ルーベンからブリュッセル中央駅まで戻ってきたら、メトロを乗り継いで1号線の終点、Stockel駅へ。
乗り継ぎの際、一度ゲートから出て乗り換える場合もある。もう一度次のゲートにMOBIBをかざすのだが、一時間以内の乗継であれば引き落とされないようになっているそう。ゲートにもカードにも表示が出ないので引き落とされているのかいないか、よくわからない。(残り回数も不明)
ここにはホームの端から端まで、びっしりタンタンが描かれているそう。その長さ、135m!
到着するとすぐに目に飛び込んでくる。停車前からきょろきょろしてしまう。
ホームの両側にぎっちり描かれている♡
観光客は皆無で、他の乗客は地元の方っぽく、素通りしていく。
ここにはフリッツが評判の店、Friterie Charlesとストッケルの朝市 (Marché du Place Dumon)と呼ばれるデュモン広場の朝市に出店する、ブリュッセルいち美味しいと言われるワッフルがある。
ストッケルの朝市は火・金・土の8:00~13:00という情報もあれば、ワッフルは週末土曜日という情報も。いずれにしてもこの時間では朝市はやっていない。でも、そのワッフル屋さんが近くにあるのでは!?と思って必死に検索したけれど、店名すら不明‥。食べたかったー。
せっかく終点まで来たので、フリッツは食べて帰る。
Friterie Charles。地元の方のブログで美味しいと書かれていて気になっていた。
細めのカットでクリスピーな仕上がり、かりかりした感じ。ソースも今までの市販品ポンプではなかった。行列ではないけれど、仕事帰り?仕事中?ぽい人たちが絶え間なく買いにきていた。皆持ち帰り。住宅地のようなので買って帰るのかな?
隣のジェラート店が盛況で、そういえばベルギーでアイスを食べていないことに気付く。でもすでにおなかがいっぱい‥。
ベルギーは自転車の街だった。平らで歩きやすそうと、うっかり車道側にはみ出ると、そこは自転車専用路だったりするので注意。
ブリュッセル中央駅まで戻る。
ここもガイドブックに載っていたフリッツ屋さん。
ウインドウにくぎ付けになってしまった‥。
Saint Michael and Saint Gudula Cathedral(サン・ミッシェル・エ・ギュデュル大聖堂)が現れる。
ミカエルはブリュッセルの守護天使だそう。
18:00までなのか、早々に閉館だと言われる。外には観光バスできたアジア人がたくさん。近くの芝生スペースには、低いハンモックのようなリクライニングチェアが何台も並んでいて、地元の人っぽい人たちが本を読んだりサンドイッチを食べたりしている。ここでゆっくりするのも気持ちよさそうだなー♡
まだ早い時間にブリュッセルに戻ったので、ギャルリー・サンチュベールへ手袋を買いに行くことにする。
初日にウインドー越しに見ていたここに入る。
ちゃんと確認しなかった私が悪いが、このお店、本店がベネツィアのブランドだった。パリとブリュッセルに支店を出しているそうで、ベネツィアの工房で手作りされているそう。もちろんイタリアらしい素敵な色合いのものがそろっていたし、皮もいいものが使われていたので買い物自体は満足なのだけど、せっかくだからブリュッセルで作っている方を買いたかった‥。
指の横側が明るいブルー、全体はターコイズブルー、長めの袖口にたっぷりのファーが付いたものが素敵だったのだが、袖口のファーはコート必須の寒い地域では地味に邪魔になってしまう。両方買おうかしばらく悩んだが、手持ちのファー付グローブの出番が少ないことを思い出して、色味が綺麗だった赤のグローブにする。
※私が買ったお店:JB GUANTI
Galerie du Roi 20
+32 2/511 23 78
mon-sat : 10:30 – 18:30
http://www.jbguanti.be
※行きたかったお店: GANTERIE ITALIENNE
Galerie de la Reine, 3
+32 2/512 75 38
mon-sat : 10:00 – 18:00
このお店、どこにあったのだろう‥。
買い物を終えて一休み。チェックしていたお店がすぐ近くだったので向かう。
外のテラス席に座ったが、後からチェックしたら店内の方が良い雰囲気だったとか。
でもこの日はいいお天気で気持ちがよかったので外のみの気分♡
チェリーとピーチだったかな??どちらも口当たり良くておいしかった。
例によっておなかが減っていなかったが、最後の夜なのでもう一度ムール貝を食べることにする。行き当たりばったりにするか、なんとなく調べるか‥気になっていたお店のうち、近そうなところから席があるか当たることに。
ベルギー料理がそろっていて、地元のお客も多いとのことで La Roue d'Orへ。
前のヨーロピアン女性5人客が断られていたので満席かと思ったが、2人掛け残り2席のうち1席に案内される。木目のバーカウンターとシャンデリア、黄色い壁一杯に描かれたマルグリット風の絵。「テーブルクロスのかかっていない」と書かれていたが、おなかの空き具合からすればもう少しカジュアルなお店の方がよかったかも。。
飲み物はやっぱりビール、お勧めは?と聞いたらうなずいて持ってきてくれた。1品はムール貝、もう1品は‥軽いものはどれだろう。カプレーゼがあったのでその2品で頼む。チコリのグラタンとか小エビのコロッケとかまだ食べていなかったけれど、重たいものは全然無理。
ムール貝は、ワイン蒸し、ガーリッククリーム、マリナラがあった。ワイン蒸しは一度食べたので別のもの‥と思ったが、さっぱりしていそうなワイン蒸しに落ち着く。
出てきたムール貝は、ゲントで食べたものよりも身が大きくて食べごたえがあった。味も良かったし、香味付のくったりしたセロリや玉ねぎが美味しかったー。本来食べるものではないのだろうが、野菜不足なので‥マナー違反だったかな??
カプレーゼは予定通りさっぱり。付け合せのパンが美味しくて、ムール貝のスープに浸して食べる。日本でムール貝を頼むと、残ったスープでリゾットやパスタを作ってくれることが多いが、こちらではそういう〆の‥的なオプションがないのが残念。
デザートかコーヒーどう?と勧められるが、向こうの席の男性二人が頼んでいたアイスクリームを見ていたので無理だわ、と諦めて丁重にお断りする。パフェグラスにもりもり4スクープ入ったバニラアイスに、カレーが入っていそうな大きなソースポットにたっぷりのチョコレートファッジ付。。おいしそうなんだけど。残念。
途中でフリットを食べたりしているからだが、ひとり1品頼まなくてはならないのがツライ‥。周りのテーブルでは前菜→メイン→デザートともりもり食べている。
ゲントでも驚いたが、結構な御年に見えるご婦人同士でもえっ?というような大きな塊肉+フリットとかをワインを飲みながらきれいに食べている。時間をかけてたくさん食べてたくさん話してたくさん笑って、とても楽しそう。
日本では私はよく食べる方だが、海外に行くと日本人って食が細いといつも思い知らされる。
席間が近くて写真を撮る雰囲気ではなかったので写真なし。でも、この席が近い感じも窮屈だったり狭苦しい感じではなく、よい感じでがやがやと楽しい雰囲気だった。
最後の夜なので、グランプラスの夜景を見て帰る。
毎日見ても毎日違う。もっと毎日見ていたい。