えーーー。最近知って衝撃だったこと。
パイナップルが好きで一人暮らしでもよく1個まま買うのだが、八百屋で買ったりお店のスタッフを捕まえて選んでもらったりしていたので油断していた。
普段あまり行かないスーパーによってみたら、見たことがないパイナップルが。
甘蜜系 キャンディーナパイン。
あまり甘くない方が好きなので甘蜜系の文字にひるんだが、売っているパイナップルはこれだけだったので(安かったし)、ジューシー!に期待して購入。選んでもらおうにもここのお店はレジにしかスタッフがいないので葉っぱが堅くてハリがあり、形が整ったのを選んでみる。
家に帰ってすぐ食べようかと思ったがそういえば冷えていない。そういえばそもそもすぐ食べてもいいのかな??と思いとりあえず実家でよく窓際にパイナップルが置かれていたのを思い出して一日待機させていた。食べごろサインは?と実家の母に問い合わせたところ、「え?パイナップルは置いておいても甘くはならないよ」と‥。
だってよく窓際においてなかった?と言ったら、「それは底にたまっている糖分をさかさまにしておくことで全体にまんべんなくいきわたらせるため」だと言う。だから葉を取ってさかさまにしていたでしょ、と。
そんなことってある??と思って調べてみると‥ほんとだ。あちこちに書かれている。
買ってすぐ食べるのが一番よく、甘みも酸味もどんどん抜けていくそう。(この酸味が抜けることで酸っぱさがなくなり甘く感じるという説もアリ)
母が言っていた、さかさまにして甘みを散らす、というのも本当っぽい。
だとすると、買ってきた時点で美味しくないとだめだということ。どのパイナップルを連れて帰るか、次回から悩みそう。後学のために調べた結果がこれ。
・葉っぱの色が濃くてハリがある
・葉っぱが簡単にとれそうなもの
・身がずっしりしたもの
・しもぶくれでかつ底が痛んでいないもの
・表面の網目?凹凸がしっかりしているもの
・実は青いものより黄色か赤っぽくてツヤがあるもの
・甘いにおいがするもの
色や硬さも甘さと比例しないんだって。いろいろ知らなかった。
でも、買う前に裏返してひとしきりにおいをかいで選んだが、どれからも甘いにおいはしていなかったような‥。とはいえ、売出し中のブランドパイナップルだし、ある程度いいタイミングで収穫したものが出荷されていると期待したい。
置いておいても甘くならない(追熟しない)理由は、パイナップルの糖分は幹のデンプンから生成されるので、幹から切り離された(収穫された)後は、糖分を生成することはできないから。納得。常温で2-3日以上置くと発酵する可能性もあるらしい。実際に切ってみたら切り口からしゅわしゅわと泡が‥というような書き込みもあった。
・・・家に帰ったら早速葉っぱをとってさかさまにして、冷蔵庫に入れなくては。
あと、パイナップルって甘い割に思いの外低カロリーで7-8カット食べても51Kcal。繊維も多いしいい感じ。
このキャンディーナパイン、3-6月の季節限定で芯まで食べられる台湾産のキャンディーナパインプレミアというのもある。今年の分はすでに販売終了とのことだが、来年(覚えていたら)たべてみたい!見た目は沖縄とかのスナックパインに似ている?
さらにさらに今後の参考・覚書。
・追熟しない果物
パイナップル、イチゴ、リンゴ、ブドウ、ビワ、スイカ、日本ナシなど
・追熟する果物
バナナ、キウイ、メロン、カキ、パパイヤ、マンゴー、モモ、洋ナシなど
パイナップル以外は納得なのだけど。おいしいといいなぁ。