My life! after diagnosed with BC

私の(ココロの、第二の)ふるさとは‥

はじめてのお題チャレンジは特別お題。

 私の(ココロの第二の)故郷は千葉県。というか千葉県浦安市

https://www.satofull.jp

#私のふるさと


実際の故郷は両親が住んでいて、今も住んでいて、人生の大半を過ごした街だが、あまりに長く住んでしまったので、逆にここにいるのが当たり前でふるさと感がなくなっている。でも、違うところに住んでいる時には「私の故郷」と強く感じるので、私にとっては、離れてこそ感じるふるさと感なのかもしれない。あとは、そこに待っていてくれる人がいること。
実際住んだ期間でもっと長いところがあるが、残念ながらそこを「ふるさと」だとは感じない。その理由はそこには当時の思い出に繋がる人が誰もいないからのような気がする。なので、ココロの第二の、と付けてみた。

私が住んでいたのは東京メトロ側で、新浦安や舞浜などの埋め立てによって拡大する前あった「もともとの町=元町」と呼ばれる地区。TDLで目にする京葉線側の新浦安や舞浜とは別世界、下町の雰囲気が残っている。
駅前はこんな感じ。

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そんな心の第二のふるさと、千葉県浦安市・元町地区の個人的に素敵なところBest5。

5位:道行く猫
漁師町だった名残りなのか、引っ越した当時は野良猫?地域猫?が多かった。寒いからかマンションばかりだからか、今まで猫とは縁がなかったので斬新だった。
空地や公園には夜な夜な猫が集って猫会議。草むらから子猫が飛び出してきたり、帰り道には片手に乗りそうな子猫を連れた母猫がくつろいでいたり。ねこたちも警戒心が薄くて人懐こくかわいらしく、自由に遊びまわっていた。でもその後だんだん見かけなくなってしまったので、なにか対策をしたのかも。


4位:猫実珈琲店
猫実は地名で「ねこざね」と読む。
下町だけにおしゃれカフェ的なところが少ない中、ハンドドリップのコーヒーと焼き菓子が美味しく、こじんまりしているけれどゆっくり過ごせるカフェ。ネコ、黒猫、肉球の形の猫実最中もかわいい?中身はあんではなくてクルミとキャラメルに柚子が入っていておいしい♡

猫実珈琲店
浦安市猫実4-16-16 047-382-8584 月曜・第4土日・祝日休

3位:松の湯
メトロから徒歩5分くらい?の川のたもとにある銭湯 松の湯。
住んでいた家の給湯器が壊れて修理に数日、ということがあった時にお世話になった思い出の銭湯。温泉や露天風呂があるスーパー銭湯ぽいところに行くことはあるが、ここはレトロな昔ながらの懐かしい銭湯。と思ったら、100年以上の歴史がある由緒正しい(?)銭湯だそう。番台があって、お風呂上りに飲む瓶の牛乳が似合う(私はフルーツ牛乳派)。ゆっくり浸かるぬるめのお湯、ではなく、ビリビリするような熱いお湯で、寒い時期だったのでそれが気持ちよかった。
昔浦安は漁師町だったので、漁から戻った漁師さんが温まるために熱めのお湯なのだそう。徒歩で気楽に行ける広いお風呂だったので、給湯器の故障をきっかけに時々行くようになった。

当時、営業時間を調べようとしたら「松の湯Meeting」というイベントを不定期に実施していた。人と人をつなぐことを目的に、20代前半から40代の幅広い年齢・職業の方の交流を目的として、銭湯の営業終了後に場所を開放しているそう。
地元愛を感じるいいイベントだなー。
松の湯
浦安市猫実4-21-5 047-323-6484

2位:浦安三社例大祭
4年に一度、元町側に御神輿と人が溢れる。

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「神々が四年に一度集うとき」というフレーズがぴったり。
三社祭というと浅草をイメージすることが多いと思うが、浦安の三社祭は元町地区の3つの鎮守、「堀江の清瀧神社」「猫実の豊受神社」「当代島の稲荷神社」から漁業の繁栄と豊漁を祈願して御神輿が出る。お祭りは2日間だが、宵宮として御神輿に神社の神様を入れる(?)入魂祭から大盛り上がり。女神輿、子供神輿も含めて大小たくさん(100基以上とも!)出て、当日は歩くのも大変なほど。
神輿渡御は「まえだ!まえだ!」という掛け声で進み、大きな交差点などに差し掛かると、地ずり・揉み・差し・放りの見せ場が登場する。
「地ずり」は 御神輿を地面ぎりぎりまで降ろして1周回り、「揉み」で腰の高さまで上げて上下にガンガン揺らしながら一周、「差し」で御神輿を天に掲げて一旦静止させた後、また1周回る。最後の「放り」は御神輿を頭上に3回放り上げてキャッチ。
それぞれに掛け声もあってすごい迫力!圧巻!!

