.gov.tw

でもスタッフ曰く「ずっと雨風が強いわけではない、会社や学校が休みなので雨風が弱まった時に映画やカラオケ、ショッピングモールに行きます、台湾の人は慣れているから出かける人が多い」とのこと。

寝て起きたら台風は通り過ぎていた!なんてことがあればいいなー、と期待して就寝。