飲茶ができるお店が近くでなかなか見つからない。
昨年末に、1月オープンとどこかで見かけて楽しみにしていた小籠湯包専門店へ。
蒸籠を使ったエントランス。
店内はカウンター8席、テーブル8人分で落ち着いた雰囲気。カウンターキッチンで調理の様子も見える。
キャベツスープダイエット明けからまだ数日なので、炭水化物づくしはどうだろうとも思ったが、お酒だけ我慢して料理は食べたいものを食べることにする。
冷菜から。
鶏の紹興酒漬。ぷるっぷるでつやつやー。
もっと強く紹興酒の風味がするかと思っていたが、鶏の風味を邪魔しない程度にふんわりと香る。特製辣油をつけるとすっきりした辛さでお酒がほしくなる。が、凍頂烏龍茶で我慢。
点心の欄から。先ずは小籠湯包
蟹味噌入りもあったが、ノーマルを。
黒酢と生姜の千切りもあるが、何も付けずに食べてみて下さいと言って持ってくる。
!!
美味しい!!
皮は薄すぎず厚すぎず、スープもすっきりとしていてくどさが全くない。これ、いくつでも食べられるやつ♡
3個で一篭なので、次回は1人一篭頼もう。
台湾で頼んだら海老入り小籠包風だったので同じ感じかな?と思って頼んだ海老焼売。
予想とは違って普通の海老焼売だったが、餡も海老もぷりぷり。
蒸し物以外にも、と頼んだ羊肉巻餅と台湾風唐揚。
巻餅は、羊のほかに牛と豚もあった。
ネギとキュウリの千切りと甜麺醤風のタレでちょっと北京ダック風。
羊なのに強くスパイスを使っていなくて、でもクセがない仕上がり。
唐揚げは一口サイズで食べやすい。
囓ると肉汁が溢れるタイプではなく、脂気が少ないさっぱりあっさり風味。中華の唐揚げのような五香粉塩が掛かっているのでもなく、薄味仕上げ。
少し物足りなかったが、小籠包のタレや特製辣油をつけると美味しかった。
なぜかこれだけ写真を撮っていなかった海鮮鍋貼は、エビ・ ホタテ ・カニの餃子を一度蒸してから焼いてあるそう。
ちょっと厚めだけどアゴが疲れるほどモチモチでもない絶妙な厚さの皮で、ぱりっと全面に焼き色がついていた。蒸しているからなのか、餡がちょっとモソモソしていて残念。
担仔麺と悩んで、魯肉飯を頼む。
蒸籠で蒸しているので適度に脂が落ちていて、でも閉じ込められた香りが全体に広がって、旨味はそのままなのにさっぱり食べられる。
今まで、魯肉飯は美味しくても脂っこいので一口で十分‥と思っていたが、これは独り占めしたいくらい美味しい♡
お腹が満たされてきた後半に食べたけれど、もう一つ追加したいくらいだった。
何故か最後に、大変お待たせしました、と出てきた海老蒸餃子。
・・頼んだ事をすっかり忘れていた。
海老焼売ではなく、こっちがスープたっぷりで海鮮小籠包風だった。
レンゲに乗せて端っこを少しかじるとホタテやエビの風味はたっぷりなのにすっきりとしたスープがじゅわっとあふれる♡
海老蒸餃子といえば浮き粉で作った半透明な皮の蝦餃を思い浮かべるが、全然別物だった。蝦餃は広東風なのかな??
見た目は地味だが、たっぷりのスープとぷりぷりのエビにつるんとした皮の組み合わせがとっても美味しくて幸せになれる♡♡
今回食べたメニューは、どれもとてもあっさりして、脂もスパイスも塩気も控えめで食べやすい。量も控えめなので、少人数でも色々頼めるのもいい感じ。
牛、豚、鶏、豆腐とジャンル分けされた各種炒め物や、客家風皮蛋豆腐とか湯葉のもやし巻などの冷菜類、点心にもまだ食べてみたいメニューが色々あった!鶏と椎茸の蒸しスープとか、酸辣湯とか、フカヒレ入り蟹の卵スープとか、スープ類も美味しそう。今回見送った杏仁豆腐や芒果アイスも食べたいー。
南部鉄器の鉄瓶で出てきた凍頂烏龍茶はたっぷりの茶葉が入っていて、3回差し湯をしてもらったが最後まで美味しくいただけた。ポット提供のお茶は、阿里山金萱茶など台湾茶のみなのもこだわっていそう。
美味しい中国茶を飲みながら点心を食べて、久しぶりに飲茶欲が満たされた♡
満足♡♡