My life! after diagnosed with BC

泣く泣く泣く。これって要相談?

薬を止めてから気付けば約21カ月。

もう突然悲しくなることもないし、だるくて眠くて動けないこともなくなったし、すっかりココロも元気になったと思っていた。

新しく始めた諸々がとても楽しく、こんな大人になりたい!と思えるようなすごくステキな人と接する機会ができて感化されたり、ちょっと忙しいとはいえ良い日々を過ごせていると思っていた。

でも、ここ1カ月で病気のことを(直接ではなくても)話さなくてはならないことが3回あり、3回ともに涙が出た。
その場ではなんとか我慢できても、一人になったとたんに涙が出る。

話した相手からなにか言われたり、同情されたり、嫌な態度を取られたわけではない。
ただ伝えただけ。
それなのに、自分の口から出る言葉に、涙出てしまう。

自分が不完全だという気持ちが拭えないのだろうか。
そんなことはないと頭ではわかっているし、元気に暮らしていることに感謝はしているし、悔しいとか悲しいとかの感情は浮かばない。
でも、何故かどうしても受け入れられない。

何に気持ちが揺らぐのか、どうしたら病気であるという事実と折り合いをつけられるのだろうかと、うんざりするほど考えた。
でも、理由なんてわからない。どうすればいいのかわからない。

普段の生活ではすっかり忘れて過ごせているし、傷が消えなくても左右差があっても、気づけばそのことを以前ほど気にしなくなっている。

でも、病気のことを話さなければならないとき、自分の口から伝えなければならないときには、何故か今でも苦しくなる。
我慢しようと思っても涙が出て感情のコントロールがうまくできない。
それが嫌で、病気のことには触れないようにしているのかも。

何もなくても悲しくて仕方がなくて、自分に価値を見出せなくて、すべてが嫌になってしまって・・という、急性期的に調子が悪くなった時とは違う。
多分術後から、ずっと心の奥底にあって、蓋をして目を背けている気持ち。

プレ遺伝カウンセリングの席でも病気のことを話してるうちに泣いてしまって、「緩和ケア受診しているんですよね」と確認された。

mylifeafterbc.hatenablog.com

 

その後緩ケアを受診したした際には、そんなやり取りは忘れたふりをして「元気です」と言ったけれど、やっぱりこのままじゃよくないのかもと思うようになった。
時間が解決する(形成主治医ふう)かと思ったけれど、4年経ってもまだ泣くってちょっとしつこい?気がする。

次回受診時に、この状況を改善したいと話してみようかな、と思った。
15分以内で、うまく説明できるかなー。