二日目。
メインルート国道334号線沿いの知床八景を廻りたい。
①「オシンコシンの滝」日本の滝100選→昨日行った
②「プユニ岬」ウトロ市街から知床五湖や知床峠の途中、岬から見下ろす海が絶景。駐車場がない。ちょっと下って橋のところから眺めるウトロの街がお勧め→路駐はイヤとのことで諦める
③「知床峠」駐車場の眼前に知床連山最高峰の羅臼岳、北方領土を望む→霧の向こう
④「オロンコ岩」すぐ近くに駐車場。170段程度の急坂会談で登る→行きたい!
⑤「夕陽台」オロンコ岩を見おろすことができる→雨で夕日は見れなかった
⑥「フレペの滝」駐車場から徒歩15分程度、森林・草原・断崖絶壁と変化→行きたい!
⑦「知床五湖」野生生物に出会える可能性大知床の中でも屈指のスポット→行きたい!
⑧「カムイワッカ湯の滝」暖かい沢登り→子供のころ行った、寒いのでパス
チェックアウト前にフレペの滝へ行って、温泉で温まって朝食食べてチェックアウト‥と思ったのだけど、早朝は熊に遭遇するかもしれないと言われて諦める。
知床五湖の遊歩道。長いほうの地上遊歩道を歩く予定!
‥と楽しみにしていたのに、五湖巡りのコースは熊の目撃があったとのことでクローズ。
木道のショートコースに変更。
全長約800m。一湖湖畔まで行くことができる。
7,000V(!)の電気柵が張り巡らされているので安全とのこと。
人のいない写真だけれど、実際はずっと歩く人が連なっていて、向かいからも人が絶えない。これだけ人がいたら熊も出ないのでは。
折り返しの一湖。
お天気が良かったので気持ちよく歩けたけれど、人が多くて‥。
次、フレペの滝へ。
知床自然センターから展望台までは平坦な片道約1kmの道、往復40分程度とのこと。
こんな景色を見ながら歩く。
こちらは人があまりいないので楽しい♡
フレペの滝到着。
上流に川がない潜流瀑という珍しい滝で、約100mの断崖の割れ目から流れ落ち、水量が少なくこぼれ落ちるような様子から「乙女の涙」とも呼ばれるそう。
‥どこ?
時間帯が悪くちょうど日陰になっているからか、視力が足りないのか、肉眼で滝は見えない。
それでも晴天の下歩く途中の遊歩道はとっても気持ちがよかった!
満足して戻る途中に、こんな看板が。
通常は立ち入りできない灯台が解放されているのだそう。
12時までなのでぎりぎりだけど、行ってみよう!
青空!
灯台は赤白ボーダーのイメージだけれど、こちらは黒白ボーダー。
海上保安庁?のイベントらしく、数名ずつ交代で灯台に上るまでの待ち時間に灯台の役割などのレクチャーを聞く。
結構待って、ようやく順番が廻ってくる。
螺旋階段を上って最後は梯子を上る。
これは下りだけれど、こんな小さな出入り口をくぐって外と出入りする。
後ろに見えている金網付きの策が腰高くらいしかなくて怖かった‥。
ずいぶん時間がかかったけれど、お天気が良かったのもあって楽しかった♡
そろそろ帰路へ、と戻る途中にたくさんの車が路駐して皆逆側を見ている。
何かを指さしたりしていて、気になりすぎる!!
路駐はダメと言うけれど、ちょうど車を寄せられるスペースがあったので停めてもらう。
近くにいた人に何が見えるのか聞いてみると、熊が鮭を捕っているのだそう!
この写真ではわからないのだけれど、何頭かが川を遡上する鮭を捕まえようと河原や岩の上をうろうろしている!!
首尾よく鮭を捕まえるとちょっと陸地へ運んでもぐもぐ、食べ終わると次の鮭を狙いに行く。
熊が食べ終わった後にはカラスがあつまる。
全く動物に逢えなかったけれど、最後に知床ならではの光景に出会えた♡
最後、オロンコ岩。
この階段が思ったよりもきつかった‥。
でも、上った先にはこの景色!
しかも誰もいない!!
こちらにも木道♡
しばらくうろうろして写真を撮って、階段を登った辛さ分、満喫する。
これで知床はおしまいだけど、帰り道斜里町で最後の寄り道。
「来運(らいうん)神社」。
境内に「来運の水」という斜里岳伏流水の湧き水があり、この水を飲んでお詣りをすると願い事が叶うのだそう。
夕方だったからかひと気がない。駐車場から老朽化で気を付けてわたるよう立札のある来運橋で川を渡った先にもうひとつ鳥居がある。
お参りして水をくませてもらう。
1泊2日はかなりあわただしいし、運転大変だっただろうけれど、楽しかった!