My life! after diagnosed with BC

2018夏休み in Belgium:Day5 ① 石のレースとペギンホフ、大学の街ルーヴェン

フランダース地方のベルギーらしい街、として紹介されていたLeuven(ルーヴェン)、今回の旅行で一番楽しみにしていた。フラームス=ブラバント州の州都で、ここもオランダ語圏、「ルーヴェン」はオランダ語読みで、フランス読みは「ルヴァン」だそう。
旅行情報収集中に、どこかのサイトでみた市庁舎の「石のレース」の美しさにどうしてみたいと思った。ブリュッセルから電車で30分と近いし歩いて回れるらしい。完璧。

 

そんなルーヴェンへ、今日も北駅から電車で向かう。
この日もカウンターでチケットを購入する。ベルギーの窓口はとても親切で、次の電車は何時に何番ホームだよ、と言い添えてくれる。
教えてもらったホームで電車を待っていると、何人かの人に話しかけられる。ホームが変更になった、ルーヴェンへ行くなら一緒に移動する?とのこと。アナウンスはフランス語とオランダ語なので全く気付かず。(多分英語でも聞き逃すけど)

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一緒に新しいホームへ連れて行ってもらって、無事乗車。

今回は今までなかった車内での検札があった。
私が買った切符は(特に言わなくても)2等車のチケットだったのだが、乗っていた車両は1等車だったらしい。どうりで空いていると思った‥。
「ここは一等車なので後ろの車両に移るように」と注意される。ごめんなさい。

メトロにはゲートがあるが、電車は改札がないので切符を買わなくても乗れてしまう。ブリュッセル市内の3駅も、ブルージュもゲントでも改札がなかった。(空港駅は自動ゲートがある)素通りで乗れてしまうが、検札で引っかかると罰金対象なのでうっかり買い忘れないように!

 

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予定通り30分程度でルーヴェンに到着。

街の反対側にあるペギンホフ修道院までバスで行って歩いて戻ってくる予定だったのだが、バスがわからない‥。ターミナルと目的の番号のバスに聞いてみても違うと言う。中心部の旧市街まで徒歩10分程度、ペギンホフまでは+15分くらいらしいので諦めて歩き出す。

 

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早い時間だからか、人がまばら。ベルギーのお店は開店が遅かった。

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パンを運ぶ人発見。

天気もいいし街並みもいい。理由はわからないけれど居心地がいいところ、というのが時々あるけれど、ここもそう。ルーヴェンとフィーリングが合う感じ♡


のんびり歩いていくと、それっぽい建物が出てくる。

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道を曲がった先に、フォンスケ発見ー!!

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1975年にルーバン大学創立550周年記念で作られた像で、足元に書かれている本名Fonse Sapientiaeはラテン語で「知恵の泉」という意味。フラマン語でFonseの愛称、Fonske(フォンスケ)と呼ばれているそう。
この日は水が止まっていたが、本来、台座部分から出る水をカップで頭へ注いでいる。
右手に持ったカップで頭に知恵を注いでいるそうだが、ベルギーだしビールの街だし、頭に注いでいるのはビールだろう‥と皆想像する。大学生のうちは、勉強ばかりじゃなくてビールも楽しもう!というメッセージかと思った。。

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「石のレース」が施された市庁舎も見えるーー!

グロートマルクト (Grote Markt)広場に聖ペテロ教会と市庁舎が向かい合わせで建っている。マルクト広場ってあちこちにあるのね‥と思ったら、Markt(市場=Market)が付く市街地内の広場の固有名称だそう。だからあちこちの街の広場が同じく「マルクト広場」と呼ばれているということ。納得!

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市庁舎はブラバント後期ゴシックという様式で、聖書や街にちなんだ236の彫像で飾られているそう。

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どの角度からでも美しい。

向かいの聖ペテロ教会。こちらも15世紀に建てられたブラバント後期ゴシック様式

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この街でも広場にギルドハウスが並ぶ。

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すぐ近くのOude Marktはフランダース地方の建物に囲まれた広場で、カフェやレストランが広場をぐるっと囲んでいる。夏は広場一杯にビールを楽しむ人があふれる。

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帰りにここでビールを飲もう♡

 

ペギンホフ目指して歩く。

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街並みは変わらずきれいだし、人は少ないし

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途中に住民が利用する教会があったりするので、飽きずに歩ける。
この教会ではミサの時間が近かったらしく、パイプオルガンを弾いていた。

 

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ペギンホフ入口到着。
実は修道院と聞いてあまり興味がなかったのだが、ここだけで一つの街のよう。

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まさに中世に迷い込んだような錯覚をおこす。時々車や自転車もあるのだけれど、それでも塀の外とは違う空気で満たされている。
あまりにもありふれた表現だけど、映画の中に迷い込んだような時間を過ごせる。
これが大学施設で、宿舎だなんてすごい。

ベギンホフというのはシステム名で、中世ヨーロッパの時代、十字軍遠征や戦争で男性が街を離れている間、残った女性達が自立した生活を送るために作られた、フランダース地方特有の共同生活体だそう。宗教的な修道院とは違うらしい。

海外旅行で味わう位置的な非日常感に加えて、時間感覚の非日常も存分に感じる。入った所と別の所から出てみると、Bio製品の小さなお店を見つける。昨日サンドイッチに入れてもらった平べったい桃と、Bioとは思えないほどお得なワインが並んでいるのを見て、重いのを覚悟で買ってしまう。

桃をかじりながら違う道を選んで戻る途中で本を読む少女の像と、その並びにきれいな教会がでてくる。

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この教会は修復中なのか、がっちり囲われていて近づけず。
イエズス会の聖堂として建てられた聖ミカエル教会。「外の祭壇」と呼ばれる装飾の施された外壁はルーヴェンでもっとも美しい教会と言われていて、内部はドーム型の天井に届く白い砂岩の柱が特徴的で太陽の光が映えるそう。入ってみたかったー。

 

Oude Markt に戻ってビールタイム♡

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生ビールが飲みたくて、BIERES AU FUTの文字を探すが見つからず。明らかに瓶ビールと分けて記載されていた、STELLAとTripel Karmeliet 。正解!
Stella Artoisはルーヴェン醸造所で作られている。軽くてさっぱりすっきり。昼間に外で飲むのにいい感じ。
Tripel Karmelietは、ものすごーーく好みだった!重すぎず軽すぎず、ビールらしい香りもするけれど、フルーティな感じもする♡

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こんな感じの空間で飲むビール。

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うまっ♡

 

近くで、KU Leuven(Katholieke Universiteit Leuven:ルーベンカトリック大学)のショップを見かけて入ってみる。

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KU Leuven-shop – KU Leuven shop

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ロゴの色合いが好みで、エコバッグ購入。
今更だけど、Tシャツやパーカーも買えばよかったなー。

Discover our selection – University Shop

新学期が近いからか、Welkom  KU Luvenの横断幕。

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こんな素敵な街で大学生活を送ったらたのしいだろうなー♡