BS日テレの時代劇枠がおもしろい。
トルコドラマ、オスマン帝国外伝〜愛と欲望のハレム〜のシーズン1が終わった後、今度はロシア制作のエカテリーナが始まった。
韓国・中国もしくはアメリカのドラマがほとんどの無料BSドラマだが、あまり目にしない国のドラマが続くのは面白い。
トルコ語やロシア語など、耳慣れない言葉で繰り広げられるドラマは異国感たっぷり♡
エカテリーナといえば、子供の頃に読んだ漫画を思い出す。
ベルサイユのばらの作者、池田理代子さんのエカテリーナはなんとなく暗い気持ちになった記憶があったが、ロシア旅行前に読み直していた。どちらも参考にした資料が同じなのか、それとも有名なエピソードなのだろうか、漫画とドラマで被るシーンがいくつもある。首の後ろに肉がついてどっしりとしたエリザヴェータ、なよっとした縮れ毛のフョードロヴィチとか、イメージ通り。
私がロシアに行ったのは夏だったので、ドラマの中の雪景色はとにかく寒そうに見えるが、衣装やヘアスタイル、宮殿の調度品などが美しい。
シーズン1はモスクワとプラハで撮影されたが、シーズン2ではロシア文化省支援で、モスクワ・サンクトペテルブルク・琥珀の間を含むエカテリーナ宮殿など、現存する宮殿で行われたそうで、絢爛豪華・18世紀のアンティーク・当時の衣装なども見どころだという。シーズン2も見たい!放送されるといいなあ。
豪華だったエカテリーナ宮殿やサンクトペテルブルグ。
建物が世界遺産、世界三大美術館と言われるエルミタージュ美術館。
エカテリーナ2世が自分専用の隠れ家(エルミタージュ)として建てたのが起源だそう
エカテリーナ宮殿では、貸し出しの衣装があったらしい。
白い肌と金髪にパステルカラーのドレスがとびきり似合っている。
ポージングもかわいい♡♡
ピヨートル大帝の夏の宮殿の噴水、流れる先はフィンランド湾。遠くまで来たのね、と実感した。右はロシア正教ふうを期待して入った聖イサアク大聖堂内部。イコンもあったけれどステンドグラスもある、壮大でゴージャスな教会だった。
街中にはドラマ(漫画でも)出てくる人たちの銅像や名前の付いた宮殿があったりしたので、改めてみるとより面白いだろうなぁと思う。
これは中央にエカテリーナが立ち、愛人だった男性たちが足元を囲むという構図の銅像。超然としたエカテリーナの表情は当時もこうだったのか、それとも足元の誰かへの叶わない想いを隠した表情なのか。エカテリーナの表情に対して、男性たちは情けなくも映った。
ごはんはおいしかったし、街はきれいだし、治安も思っていたよりも悪くなさそうだったし、公共交通は使いやすかった。英語が通じずらかったが、困っていると大抵誰かが助けてくれた。
こっちは元KGBビル。
赤の広場にあるたまねぎ風の聖ワシリイ大聖堂。
残念ながら式典の準備で広場が封鎖されていた。おまけに天気がどんより‥。
モスクワは駆け足滞在だったたので、もう一度ゆっくり行きたいな。
地下鉄駅めぐりもしたかった。
1月7日からは愛と欲望のハレムのシーズン2がスタート。
こっちももちろん楽しみー♡