My life! after diagnosed with BC

インフルエンザとヒフの痛みとホットフラッシュの関係

熱が下がってからも数日、カラダがヒリヒリピリピリ痛かった。熱が高い時に子供の頃から感じる症状。

紙ヤスリで擦られているような、絶えず神経に直接何かが触れているような、肌触りの悪い粗悪な素材のセーターを素肌に着ているような不快な感覚(裸でいても常に感じる)が、背中の下半分にずっと残っている。
今迄は熱が下がるのを合図に不快感も消えていたのに、今回はなかなか消えないので、帯状疱疹じゃないかと心配になって全身眺めたがそうでもなさそうだ。

術後の二の腕の内側も一時同じような感覚になったが、それは切開した時に細かな末梢神経にキズが付き、それが修復しているから生じるのだと説明されて、それはなんとなく納得した。ヒフ感覚は似ているけれど、熱で神経がそこまで傷つく事はなさそう。
では、そもそもなんで熱でヒフの知覚過敏が起きるのだろうと気になった。

風邪のウィルスと闘うためにリンパ球が活性化、副交感神経が優位になりますが、このときアセチルコリンというホルモンが分泌されます。
このホルモンの作用で痛みや発熱を起こすプロスタグランジンという物質が増加します

 熱が出ると関節が痛いのもヒフが痛いのも、プロスタグランジせいらしい。

このPGE2には、他にも血液をめぐらせるために血管を広げる働きがあり、広がった血管が皮膚や関節の痛みを発生させる。また、広がった血管は、頭蓋骨の中も圧迫して頭痛やめまいも起こす。

 この説明がすっと入ってくる。

体調不良
          ↓
副交感神経が優位になる
          ↓
アセチルコリンが分泌
          ↓
・血流を増やすために血管が拡張する→頭痛、眩暈
・痛みや不快感を増やすプロスタグランジンが増える→関節痛、知覚過敏

 

なるほどー、副交感神経が優位になっているからホットフラッシュも起きなかったのかと納得。
熱が下がって、もう体調落ち着いたなーと思った6日目、しっかりホットフラッシュは戻ってきた。かなりがっかり。

熱で辛かったり頭が痛かったりはしたけれど、この数日はカラダの中を這い上がる熱の気持ち悪さから解放されていた。

心置きなく着込んでぬくぬくできる幸せ、自分で選んで着た分だけの暖かさを身にまとえる安心。たった数日でもまた味わえて嬉しかった♡

包まった毛布の暖かさをそのまま味わえるとか、脱いだり着たり、掛けたり剥いだりしないでいられるってやっぱりかなりストレスフリーだった。

気温や室温なりの暑さ寒さを感じられる、ただそれだけの当たり前のことが恋しい。