My life! after diagnosed with BC

アムールトラ、アイのこと

大好きだったアムールトラのアイ。

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病理解剖結果
乳腺腫瘍とその腹壁、肝臓、肺への転移
この他、全身に乳腺腫瘍の転移と考えられる病巣が多数確認されました。

 

アイは2002年7月16日、ドイツ のベルリンティアパーク動物園生まれ。

2020年6月に左腹部の腫瘤を確認。7月に麻酔下で生研結果、悪性腫瘍が確定。
高齢であること・大型動物であること・繰り返しの麻酔が負担であることなどから切除は行わず、アムールトラとしてのQOLを保った生活を快適に続けられるように痛みの緩和や状態の悪化を抑える投薬がされていたのだそう。

11月28日には自壊して出血し、抗生剤と止血剤の投与開始。
12月19日からは局所的な痙攣・食欲の乱れ・活動性の低下が始まり、1月1日の夕方からは吐き気と重度の食欲不振の症状があらわれていたという。
食餌に混ぜた薬を飲み水に混ぜたりしていたものの、2021年1月10日にアムールトラでは国内最高齢、享年18歳で死亡を確認。

私が最後に見た姿。

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この時は12月中旬だったので、もう活動性が低下していた時期だったことになる。
お昼ごはんの後でお昼寝タイムなんだねー、と思っていたのに。
次に来るときには歩き回る姿を見れると思っていたのに。

その前は2020年11月。

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すぐ近くで水を飲む姿に夢中だった。
元気に歩き回っているように見えたけれど、もう病気が分かって治療中だったことになる。でも、毛並みもきれいだし目はキラキラだし、病気だなんて全然感じなかった。

2020年2月に見たときには、外を歩いていた。

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寒帯の動物らしく、雪を踏みしめて歩いている精悍な姿に見惚れたのを覚えている。

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なかなか屋内に入ってこなかったので、近くを通ってうれしかった時。


動物までも、こんな病気で死んじゃうなんて。