My life! after diagnosed with BC

健康診断フォローアップと人工更年期相談に行ってきた

あまり縁がないキレイであたらしいクリニック。
予約時間に間に合わせるのにあわてて会社を出たからか、財布を忘れる失態。保険証も現金もカードもない。受付も困り顔だったが、会社の後輩に配達してもらってなんとか受診できる。

加入済で持参した婦人科の問診票、更年期外来の問診票の他にメンタルに関する質問用紙が3枚。全て記入してから血圧を測って待機。財布忘れで動揺したからか、血圧が151/92とめちゃくちゃ高い。。

まずは看護師?心理士?のヒアリング。普通の更年期相談とも違うし、婦人科の悩みとも違うのでちょっと困った風。言ったことは全てメモしてくれ、健康診断の結果用紙と共に先生に渡しますね、と再度待機指示。

程なく奥の診察室へ呼ばれる。ふかふかのラグがひかれた部屋はパソコンデスクと椅子のみ。考えてみれば当たり前だが、診察はなくひたすら話を重ねていく。症状、経緯、今までの治療。ただ静かに聞いているだけではなく、相槌と一緒に一般的な例や考えられる理由も交えてくれる。

リュープリンによる閉経が一番の理由。その他に、年齢的に体力はだんだん下降線になること、会社でのポジションは責任が増して負担が増えること、病気になったということなどを一気に背負ってしまった感じがすると言われた。

仕事は肉体的にも精神的にも楽になったと思っているのにそうでもないのだろうか。

 ホルモン補充療法ができないので漢方での対応になるとのこと。でも出てくるのが更年期向けではあまり聞かないもの。まずは冷やす効果があるものを足すことを勧められる。もっと冷やす処方もあるようだが、冬だし冷えすぎも良くないのでまずはここから、と温清飲(うんせいいん)を選ぶ。

一回に1種類かと思っていたが、2、3種を併用することもよくあるとのことで加味逍遙散に朝晩プラス。

疲労感倦怠感に関しては、あまり色々薬を出したくないとの事で微妙な表情だったが、収まりつつある早朝覚醒と夢が多いというのは、睡眠でしっかり疲れが取れていない、やる気が出ないというか気力がないと言うと気虚なのかも、と言うことで寝る前に加味帰脾湯(かみきひとう)もプラスになった。

季節や症状の変化にあわせて漢方も変えていくらしい。今まで診てもらったなかでは一番漢方の処方の引き出しが豊富で、安心して選んでもらえそうな感じ。

さらにツムラクラシエなどではなくて、と東洋薬業というメーカーの漢方が処方になる。価格はツムラよりもクラシエよりも安価、でも生薬の産地にこだわっているいい漢方なので、粉末でも大丈夫なら私はこれを好んで処方する、と。

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次に心配していた健康診断の結果について。

予想通り、これは古い表記で今はこういう分類で。。と対応表で説明される。「NILMだから心配しなくて大丈夫、治療の事を考えると炎症というより萎縮性だと思う」と今日一番の衝撃。

さらに、ホルモン療法をしているので子宮頸がんより体がんの検診をした方がいいと思いますよ、とさりげなく言われる。ガイドラインでも体がんの検診は外れたし、痛いというし、受けなくてもいいかなーと思っていたが、ホルモン依存の病気にかかったということは他(婦人科系)も気にかけた方がいいと思うとのこと。卵巣はどうですか?た聞くと、他の検診の時に一緒に診ておくといいとの事。今度の診察の時に気持ちが変わっていなければ検診もお願いしてみようかな、という気持ちになる。

最後に先生推奨の東洋薬業はマイナーそうなので、普段いきつけの薬局には置いていなさそうな気がして、ビルに入っている調剤薬局で薬を出してもらっておしまい。