My life! after diagnosed with BC

春にピッタ対策のトリカトゥを

ようやく近くの桜が咲きそう!(朝はまだだったけれど帰り道では咲いていた♡)

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そんな春はカファが乱れる季節だそう。ヨガの時に体調を尋ねられるが、ホルモン療法を始めて以来すっかり改善していたオトナニキビがちょっと復活していたり、首が寝違えたように痛かったり、かぶれて痒いことが続いていたりといったことを話すと、冬の間に溜めていたものが春になって芽吹くことによって動き出す、どれもこれもカファが乱れる春に起きがちなトラブルなのだそう。
そんな春に摂ると良いスパイスの組み合わせ、トリカトゥを教えてもらった。

サンスクリット語でトリは3、カトゥは辛いという意味で、胡椒、生姜、長胡椒(もしくは山椒)の3種の辛味の粉末スパイスを1:1:1で混ぜるだけ。胃腸を温め、消化と代謝を促進し、食欲も増進、腹部のガス・膨満感を解消、体内の湿気を出すことで鼻詰まりや浮腫みの改善に効果があるのだそう。
長胡椒というのは聞き慣れないが、最近目にするヒハツのことだそうで、これもS&Bブランドとかのがスーパーに置いてある。沖縄胡椒とかロングペッパーともいうらしく、内臓を温める効果があるとのこと。生姜も胡椒も温めるので春より冬に向いていそうな位がっちり温まりそうだ。
この取り合わせのメインの効能は不要なものを出す。それゆえ、冬の間にため込んだ諸々を排出する春向けなのだそう。

手取り早く、家にあった山椒を使って小さじ一杯ずつ混ぜてみた。すっきり爽やかな感じで舐めても美味しいが、白湯にひと振り加えて飲むのが効果的なのだそう。3種のスパイスはどれもヴァータとカファを抑えるが、ピッタを増やすそうなので、イライラしている時は控える。

以前の私は、常にピリピリイライラして交感神経優位な状態が続いていて、正にピッタが乱れまくっていていたが、今ではなんとなくカファ寄りになっているような気がするのでちょうどよいのかも。
ヨガの先生はヴァータが優位な印象だと言っていたが、最近は病気になる前とすっかり変わっている気がして、本来の自分はどこにあるのかわからなくなっている。

バランスを乱す要素一覧があったので、思い当たるものに〇✕△をつけてみた。
(〇はそう!、✕はうーん違うかな、△は時々そうかも)

ヴァータを乱す行動(イメージはバタバタしていて落ち着かない、躁状態
・不規則な生活 ‥△
・激しい疲労 ‥△
・生活環境の変化 ‥✕
・旅行、外出、出張が多い‥△
・騒音、テレビなど連続した音の刺激‥△
・睡眠不足 ‥〇
・のどを使い過ぎる‥✕
・風に当たっていた、体を冷やした‥△
・トイレを我慢するなど生理的欲求の我慢‥△

ピッタを乱す行動(イメージは興奮してイライラそわそわする、攻撃的)
・頑張りすぎる ‥✕
・何かと戦っている‥✕
・時間に追われている焦っている‥△
・アルコールの飲み過ぎ ‥✕
・暑すぎる ‥✕
・時間に厳しい、律儀すぎる、細かすぎる‥△
・競争、刺激的な事を好む、暴力的、批判的、否定的な本やテレビなど好む‥✕
・日光浴、やけど‥✕
・討論や議論でカッとなる‥△

 カパを乱す行動 (イメージは自分の殻に引きこもる、だらだらする、自己憐憫
・執着する(物、考え、節約など)‥△
・他の意見をまったく受け付けない、または受け入れすぎる‥△
・朝寝坊、昼寝をする ‥〇
・ゴロゴロしている ‥△
・生活がマンネリ化している、いつも同じ事をしている‥✕
・食べ過ぎる。甘い物をよく食べる‥〇
・家の中に物があふれている。冷蔵庫、ゴミ箱、部屋の中‥〇
・自分の考えや気持ちを表にあらわさない ‥△

以前は、仕事の時もプライベートでもピッタを乱すにあてはまる生活だった。今は仕事の内容や立場が少し変わったこともあり、全体的にぼんやりというかゆるーく暮らしているので、カパを増やし気味なのかも。とりあえず冷蔵庫の整理でもしようか。

今年になってからは体調が上向きなこともあり、今までできなかった(やらなかった?)反動なのか、やりたいことや行きたいところがたくさんありすぎるくらい。
まだゆっくり睡眠をとりたい時もあるが、今まで怠くて出来なかった分、出かけたくて仕方がない。自分の体調を過剰評価せずに無理せずゆっくり、と言われるけれど、時間がもっとほしい!

‥この辺りがヴァータっぽいということ?

とりあえず美味しいし、ピッタは抑え気味だと思うので、消化や代謝を高めるというトリカトゥ白湯をしばらく飲んでみよう。野菜と組み合わせてもあうそうだし、馴染みのあるものの組み合わせなので、料理にも使えそう。

全然話がそれるが、学生の時化学で習ったmono-di-tri-tetra‥というギリシャ数字の3を表す「トリ」がサンスクリット語でも「トリ」。
偶然かと思ったら、陸続きだからかヨーロッパ系言語と似ている言葉が多いのだそう。
名前を表すName(ネーム)はサンスクリット語で नाम [nāma](ナーマ)、フランス語ではnom(ノン)スペイン語では nombre (ノンブレ)。NameとNamaは近いけれど、その先は??という感じだが、言語学的にはこれらは近いと考えるのだそう。
神様はサンスクリット語でdeva(デーヴァ)、イタリア語ではdivo/diva(ディーヴォ男性/ディーヴァ女性)。ラテン語ではdeo(デオ)、フランス語ではdieu(ディユー)、 スペイン語ではdios(ディオス)でこれらも関連があると考えるのだとか。なんとなくこっちはなんとなくしっくりくるかも。 サンスクリット語は漢字表記にすると梵語で、仏教にも用いられていて日本語ともなじみがあるのだそう。
この先、あ、このことだ!と思う単語に出会うのかも。