My life! after diagnosed with BC

あれから3年後、の健康診断結果が戻ってきた

 去年のクリスマスに受けた健康診断の結果が戻ってきた。 

 


mylifeafterbc.hatenablog.com

 

 

血圧:124/79で標準内 
最近、血圧を測っても大体このくらいに落ち着いている。一時期の140超えは不安だったのでよかったー。

体重:術後1年で+3.3Kg、これは痛くてあまり動いていなかったのでまあ許容範囲だけれど、2年でさらに+3.5Kgとずるずる増え続けている。
検診で引っかかった日と比べると+6.8Kg!!!いくらなんでも増えすぎだ‥。

脂質
中性脂肪は標準
コレステロールは今回も標準オーバー、数値は増えている
HDLは横ばいで標準値
LDLは今回も標準オーバー、数値は増えている
新しい指標のnonHDLも標準オーバー

クレアチニン:まだ標準オーバーだけど数値は少し下がっていた(‥誤差範囲?)

胃カメラ
Eの部分に*しるしアリ

f:id:mylifeafterbc:20200117084608j:plain
・胃ヘルニア
逆流性食道炎
・バレット上皮(=バレット粘膜)

総合判定:胃部検査については心配ありません、脂質異常は今回も経過観察

 

内視鏡の胃の検査は、心配ありませんというコメント。
でも、3つも症状を書かれている!先ずは聞きなれない「バレット上皮」を調べてみる。

バレット上皮は、胃液や十二指腸液が食道まで逆流することで炎症を起こす、逆流性食道炎によって起きる、胃酸で食道とのつなぎ目が荒れている状態。
本来、食道の粘膜は扁平上皮という状態なのに、胃の粘膜と同じ円柱上皮という状態になっていることをバレット上皮(2002年からはバレット粘膜に改称)と呼び、そこに遺伝子異常が加わってがん化すると考えられているのだそう。

バレット上皮が全周性になり、その最短が3cm以上に広がった状態に広がるとバレット食道と定義され、食道がんリスクが有意に上昇するのだという。

バレット食道は、食道下部の粘膜が、胃から連続して同じ円柱上皮に置き換えられている状態をいいます。さらに80%は、食道がんの発生に関係する腸上皮化生(ちょうじょうひかせい)を含んでいて、食道がんに対してリスクが高い病気です。

バレット食道から食道腺がんになるリスクは、通常より非常に高率に上昇するため、定期的な検査が必要です。

バレット食道|オリンパス おなかの健康ドットコム

「非常に高率」って。
その上昇率は、欧米人では30~125倍!

バレット食道ががん化することを抑制する有効な方法はないので、バレット食道と診断された場合は定期的に内視鏡検査を受けることが重要なのだそう。
しかも、バレット腺癌治療後の5年生存率は25%以下だという‥。

問題は逆流性食道炎なのだけど、その原因であるヘルニアも指摘されていた。
肥満や妊娠などで腹圧が上昇したり、加齢で背骨が曲がることで横隔膜の下の食道・胃接合部が縮み、胃の一部が横隔膜より上の胸膜にはみだす。これにより、食道と胃の接合が悪くなり、胃の内容物が食道に逆流するのだそう。
背骨が曲がるほどの年齢ではないし妊娠もしていないとなると、原因は肥満‥?

胸やけなどの症状が出たりするようであれば、胃酸を抑える薬を飲むけれどまだ大丈夫、という当日の説明とつながった!
ただ、十二指腸じゃなくて食道だったのね。十二指腸に逆流って??としっくりこなかったけどやっぱり勘違い?聞き違い?だったらしい。


今回パスしたら次からはバリウムに戻そうかなーと思っていたけれど、やっぱり毎年内視鏡にして経過観察したほうがいいのかな‥。