あっという間に帰宅前日。
早起きして大斉原と本宮を散歩してみる。
昨日、混んでいたのにも関わらず、大斉原の鳥居をくぐると不思議とすがすがしい気分になったが、ひとりきりだとさらにすがすがしい。
鳥の鳴き声と川の音しかしない中、座って目を閉じてみる。
本当は横になりたかったけれど、誰か来た時にびくっとするよね‥と思いとどまる。
本宮も昨日の人ごみが嘘のように誰もいない。
歩くのが好きになってきてから、早朝に散歩するのが旅行先の楽しみになってきている。以前は考えられなかった!
昨日支給された食パンにバナナをスライスして乗せ、シナモンシュガーとピーナツバターを乗せてトースト。カロリーたっぷりだけどおいしい♡
ドミは思っていたよりもずっと居心地がよかった。キッチンが使えるのも楽しい。
寝室が一緒はストレスかもしれないが、こういうのも面白い。
途中の川は吸い込まれそうな翡翠色だったり
足湯に入ろうと寄ってみた道の駅の柚子こんにゃくがとびきり美味しかったり、日本一のつり橋を渡ってみたり。(怖すぎて写真なし)
そうこうしているうちに、道を間違えているのではないかと不安になるような山道や細い道を抜けて、丹生都比売神社へ。
弘法大使を案内したというみちびき犬みくじ。黒犬と白犬がいるのだけど、巫女さんは「黒犬はよく猫と間違えられるんです」と言っていた。
その後、また山道を超えて超えて超えて超えて超えて、慈尊院へ。
明治5年までは高野山は女人禁制だったので、女性はこちらにお参りしたそう。
女人高野ともいわれ、女性の願い事が多いのだろう、「お乳型奉納絵馬」というのがあって、これを書きたいと思っていた。
最初にお参りし、そこで御朱印をいただいたのだが、書いてくれたのが住職だった。話好きなようでいろいろ話をしていると絵馬に書かなくてもちゃんと通じるような気になったので絵馬はやめることにする。
今まで、いくつかの神社では気持ちが動かなかったが、ここではお守りをいただいてみたい気分になったので病気になってから初めてのお守りを買ってみる。
途中、同じ病気なのであろう人が何人もお参りしていたりお守りをいただきに、返しに来ていたりした。私もいつか返しにまた来れるといいなあ。
渋滞を心配したが、特に問題なく、途中の温泉にも寄る余裕が出来た。
ここは内湯も露天もサウナも広々、風も気持ちよくてゆーっくりのんびりできた♡
レンタカーを返したら、駅からすぐのこちらへ。
本当は到着日に寄りたいと思っていたのだが、時間が合わずにあきらめたお店。
酒屋さんの角打ちだというのでもっと小さな店構えを想像していたのだが、広い!
卓上のメニューだけではなく、壁一面に貼られた美味しそうなメニュー。
目移りしながらおでんやどて焼き、お好み焼き、串カツなどを頼む。どれもおいしい!
お酒も冷蔵ショーケースや棚に置かれたものから飲みたいものを頼む方式。
和歌山のお酒はまとめておいてあったのでまだ飲んでいないものを色々頼んでみる。
お店の名前が入ったクラシカルなコップや升に見事な表面張力ぎりぎりのラインに注いでくれる。こういう時、1人じゃないってありがたい。
こういう角打ちのお店がいくつもあるらしい。射的やスマートボールなどのお店があったり、おしゃれなカフェが急に表れたり、和歌山の町は面白かった。
21時の閉店少し前には、気づけばお客がすっとスマートにいなくなっている。
ほろ酔い気分で20分くらい歩いて最後に和歌山ラーメンを食べてホテルへ。
和歌山ラーメンは細麺で量も控えめで締めにピッタリ♡
なかなか行く機会のない和歌山、10連休ならではで時間をかけてゆっくり回って、たくさん食べてたくさん歩いて楽しかったー。!
今度来るときも、和歌山市内で飲んでラーメン食べて、パンダを見てマグロとカツオとみかんとこんにゃく食べる!