My life! after diagnosed with BC

2021年最後の通院③ 今年はこれで最後!

2021年最後の通院日。

ランチから戻って受付に予約票を提出。
いつもの診察室の前へ向かうと、混んでいる‥。

一番奥の診察室の前だけではなく、空いている診察室の前の椅子まで座っていて、近くの椅子がない‥ランチに出る前にちらっと見た時には誰もいなかったのに!

しかも表示が壊れているのか、1人分しか番号が表示されていていないので何番目なのか不明。背中を向ける位置に空きができたので座って待つ。

しばらくだーれも呼ばれない時間が続くのだけれど、先生の声は聞こえてくる。生検中っぽい看護師の声も聞こえる。
この日の新患は主治医の担当だし、諦めて時間をつぶす。

いつもは静かな待合なのに、この日は近くの席の人に話しかけている声の大きな人がいた。自分の病状や治療を大きな声で話している。こういうの嫌なんだよなー、とイヤホンをして過ごす。

診察室から出てきた人に看護師が今後の説明をしている。
やっぱり生検をしたみたいで、今日の過ごし方の注意、明日の骨シンチとMRIの説明、今日の病理結果の説明についてなどを話している。
自分の時とは違うスケジュール(診断は別の病院だったので)だけど、瞬時に当時のことがフラッシュバックして苦しくなる。

色々聞こえてくる診察室付近に耐えられなくなって、離れたところに座りなおしていると当然呼び出しの番号は見えず、1時間半くらいたったころに「〇〇〇番の方XX診察室にお入りください」という聞きなれた主治医の声で呼び出されてしまう。

あわてて戻ってドアを開ける。
ドアを開けた瞬間、「お待たせしちゃったねー、ごめんね」と言われる。
「こんにちはー、気づかなくてごめんなさい!」と言うと、「混んでいるからね。寝ちゃっている人もいるくらいだからね」と笑っていた。

荷物を置くと、「診察しようか」と診察台を示される。
脱いだ服を入れようと思ったら脱衣かごがない。
あれー、診察台の下??と思ってごそごそ探すけれど見つからず。いい?と声かけられてしまったので、「服を入れるかご的なのがなくて‥」と言うと、「かご的なのはカーテンの向こうにあると思うよ」と閉めたカーテンの向こう側から差し出される。

用意できましたー。と言おうと思ったけれど、ふと「あれ、座ったまま?横になる??」と、どうやって先生を待っていたのかを思い出せなくなる。大丈夫?私。
「寝たままでしたっけ?」と声をかけると、「え!?そうそう、横になっていてね。(開けて)いい??」と言われてしまう‥。

横たわった私を見下ろして、「やっぱりいいね」と再建胸の感想。
本当にそう思っているのか、それとも前回の形成受診時に手直ししたいと言ったのがカルテに書いてあってそれを読んだから?と邪推してしまう‥。
「今日の午前中はYY先生(形成主治医)のところだっけ?」と言うので、「形成は先月。YY先生の診察日は〇×△だから・・」と言うと、「そうだねー。僕も〇△は診察日だから(曜日を)変える?」と尋ねられる。
「今日まで午前中は緩和ケアだったから、どっちみち全部同じ日はできないから別の日にしていたの。このままでいいですー」と言うと、「ZZ先生(緩和ケア主治医)のとこ行っていたの?」と聞かれる。
「そうですー。でも安定しているしいつも同じ薬出すだけなので、先生に出してもらいたいって言ったらそれでいいって。先生、漢方も出してくれる?」と言うと、「えー?僕は同じものしか出せないよ」と言うので、もうずーーっと同じものしか出ていないことを伝える。

これらの話をしながら触診。
胸と腋窩を触っている途中に、「先生、首も‥」と言うと何か気になるの??と尋ねられる。ここ最近、頸部に違和感がある。喉が痛いのか首の違和感なのかよくわからないこともあって、うーんと口ごもっていると鎖骨周りから首を触ってくれる。
「まぁここはね‥」とつぶやいているので、「前にも首が気になるって言って診てもらった時に、いきなりここはないからって言われて。そうですよねーって納得はしているんだけど、でも気になって‥」と言ったら「そうだっけ?片っ端から忘れまくってごめんね」と言われてしまう。
「いいえー、自分で言うから大丈夫。先生は忙しいので忘れちゃってください」と言うとまた笑われる。

はい、服着ていいよとカーテンを閉める。
着替えている間、「何も触らなかったから大丈夫だよ」と言ってくれる。不思議なもので、そのあとから違和感が減ったような気すらする。
朝の非加熱はちみつ効果とか、昨日から飲んでいる桔梗湯効果なのかもしれないけど、主治医の「大丈夫」が一番効果あった気がする。気の持ちようってすごいわー。

座りなおして、次回の予約とTAMの処方、今回はたくさん残っているので漢方は要らないことを伝える。「必要な時は言ってね、僕は忘れるから遠慮しないで言ってね」と念を押される。大丈夫、ちゃんと言えます。
漢方とヒルドイドは欲しいときにもらうことにする。

次回はUSとLEUね、と珍しく確認。前回、MMGの予約を忘れたからかなあ。
LEUに関しては当然のように次回も予約が入っていた。どっちみち5年にしても1月ではなく3月までなので次回分はココロの受け入れ態勢OK。

その先はどうなるのかなー。
あまりにも混んでいたし、9か月後には色々気持ちも変わっているかもしれないので、やっぱり悩むのなら、次回改めて話そうと思う。

今回は気持ちに余裕があったのか、5年目にして初めて「今年もお世話になりました、来年からもよろしくお願いします」と年末のごあいさつ。
10月はまだ早すぎて年内最後だということを忘れてしまって、毎年、あー!また挨拶しそびれた!!と後から思い出していたのだった。

去年は10月に「今年最後」と思っていたら遺伝カウンセリングで最後ではなくなったのだった。

mylifeafterbc.hatenablog.com

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もう1年経つんだと思うと、本当に早い。
来年の10月はどうしているのだろう。