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昔は喧嘩神輿と呼ばれ、ルート上で御神輿が行きあったりするとトラブルがあったりもしたそうだけれど、今はそんなことはないので大丈夫。京葉線側に住む友人と話すと全く興味がないと言う人も多かったが、一度は見てみてほしいなー。
転勤で到着した日に初めて見てびっくりし、4年後には御神輿を担いている友人達に声をかけ、この次回は一緒に担ごうねと言っていたのだけれど残念ながら転勤で浦安を離れてしまった。

次回の例大祭は2020年。
前回2016年の様子は、下記をみるとよく伝わると思う。

浦安三社祭2016前夜祭として行われる宵宮を写真などでどこよりも詳しく紹介


1位:炭火焼き鳥 大好き
店名。近くに3店あるうちでも、東京メトロ東西線の駅近の店が好き。

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いつ行ってもお客さんがぎっしり、おいしくて居心地がよくって、安い♡

おすすめはもうたくさんありすぎる!
入ってすぐ頼むのはトマトサワーと厚揚げ。
トマトサワーは、ビールが苦手だけれど甘いお酒ではなく気分の時にさっぱりと飲める。トマトジュースのどろっとした感じがなく、炭酸も入っているのですっきりさわやか、一杯目にのどを潤すのにぴったり♡
厚揚げは、お店でおいしい豆腐を揚げて作っていて、外はカリカリ、中はトゥルトゥル。たっぷりのカツオブシとネギ、しょうがに出汁醤油をかけて出てくる。おいしいので人数分頼んでそれぞれ独り占めして食べる。

焼き物はもちろんどれもおいしい。その中でも私の定番はピーマンチーズ♡
半分に切ったピーマンの中にトロトロのチーズがぎっしり。それを豚の薄切りで巻いてカリカリに焼き上げてくれる。カリカリとトロトロ+ピーマンの歯触りと香りとジューシーさも残っていて他では食べられない逸品。

ささみも中がしっとりとピンク色を残した絶妙な焼き上がり。シンプルにわさびか紫蘇で食べるのが好きだが、ササミレンジャーという盛り合わせ(赤:めんたいこ、青:アンチョビチーズ 、黄:テリマヨ、緑:わさびマヨ、ピンク:明太子)もある。

他、ねぎまとネック、しっかり脂が落ちたトントロと、ジューシーで鳥の味がしっかり、軟骨入で歯触りも楽しいつくねも定番。

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飲み物のおかわりはクエン酸サワーで。ぎゅっと酸っぱいので好き嫌いがあるかもしれないが、これも甘みがないのでさっぱり。口の中がすっきりしておいしく食べ続けられる。柚子酒のソーダ割りもさっぱり。時期によっては生パッションフルーツサワーがあって、ぜいたくなおいしさも味わえる。

手作り生豆腐は豆乳の味が濃い手作り豆腐の上に山葵とジュレにした出汁が乗ってくる。豆乳ごとよそってくれてスプーンで食べる。

熱々でしっとりとおいしい焼き茄子は、たっぷりのしょうがと鰹節と出汁醤油がかかって出てくる。
博多風と北海道風から選べるじゃがバターはどちらにするか毎回悩む。ホイルに包まれてほくほくに焼きあがったじゃがもにバターと、博多風には明太子、北海道には塩辛がたっぷり乗っている。私は博多風が好き。

カウンターの上にたくさん並んでいるおにぎりは焼きおにぎりか焼きおにぎり茶漬けになる。私はシンプルに鰹節と醤油(削りマヨのマヨ抜き)で。いつも一緒に行っていた友人は、翌日仕事だけど‥と言いながらたっぷりガーリックを頼んでいた。

最後に別腹持ちの私は、たっぷり2スクープのバニラアイスにきな粉と黒蜜のアイスクリームも。幸せいっぱいになれる。

店長が焼いてくれる焼き物はどれもおいしいし、一品料理もどれもおいしい。料理のおいしさに加えて、スタッフがいい感じ。元気にさわやかでありつつ、よく気が付く。でも適度な距離感もありながらお店全体に店長の目配りが行き届いている。だから居心地もよくて何度でも通ってしまう。今でも東京出張の際には大好きの焼き鳥を食べに行く。プライベートで関東へ行くときにも大好きで夕食の日を盛り込む。

もう、炭火焼き鳥大好き、大好き♡

 

そんな浦安生活を楽しめたのは主に習い事を通じて知り合った地元の人たちが年齢性別問わずに素敵だったから。大人になってから出会う友達って多くはないだけにうれしかった。彼らのおかげで、浦安が第二の故郷と感じているのだと思う。他にも境川沿いを散歩したり路地巡りをしたり魚市場で魚や貝を買ったり楽しい思い出がたくさん。

あー、里心ついてしまった。浦安に行きたい!