暑くて料理も手抜きの毎日。突然たらふくお米を食べたくなる。
夏だしスパイシーなのがいいけれど、カレーを作る気力はないので炊飯器でビリヤニを炊いてみる。普段はカレーを作って湯どりしたお米と重ねて鍋で炊く、パッキビリヤニというやり方で作るのだけど、カレーを作らずにマリネした肉を底に敷いて炊く方式にチャレンジ。この方式でも米は茹でておくようだけど暑いので生米で炊き込む。お米はまだらにならないんだろうなあ。
レシピはたくさんあるので、いくつか読んでみて都合の良いところだけかいつまむ。それでも思った以上に美味しく炊けたので覚書。
ビリヤニスパイスはいつものMDH ブランド、バスマティはインドから買ってきて忘れていたものを使う。
① チキンはヨーグルトとカレー粉で他の準備ができるまでの間マリネしておく。カレー粉はスリランカで買った黄色っぽいクセのないもので
② 玉ねぎ1/2個を薄切りにしてカレー粉をまぶす
③ 発芽玄米と白米で1、押し麦を1、バスマティ米を1ずつコップで測り混ぜておく
④ 炊飯器にギー小匙1に植物油を底が覆われるくらいまで足す
⑤ 油にチューブのにんにくを1cmくらい入れる
⑥ マリネしておいた肉を炊飯器の底に並べ、上に玉ねぎも乗せる
⑦ 米類を半分入れてからバスマティ用のスパイスミックスを小匙2、小さめミディトマトを四つ割りにして3個、レーズンとピーナツを乗せる
⑧ 残りのお米を乗せて塩小匙1を溶かした水を米を測ったコップ3杯分静かに加える
⑨ 手持ちのスパイスを加えて無洗米炊き込みご飯モードで炊く
出来上がり。
食べる時用にヨーグルトを残せばよかったのに、マリネに使いきったのでレモンを少しかけて食べる。ライタで食べたらもっと美味しかったかも。でもしっかりスパイシーで、思った以上に美味しくできた♡
・後で気づいたが、バスマティは無洗米ではなかったのかも?ほとんどのレシピではそっと洗ってから30分くらい吸水させていた。給水が足りないとモソモソしたり芯が残るらしいが、炊飯器モードに吸水時間が含まれているのかちょうど良い炊き上がりだった。
・うまく炊けるか不安だったので、お米は全量バスマティにせずに押し麦と発芽玄米と白米ミックスにしてみたが、スプーンですくうとお米同士がはらっと離れる、好みの具合に仕上がった。食べ応えもあってこれくらいがちょうどいい。
・計量に使ったコップは1杯140mlだった。このコップで3カップに塩小匙1は塩気が多かったかも。ヨーグルトがあればちょうど良いくらいに感じたが、食後に喉が渇いた。気持ち控えめが良さそう。
・材料は冷凍庫からあり合わせだったのでチキンは胸肉だった。手羽中とか骨つきがあればその方が美味しそう。若しくはもも肉で油控えめとか。
・油と肉を底に敷くことで肉を焼き付けたように仕上がる。ギーを使うと美味しい!
・フライドオニオンぽい仕上がりを期待して玉ねぎを油に近いところに入れたが、出来上がりは透明な炒め玉ねぎふうだった。これなら入れなくてもいいかも?
・トマトは冷凍してあったミディトマトを使ったが、もっとたくさん入っても酸味が出てさっぱりしそう。その場合は水を減らす。
・ピーナツとレーズンは10個くらいしかなかったが、もっと入れてもいい。以前はレーズンなんて、と思っていたがビリヤニにレーズンは絶対入れた方が美味しいと思う!
・⑨で加えたのはターメリックパウダーとマスタードシードとチリパウダー。お米の途中で入れたらまだらに炊き上がるのかも?後入れでもちょっと色にムラができた。
・生葉のカレーリーフもあいそう。その場合は油があった方が香りが立ちそうなので、カレーリーフは肉の下に入れるのが良さそう。
今までは割と手間も時間もかかるので多めに作っていたが、たくさん作っても翌日レンチンすると香りが飛ぶので出来立てが1番、残念だなあと思っていた。でも、この作り方ならすぐできるので次回はもっと少量、食べきりで炊こう。
ビリヤニが身近になった!