10月は1年の最後の通院月。
去年は仕事の都合で1週間遅らせて11月だったけれど、1年前は「次回こそは緩和ケア卒業!」と喜んでいたのに、(このときは理由があって)また落ちていたころだった。
あれからもう1年。
ここしばらく、また全然気分が上がらなくて人と目を合わせられないような日もあった。今回は思い当たる理由もない。
異常に不機嫌だったり、僻みっぽかったり、悲観的だったり、厭世的だったり。
仲間外れにされているような気分になったり、できないことがあると自分が無価値な気になったり、楽しかったはずのことが急につまらなくなったり。
今までは気にもしなかったような些細なことが気になって、気になることや思い通りにならないことがあると途端にすべてが嫌になってしまったり、感情のコントロールがうまくできない。
また調子悪いのかなあ、とも思ったけれど、楽しいことはまだあるし食事はおいしい。ちゃんと眠れているし、笑わなければならないときには笑えるのできっと大丈夫。
まずは緩和ケアから。
駐車場は空いているし緩和ケアは一人・二人の待ちで呼ばれるのでとってもスムーズ。
新築工事もようやく終わりかけで、診察室には引っ越し日程が貼ってある。
どうですか、というざっくりした問いへの回答。
・精神的には大丈夫だと思う
・季節の変わり目だからか、涼しくなったのに暑くなることが多い
・肩こりや腰痛、背中が痛い、頭が痛いなどの不調はちょこちょこある
痛みに薬は必要ですか?と聞かれたので「市販薬が効くので大丈夫です」と答えて漢方だけ90日分出してもらって、あっという間に終了。
この超・オープンクエスチョンにもだいぶん慣れてきた。
術後すぐに、主治医から「どう?」と聞かれて、「どうってなにが??なんのこと??どう答えたらいいの???」と戸惑っているうちに「探すくらいなら大丈夫そうだね」と終わってしまったことを今でも思い出す。
言いたいこと・気になることは全部言わなくちゃ、と焦るのはこの時のことがトラウマになっているからかも。
せめて○○はどうですか?とか、もうちょっと答えやすい質問にしてくれた方が楽なのだけど。何を答えるのか試されているの?
・・と思ったら、クローズドクエスチョンは聞き手の都合だから、患者を尊重してオープンクエスチョンで言いたいことを話させるということらしい。
相手が何を聞きたいのか、ヒントをもらってそれに付け加えて答える方が楽だし効率的だともうのだけど。それだと相手に気に入られそうな答えを返そうとしていることになっちゃうのかな?
次回は全然違うところでお会いすることになります、と言われる。
ハンガーラックにビニール張りの即席パーテーションもグレードアップするのかなー?
午前中は終了、ランチへ♡