My life! after diagnosed with BC

瞑想① ヨガニドラ

瞑想は代替療法の中でも比較的エビデンスがあるというので気になっていた。

不安軽減・ストレス軽減・鬱症状・気分障害QOLの改善には、瞑想が「高い利益を強く確信できる」として推奨グレードA
乳癌治療として補完・代替療法は勧められるか? | 乳癌診療ガイドライン2018年版

 


初めての瞑想に選んでもらったのがヨガニドラ。

 


ヨガニドラは、サンスクリット語で「眠りのヨガ」という意味。
シャバアサナという仰向けのポーズでガイドによって行い、その中でサンカルパ(サンスクリット語で「決意」を意味する)を唱える。

瞑想とかヨガとか決意を唱えるとか、今までの私を知っている人は変わり具合にちょっとびっくりするらしい。そして心配もするらしい。いや、自分でも興味を持つと思っていなかった分野なのでびっくり。

ヨガニドラでは、サンカルパ(サンスクリット語で決意)を唱え、そのサンカルパは必ず実現すると言われています

1時間のヨガニドラで、4時間の睡眠と同様の効果が得られると言われています

え‥本当に?
例によって疑って調べてみた。


ヨガニドラでいう「眠り」は、「完全にリラックスして寝ているのに意識がはっきりしている」という状態。この時、脳波はアルファ波とシータ波を行き来している状態になっている。
この脳波の状態の時には潜在意識が解放されていて、その時に頭に入って来る情報は強く頭の中に残る。
ヨガニドラでは、この脳波状態になった時にサンカルパ(決意)を唱えるので意識下へ決意が強く残る‥という事らしい。

人の意識は、
①目覚めている状態
②夢を見ている状態
③深く眠っている状態  の3つに分けられている。

① 目覚めている状態では、ベータ波(13-20Hz)という速いリズムで脳が活動して、顕在意識が優位に働いている。外部環境に大きく影響を受けている。

② 夢を見ている状態では、脳がシータ波(4-7Hz)という比較的遅めのリズムで活動して、潜在意識が優位に働いている状態になっている

③ 深く眠っている状態では、脳はデルタ波(0-4Hz)という遅いリズムで活動して、無意識状態になっている。心の活動が不活性化し、心も体も麻痺している

①と②の間、目覚めている状態と夢を見ている状態の間には一瞬別の意識状態がある。この時の脳は、アルファー波(7-12Hz)という比較的早いリズムで活動していて、全身の筋肉が緩み、外部環境に対する認識がなくなり、深いリラクゼーションが得られるとされる。
このアルファー波の時間が一瞬だったり、ベータ波からデルタ波へ一気に切り替わるとリラクゼーションを得られずに寝ても寝ても疲れが取れないということになるそう。

夢はたくさん見るのでシータ波の時間もあるはずなのだけど疲れは取れない。何故?
夢をたくさん見ると疲れが取れないともいうけれど‥。

ヨガニドラは、ベータ波とアルファ波の間にいる時間を長くして、アルファ波優位がもたらすリラクゼーションを得ることができるというもの。

パーソナルヨガで体験した、起きているのか意識がふわふわした状態がアルファ波が出ている状態だったのだろうか。

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アプリのヨガニドラでは目覚めている状態のまま終わってしまう。

睡眠の研究は奥深いのでそううまくはいかないのでは?とは思うけれど、なんとなく納得。
寝落ちしてしまったり、覚醒した状態から変わらなかったりしてもまだまだ練習中なので、そのうちアルファ波優位の時間を得られるようになるのかも。

起きているわけでも、
寝ているわけでもない状態。

0でも100でもない状態。

白黒つけないで、グレーを楽しむ。

それが、【ヨガニードラ】なのです。
ヨガニードラがもたらす深いリラクゼーションとは?

あまりにスピリチュアルなのは苦手なので、この説明がしっくりきた。
グレーはもやもやしてしまう。楽しめるようになりたい。