My life! after diagnosed with BC

3年目検査当日、診察

 エコーの結果が気になって気になって、そわそわしながら待つ。

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聞きなれた主治医の声がして、診察室に呼ばれる。

いつも通り触診から。
エコーはきれいだったよ、と言うので「途中止まった気がして、待っている間どきどきしていました‥」と言ってみる。そう?と言いつつも、いつもより強めに触って、腋窩も首も、ぐっと強めに探るような感じ。で、大丈夫!と言ってくれたので一安心。

次回の予定を話して、忘れずにHBOCの検査のことも聞いてみる。
でも、保険の対象になるのは再発した人だけなのだと言う。えー、そうなの?

「まだ高いよ、10万くらいするよー」と言われたけれど、前に話した時はルミナルだからあまり関係ないと思って要らないと思ったけど、ガイドラインを見たら関係ないと書かれていたこと、前々回?に専門の看護師に話しかけられて、もしそうなら卵巣は急激に進むし、気づいた時には進行していることが多いと言われて、対側とと卵巣が不安になってきたんだけど、と話してみる。
「叔母さんが乳がんだったからだよね、でもそんなに近くはないから‥婦人科で半年ごとに検査はしてるでしょ?」と言うので、「2年に1回の健康診断で子宮頚がんの検査はしてるけど卵巣はノーチェックだし」と答えると、「お薬飲んでいる人には半年に一度検査してもらっているんだよね‥注射の事どうするか考えているうちに漏れたのかも。それはまずいな‥」とオソロシイことを言い出す。

「え、ガイドラインでは閉経後はリスクが上がるけれど閉経前は変わらないって‥」と言ったのだけど、「お薬飲んでいると少しだけ子宮体がんのリスクがあがるんだよね」と言う。
「痛いって聞くし、頸がんの検査は受けているからいいかなー、と思っていたんだけど‥」と言ってみたけれど、「かかりつけがないのなら、僕がここの婦人科にお手紙書くから次回検査を受けて。いい?」と、どんどん話が進んでいく。
検査受けていなかったのってそんなにまずいの?と不安になるけど。

「閉経前」はリスクは上がらないということだけれど、LH-RH Agonistで人口的とはいえ閉経状態だから?それとも、有意差はないけれどやっぱり心配した方がいいという事??SOFT試験では当てはまらないと思うけれど、LH-RH Agonistが必要だという方針と同じく、ガイドラインには出てこないけれど信頼していい基準だと思っていていいのだろうか。
薬物療法に関しては、ここの乳腺ではガイドラインに文章化される前でもブラッシュアップして共有している。
最初、この話を聞いたときには「えー、ほんとに?」と(ちょっと)疑ったけれど、薬物療法に関してはここの乳腺科を信じる根拠があるで「安心して任せてくれて大丈夫」という主治医の言葉を信じることにした。
(外科的なことに関しては主治医を全面的に信頼している)
なので、ここの乳腺外科で半年の検査を推奨しているのならそれはそれで信用していいとは思っているけれど‥要らないんだ!と思ったばっかりなんだけどなぁ。
TAMが処方されている人はLH-RH Agonistも併用だし、結局は閉経状態なのでTAMでリスクが上がるという事?それにしても出血などがあった時には‥と書かれているんだけど。3年間一度も検査していないからまぁいいか。

いい?と言うので、「‥痛い?」と聞いてみると、「それ、僕にはわからないよ」と笑われた。まあそりゃあそうだよね。
嫌そうな反応をすると、必ず「いい?」と確認するけれど、そういうのはたいていどっちでもいいことはなくてやらなければならない時。ヤダと言ってもちょっと先延ばしになるだけなのだということがちょっとずつわかってきた。そしてそれは私自身のためになるのだという事。
そして、「痛いからしなくてもいい」とは言えないのだから、「痛いよ」とは絶対言わないんだろうし、分からないというのはわざとなのだろう。
3年前の今頃、TAMの副作用を聞いたときも「わからないなー」と言っていたことを思い出した。

