My life! after diagnosed with BC

喉に異常がない?そんなことはない→桔梗湯&葛根湯

一ヶ月ごとの漢方内科受診。

ざっくり、この一か月間の報告。
「あまり変わりない、さらに最近暑くなるし朝方に暑くて目が覚める」というと、最近天気がおかしいからね、とそれを言ってしまうとすべてが片付くのでは?というシンプルなコメントと共に加味逍遥散が継続して処方される‥。
「あとはお盆前からずっと喉に違和感があってちょっと痛い。耳鼻咽喉科に行ったけれど異常はないと言われた」というと、のどを診て「異常がないと言われたの??異常がないことはないけどね」「炎症を起こしているから治しましょう。(独り言:実証向けだけど体力あるからいいか‥)よく効くから」と桔梗湯と葛根湯が処方される。

通常漢方は食前に飲むけれど、食後にお湯に桔梗湯と葛根湯両方を溶かしてから少し冷まして、がらがらうがいをして吐き出さずに飲み込むように‥という気持ち悪い飲み方が指示される。

うがいをして飲み込む?そんなのあり??と思ったけれど、桔梗湯を検索すると一般的な飲み方らしい。福岡県薬剤師会のQ&Aでもうがいをしながら飲むと効果的だと紹介されている。

桔梗湯は、甘草と桔梗を構成生薬とし、咽喉が腫れて痛む扁桃炎、扁桃周囲炎に使用する。甘草、桔梗はともにサポニンを多く含み、抗炎症作用や去痰作用を有する。喉へ直接作用するため、エキス製剤は白湯に溶いて少し冷まし、うがいをしながら飲むほうが効果が高い。
桔梗湯エキス剤は、溶かして服用したほうが良いのか? 福岡県薬剤師会

 

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桔梗湯は138番。
桔梗湯の構成生薬は、桔梗と甘草の2種類とシンプル。桔梗が痰や化膿をとり、甘草が炎症や痛みをやわらげるのだそう。

甘草が入っているのでちょっと身構えたけれど、一週間なので気にしないことに。

葛根湯も甘草入りなので避けたかったのだけど‥。
本来実証向けで、かぜの初期などの頭痛・発熱・首の後ろのこわばり・寒気(汗が出ない)、熱に関係なく緊張型頭痛や肩こりなどのうなじや背中が緊張している場合にも処方される。基本的には体を温めることで症状をやわらげるのだそう。

葛根湯には、葛根・大棗・麻黄・甘草・桂皮・芍薬・生姜の7種類。ナツメにシナモン、生姜と温まりそう。

OTCの適応を見ると、「寒気がある風邪のひきはじめ」「首の後ろから背中にかけて凝っているときに」効果があると書いてある。
‥ホットフラッシュ大丈夫だろうか。
さらに麻黄と桂皮には発汗・発散作用があるのだそう。発汗って。これ以上汗になるのはいやだなあ。
麻黄はエフェドリン作用という、血圧上昇などの交感神経が活発になる作用があるらしい。あーこれ汗になりそうだなあ、と飲む前からちょっと憂鬱。

 

「次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください」のリスト。
 (1)医師の治療を受けている人
 (2)妊婦又は妊娠していると思われる人
 (3)体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)
 (4)胃腸の弱い人
 (5)発汗傾向の著しい人
 (6)高齢者
 (7)今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人
 (8)次の症状のある人:むくみ、排尿困難
 (9)次の診断を受けた人:高血圧、心臓病、腎臓病、甲状腺機能障害
漢方濃縮煎剤葛根湯

 

やっぱり汗出るんだ‥。飲むなら休日か夜からかな。

でも、最近左肩と左の背中が凝って痛いし首も凝っている。血行が悪いからかも、と桂枝茯苓丸を復活させようかと思っていたところだったのでちょうど良いのかも?

喉の違和感も、なくなることなくずっとそこにあるので改善するか楽しみ。