気付けば手術から3年目も過ぎ去って、明日は3年目検査。
全く緊張しないと言えば嘘になるかも。
やっぱり神経質になっているらしくて、ここ数日はソワソワ落ち着かなかったり、ちょっとした事も気にさわりがちだった。
カレーでごまかそうとしたけれど一瞬しか気はまぎれなかった。
スープカレーには珍しい、ビーフにブロッコリートッピング。インドネシア風のSai Pedasというスープもビーフベース。
はじめてのビーフは、歯ごたえしっかりであごがつかれたー。
いつもウズラの卵は抜いて、と言い忘れてしまう。
野菜にキャベツ増し・揚げ出し豆腐に玄米ごはん。
たまごはやっぱりウズラより鶏が好きー♡
1年目にまだ再建した後で痛いからマンモは無理!と言い張って(いや、本当に全然ムリな痛さだったのだけど)、1月の検査は血液検査とエコーの回にしてもらっている。
マンモで引っかかったとはいえ、検査中に異変が感じ取れてしまうエコーはかなりドキドキする。
検査しなければ不安になるのに、検査するのも不安。
なんて面倒な感情なのだろう。
午前中は、前回卒業しそびれた緩和ケアの受診。
前回はまだ全然気持ちの整理ができていなかったこともあり、名古屋の旅行先でも大泣き、通勤途中や運転中にも急に涙が出て自分に不安になっていた。
その後、ちょっと元気な様子が判ったりアドラー式の「事実」と「想像」の切り分けを紙に書いたりで少しずつ落ち着いてきた。(と思う)
ただ、今でも厭世的な気分が抜けない。
すぐに別れが待っているわけでもないし、健康だったとしても何があるのかはわからない。だから大丈夫と自分に言い聞かせる。
そんなことは頭で判っていても、次のハワイはどうしようね、と話していたのにもう一緒に旅行をすることはないんだとか、一緒に買い物やドライブに出かけたり、何時間もたわいのないことを話しながらお茶したりといったちょっとしたこともできなくなってしまったことを思うと、やっぱり苦しくなる。
そこから、生きていることの意味ってなんだろうとかどの段階で治療を止めたいかとか、あまり前向きではない事に思いを巡らせてしまう。
でも、時々得体のしれない負の感情がこみ上げることはあっても、それに飲み込まれるとはなくなって戻ってこられるようになった。
今までを見返すと、ありがたいことに今まで身近な人の病気や別れという事に縁がなかった。それだけに初めてのことにアジャストできていないだけなのかもしれない。
だから大丈夫。
今度こそ、卒業する!
そして、ちょっと気になるHBOC。
2019年11月から、HBOCの診断目的でも検査が保険適用になったと見かけたので聞いてみようかなーと思っている。
対側も卵巣も卵管も、予防切除の覚悟はできていないけれど、手術を希望しない場合でもMRIや超音波検査などでのフォローアップ検査も保険適用となるのだそう。
罹患時にはそんな検査不要!と言い切り、去年看護師に話しかけられた時にも私のメリットってなんですか?という程度の興味だったけれど、心境が変わってきているらしい。
乳癌診療ガイドライン2018年版 追補2019でも、
ホルモン受容体の発現状況のみでBRCA遺伝子変異の有無を判断することはできない
‥って書いてあったのもひっかかっているのかも。