金曜日は元気に働き、土曜日は元気に飲みに出た。
が、土曜日の夜に急になんだか怠さを感じる。旅行帰りで疲れているのかな?位に思っていたが、どんどんカラダが痛くなってくる。
この感じは覚えがある。
でも熱は37℃少しで微熱だし、喉が痛いし咳も出る。ということは風邪?思い過ごし?とりあえずイソジンでうがいをして、帰ってから早々に寝る。
翌朝、寝苦しくて目が覚めると本格的に関節と全身の筋肉が痛い。寝ているのも座っているのも不快。出かける気力は出ないので、ヒエピタをおでこに貼って少しでも楽な体勢を探してごそごそしながら過ごす。
朝の時点ではやはり微熱だったのでそのうちよくなるかも?と思っていたが、昼過ぎには38℃超え…。
うーん、この感じはやっぱりインフルエンザの予感。熱が上がるとともに皮膚がヒリヒリしてきた。この症状も久しぶりだけど覚えがある。
日曜に救急病院に行くか悩みどころ。
以前、同様の状態で受診した時は、寒さで震えながら数時間待った上に、状態が出てからの時間が短いので、まだインフルエンザの確定診断ができないので何もできない、明日受診し直せとのことだった。
抗インフルエンザ薬は状態が出てから48時間の猶予があるはず。土曜日の21時頃に気付いたのでまだ余裕があり、インフルエンザの迅速診断キットは12時間くらいを過ぎれば各種使えるはず。
よりにも寄って、明日にならないとデータが出ないのに明日締め切りの提出物が2件ある。1つは代わりに対応してもらえそうだが、もう1件は説明しないとちょっと厳しそう。
インフルエンザかどうかはっきりさせないとならないので、明日朝近くの内科に行ってから出勤しようか。こんなことならPC持って帰って来れば良かったなあ。
カラダもアタマも、あちこち痛いので鎮痛剤を飲もうと思い立つ。常備薬のイブ、術後に貰っていたカロナール、セレコックス、トラマール、どれを飲もう。
トラマールは強すぎるので最初から除外。病気になる前は、よく頭痛でイブにお世話になってきた。イブプロフェンが主成分で解熱鎮痛剤となるが、解熱効果はまだ不要そう。
それよりも、今まで気にもしていなかったが、インフルエンザの時にイブプロフェンは避けるらしい。
インフルエンザ脳症の発症因子ではないが、なんらかの関与がある可能性があるそう。(小児向けの話かも?)なのでイブも除外する。
セレコックスは抗炎症作用はなく解熱効果もない、鎮痛のみに効くと調べていた気がする。まだ38℃前半だし、熱を下げなくても大丈夫そうだが、頭痛の原因は熱なのかな…?とりあえずセレコックスが良さそう?と思ったら、そうではなかった。
そもそもセレコックスにも解熱作用があり、しかも頭痛には効果が低そうだったり、これもインフルエンザとあまり相性が良くなさそう。
最後に、術後の痛みに一番効果を感じたカロナール。これはアセトアミノフェンが主成分で、消炎効果はないけれど、痛みに対する閾値をあげる効果がある。インフルエンザに処方されるのはアセトアミノフェンで、子供にも妊婦にも処方されることがあるそう。
私が今飲めるのは、手持ちの鎮痛剤ではカロナール一択だったらしい。
頭痛を我慢しながらここまで調べてからそういえば…と思い出し、知り合いの薬剤師に聞いてみたところ、やはりカロナールがいいだろうとのこと。あー、調べるよりまずは聞けば良かった。思いつかないなんて、判断力の低下?
さらに熱が上がるか、さらに辛くなったら少なめに飲んでみよう。