話はそれたけれど「そんなに近くない」と言われたHBOC。
2親等と二度血縁者は数え方が違って、第2度近親者=遺伝子を4分の1共有している祖母・孫・おば・姪なので、やっぱり確率的には41.5%‥保険適用を待っていいのだろうか。

そんなこんなで、バレット上皮の事はすっかり忘れて診察が終わる。
最後に、「先生、甘いもの食べます?患者からもらったら怒られるー??」と聞いてみたら、ちゃんと聞いていなかったのか、「んー?なにー?」と特に否定しなかったのでお昼に自分の分と一緒に買ったおはぎを取り出す。

いつもお昼も食べずに診察してくれてありがとうございます。

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ごま・ゆず・ほうじ茶。どちらかといえば女子向けだけど。

お腹すいたら食べてください、と渡すと「えーなにこれ。すごいねー。僕が食べます」と謎のコメントが返ってきた。
僕が食べますって??と思ったけれど、普段からお菓子をもらう機会はたくさんあって、医局においておいたり、みんなで食べてと看護師とかに渡すこともあるのかな?
今まで菓子折りとか用意したことがなかったけれど、年配の方も多いしお菓子とかもらう事多いのかも。知人は毎年大量のカニが送られてくると言ってたし、バレンタインにはチョコレートをあげるという話も見かけるし‥主治医にチョコは都市伝説か?
自分の分は他に買ってあったので、もし断られたらいくらなんでも食べすぎだな‥と思っていたので、断られなくてよかったー。

さ、帰ろうと思ったけれど、今日はリュープリンだった。
看護師が次回予約票を持ってくる。しっかり次回は婦人科の診察も入っている。お手紙書いてくれたとはいえ、新患扱いなので11時までに受け付けをするようにとの事。乳腺は13時なのに、婦人科は混んでいるから終わり次第でいいですよ、と言われる。
え、そんなに??

形成外科の隣が婦人科なのだけど、確かにいつも大混雑。いつも混んでいる外の待合のほかに、中待合というのもあるらしく、未知の世界。
「〇〇先生はとても混んでいるので他の先生でもいいですか?」と聞かれた患者が、「1年に1度の検査なのだから主治医の先生じゃないと!」と言っていたり。
次回こそは早く緩和ケアを終わらせてランチに行こう♡と思っていたのに‥。 

化療室でLEU。前回は左だったので、今回のLEUは右!
今日の看護師さんは、おなかの肉を掴んだ時に痛くなかったので、しっかりつかんでくれないと逆に注射が痛いのでは‥と身構えたのだけど全然痛くなかった!!
毎回、針を刺した後に薬を注入するときが結構痛いのに、気付けば終わっていた♡
不思議なことに、注射したところがしばらく内出血のように痛むのも、ほぼ無痛。このままずっと痛くならないといいな。

お会計後は薬局へ。
もらった処方箋を見直すと、やっぱりまたヘパリン類似クリームが処方されていた‥前回のコピペなんだろうなー。
調剤薬局ではTAMのメーカーを代えられるか聞いてみる。
在庫がないので取り寄せになるけれど、明日の午後には入荷するとのこと。早っ!
副作用、割と落ち着いているので変わらないといいなぁ。

副作用といえば、今日の乳腺の待合室はぱたぱた扇いでいる人がたくさんいた。私もちょっと暑くて、ホットフラッシュ?!と思ったのだけど、実際暑かったのかも。
いや、でも緩和ケアの外来で処方箋を待っているときにうつらうつらしてしまったときは確実にじりじりと熱かった!汗はそうでもなかったけれど、顔に血が上って「ほてり」ってこういう事なんだ!という感じ。
今までの私の症状は「熱感・発汗」で、「ほてり」ではなかった。となると、「のぼせ」というのもまた全然違う感じなのだろうか‥。

 

 

色々書いたけど、血液検査もエコーも触診も大丈夫だった♡
今日から「3年検査後」になった!