My life! after diagnosed with BC

加味帰脾湯、その後

寝る前だけ再開してみた加味帰脾湯、1週間後の感触。

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良いこと
・朝アラームが鳴るまで意識なし
・夢をみなくなった
・朝起きぬけのホットフラッシュがなくなった
→深くて快適な睡眠ぽい

微妙なこと
・起きる時に寒くて布団から出たくない
・アラームが鳴っても起きたくない
→結果、なかなか起きられない

まだまだ眠たいのだけれど、起きた時の疲労感はなくなり、休日には「疲れているのでもっと寝たいのに眠むれないので疲れが取れない」というのはとりあえず解消。いくらでも眠れるようになった♡
あとは寝る時間を確保したい。

 

以前調べた加味帰脾湯の効果。

適応:体力中等度以下で、心身が疲れ、血色が悪く、ときに熱感を伴う人

効果:貧血、不眠症、精神不安、神経症、心身の疲れ、「昼間疲れやすく、寝てもその疲れがなかなかとれない」も含む不眠
消化器のはたらきを助け、胃腸の吸収と代謝を整え栄養を増やす
足りない血を増やす
胃腸を丈夫にし貧血症状を改善、滋養強壮作用
酸棗仁・竜眼・遠志などが気分を落ち着かせる
睡眠の質を上げ、不眠症の改善するだけでなく全身症状も改善する

 

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不思議なことに加味帰脾湯を飲み始めてから朝のホットフラッシュもない。日中もほとんど感じない!
気は体に必要な元気や水分を体内にとどめて体表から漏れ出すのを防いでいる。
なので、気が不足すると、血以外の体液「津液」を体内に留める力がなくなり、必要以上の汗となって漏れ出すと考えるのだそう。

津液の漏れを防ぐ気を加味帰脾湯で補っているので汗は出ないのもしれないが、熱感にはなにが効いているのだろう。適応が、「ときに熱感を伴う人」なので温度を下げる効果もありそう。

その部分を調べてみると、山査子・柴胡が清熱・解鬱して自律神経の興奮を抑えて熱を鎮める作用があるとされていた。

帰脾湯が適用となる、
胃腸が弱く、精神的疲労が重なり、心身ともに疲労の極致に達して、血色も悪く、貧血気味で、精神不安や不眠

に加えて、
いらいらやのぼせ、ほてり、胸苦しいなどの熱症状

が伴う場合には加味帰脾湯が適用となるのだそう。
あまり聞かないけれど、これもホットフラッシュに効果があるという事だろうか。

と思ったら、クラシエのサイトに出ていたー。

更年期障害のタイプ別おすすめ漢方薬をご紹介

 

更年期の症状は“気の不調→血の不調→水の不調”の順に不調が現れるとされる。
初期→気の不調(気虚気滞) :
鬱やイライラなどの精神不安顔が赤くなる、ほてり、のぼせなどの熱感、急な発汗、ホットフラッシュ、頻尿など 

中期→血の不調(血虚・血瘀):
動悸・息切れ、手足の冷え、手足の脱力感やしびれ、 不眠、焦燥感や不安感、高血圧、頭痛、頭重、月経の乱れなど 

後期→水の不調(津虚・水滞):
悪心、嘔吐、めまい、耳鳴りなど

今のところは気と血の不調にとどまっている‥?めまいもするので水も不調なの‥? 

顔色もすぐれず、心身共に疲れている…そんな弱っているカラダを改善してくれる漢方薬です。特に胃腸の弱いタイプにおすすめで、気と血を補う生薬がしっかり配合され、弱っている気血を整えてくれます。不安感や悲哀感が強いなどの精神不安や神経症だけでなく、加味逍遙散同様、過剰な熱を抑える生薬も入っているため、イライラやほてりなどの熱の症状も改善してくれます。

また、貧血や寝つきが悪い、眠っても眠りが浅い、すぐ目が覚めるといった不眠症にも効果的。幅広く改善してくれる漢方薬です。

 

加味帰脾湯はあまりメジャーじゃないのかと思っていたけれど、2013年の販売額のデータでは、医療用で24番目、OTCで15番目だということで、意外と一般的なものなのかも。

眠ることは大好きでたくさん寝たいのだけれど、人工更年期症状が気になりだしてからはぐっすり眠れて目覚めが気分いいー♡、ということがすっかりなくなってしまっていた。
それが、加味帰脾湯のおかげでよく寝た―♡という目覚めをまた感じられる。

蓄積した水イン不足が解消したら平日もすっきり起きられるようになるといいのだけど。