お天気は今ひとつだけれど、通りすがりに紅葉が綺麗そうで気になっていた公園へ。
距離的には割と近いし子供の頃は自転車で遊びに来ていたのだけれど、オトナになってからは久しく来ていない。紅葉の時期に来たのは初めてかも。
曇りで空はどんより灰色だけど、紅葉はとてもキレイ♡
ちょっと出遅れたかな?と思っていたけれど、まだまだ見頃でいい感じ。
地下鉄駅付近の銀杏並木から、池の周りをぐるっと歩く。
なぜかふとボストンの公園を思い出す。
カモがたくさんいて、つがいをさがしているのか大騒ぎ。
リフレクション!
公園内に日本庭園があったなんて、全然知らなかった。
冬支度の雪吊り。
もう来週には雪の予報だしね‥。(まだ積もらないけど)
池に映る赤や黄色も鮮やか。後ろの建物がなければもっと風情があるのに。。
日本庭園内には茶室もあった。
八窓庵へ。
江戸時代初期に小堀遠州によって滋賀県長浜市に建てられたものが移設された、重要文化財。ここに移設される前、2008年に雪の重さで倒壊したのを再建したもの。
入口の説明書きに書いてあった「綺麗さび」。
利休の孫弟子の小堀遠州が、華美を削ぎ落としたわびさびを重んじつつ、明るさや美しさを取り入れたのが「綺麗さび」なのだそう。
茶室には入れないけれど、ぐるっと一周できる。
小さな笹の濃い緑に、白い縁取りや赤や黄色の落ち葉が鮮やか。
小堀遠州作だという、「忘荃」の扁額。
ぼうせんと読む荘子の論語で、「目的を果たした後はそれに使った道具や手段は忘れてよい」という意味。道具は手段に過ぎない、手段を目的とするな、本来の目的を忘れてはいけないという意味なのだそう。
小窓から中を覗いたけれど、天井が低くて狭いのでここに複数人で座ることを想像すると息苦しくなりそう。。
敷き紅葉の黄色バージョン。
落ち葉と呼ぶのか、敷き紅葉と呼ぶかで、見える景色が全然変わる。
去年見た真如堂の真っ赤な敷き紅葉、綺麗だったなあ。。と思い出すけれど、地元でもステキな紅葉を見ることができる。
今まで近くに目を向かなかったので、今年は良い機会だったかも。
最近は気立ての良いカラスが多い?人を避けないカラスが増えた気がする。
公園内の豊平館。
色もデザインもどちらもかわいい♡
アクセントの青は、ウルトラマリンブルーという建築当時の色に復元した青色。
てっぺんには北海道開拓使が旗章としていた青字に赤い星の北辰旗のシンボル、赤い五稜星。サッポロビールの瓶ビール「赤星」も同じ由来なのかな??
今は資料館だけど昔は結婚式場として使われていて、両親はここで結婚式を挙げたのだそう。
公園隣の伊夜日子神社。
ここも紅葉がキレイ。
水を貯めていなかったけれど、花手水。
一見造花みたいな色だけど、ちゃんと生花。
ペット連れ。。
いや、なにも書いてはいなかったけれど。。
札幌で合格祈願の天神さまといえばこちら。
近く、久しぶりに資格試験を受験しなければならないのだけれど、「自力で受かるから!」という程のやる気はないので、神頼みさせていただく。
赤も黄色もキレイ。
帰りには、近くにある大好きなケーキ屋さんへ。
午前中なので種類豊富♡
濃厚なチョコレートのグラッパと、
クランブルが美味しそう、素朴な栗のタルト。
台とクランブルはさっくさく、栗がゴロゴロ入っていた♡
数時間で楽しめる、近場の紅葉散歩。