My life! after diagnosed with BC

扇風機買いかえ大作戦

寝室居間兼用で小型の扇風機がほしいー。
賃貸の今の家にはエアコンがない。取り付ければいいけれど、いつ転勤になるともしれないことを思うと思いきれない。朝晩も寝苦しい暑さになることは少ない地区とはいえ、無駄に早朝覚醒が続いている身としては少しでも睡眠を妨げる要因を排除したいと、買替を急に思い立つ。
今使用しているものはスペース重視で購入したタワー型のもので、寝るときに使用するには風が強くて不快、体が冷えること&音が気になる。

なので、買替のポイントは、
・柔らかい風が出せる
・寝る時に気にならない静音性
・オフシーズンに邪魔にならない
・適正価格(っていくらくらいなのだろう??)
この辺りを気にしながら気が向いた時に下見を続けていた。

ある日、母からダイソンが安くなっているから見に行こうと誘われた。高級家電にはあまり興味がなく、そこそこでいいと思っているので、ダイソンは私にはオーバースペックだから、と断ったら買ってくれるという。ところが、実際に見てみると予想外に音が大きい‥これなら今のままで十分。販売員にダイソンの魅力を聞いてみると、一番は安全性とのこと。静音性は期待してはダメだと言われた。家のタワー式もうるさいというと、形状の問題で小さな吸気口で小さなモーターになってしまうので、タワー式は比較的音が大きいそう。
小ささを求めてサーキュレーターもいいかと思ったが、サーキュレーターは空気の撹拌を目的にしているので強い力で大きな風を起こす。なので肌当たりのいい風とか静音性を求めるには不向きだそう。

私の希望をかなえるには小型のDCモーター扇風機がいいのでは、と勧められた。
でも、そうは言ってもやっぱりかさばる。一年のうち、扇風機が必要なのは2-3か月程度。扇風機をしまっておくスペースはないので出しっぱなしになることを思うと、やはり普通の扇風機は邪魔&見栄えが悪い。
悩むなーと思っていたところで目に入ったのがこれ。


折り畳み!畳んでしまえば厚さ6.6cmということでクローゼットのすみとかソファの下とか棚の横にすっとしまえそう。プラスチックだし機能もあまり充実していない割にはそこそこいい価格だけれど、風の質は二の次で収納の利便性を考えようか。でもそれなら今の扇風機から買い替える意味がないのでは?と思いとどまる。

量販店でどれも同じに見える大量の扇風機の中で、見た目で足を止めたのはバルミューダデザイン。普通の扇風機の形だが、これなら部屋に出しっぱなしでも美しい。機能も申し分なし。でもサイズが大きいのと、なによりも完全に予算オーバー。

次に目に付いたのは在庫処分で出ていたシャープの小型モデル。
昨年度モデルだが、型番のみの変更で機能は変わらないそう。高さは52.5cmから64.5cmまで調整でき、羽根のサイズも18cmで通常の30cmよりコンパクト。これなら圧迫感少なく使えそう。でも、カバーがプラスチックで太いため、安っぽくておもちゃのよう。。見た目には全く惹かれないが、よく見ると変わった形状の羽になっている。
「空を滑るように数万キロも飛び続ける「アホウドリ」の、細く長い羽根形状を応用。空気抵抗が少ないので、コンパクトでも直進性の高い風を生み出します」というネイチャーウイングという羽に上下にも首を振る3Dターン、プラズマクラスタで風を当てるとソファや寝具や衣類の消臭もできるそう。
この扇風機、今時3枚しか羽がない。調べてみると逆転の発想で、羽根の枚数をあえて3枚まで減らしても、ネイチャーウイングにしたことで小型でも直線で10メートル届く強い風を出せるようになっている。柔らかい風には羽が多い方が有利だと聞いていたが、一番弱くすると風をほとんど感じない程度の空気の揺らめきを出せるので十分かな、と思う。入・切両方のタイマーもついている。お休みモードだと段階的に風が弱くなっていく。
価格はお手頃に値引きされているし、小さいのでソファの後ろにしまえそう。気になる点としては、

・首の上下を手動で動かせない(都度縦ふりにしてちょうど良い高さになったら止めるしかない。不便!)
・左右の首ふりの角度を決められない (左右90°固定。一人暮らしなのでそんなに広く振ると風が当たらない時間が長くなって暑い)
・入・切タイマーを同時に設定できない(4時間後にOFF、6時間後にONとかが不可)

ついでに隣の量販店も‥と軽い気持ちで覗いてみたら、事前にWebでチェックしていた時には全く心が動かなかった、カモメファンのFシリーズに釘づけ。見た目がかわいい♡♡シャンパンゴールドの色味も柔らかくていい感じ♡サイズ感もちょうど良い。実物見るって大事なのね。

 ‥とはいえ、去年のモデルでも価格がシャープの倍以上。首は上下に振れない。
その一方で左右のふり幅は30°から設定できる。狭くていい感じ。羽は25cmで小さすぎず大きすぎず。カモメの羽をヒントにつくられた羽根が作る風は切る風ではなく柔らかく直進性の高い風で、従来の扇風機よりも遠くまで届く。最大風量時は、約10mまで届くそう。
そんなカモメファンの風はこんな感じに表現されている。

・ 風のやわらかさはそのままに、ふわりと遠くまで届けます
・ ページがめくれないくらいやわらかい風で、肌にまとわりつく熱気をサラッとふきとってくれます
 ・羽根がしなることで空気と触れ合う時間が長くなり、空気を面で捉えることで、大きなかたまりとして継続的に送ることができます

完全にライターさんの腕に惑わされ気味な気がしないでもないが、とってもとってもとっても!魅力的。
Webで調べるとFKLSで始まる去年のモデルが安くなっている。何が違うのか、メーカーに確認したところ、①電源アダプタが変更になった②kamomeのロゴがKamomeになった、だそう。その内容なら型落ちの2017年モデルでもいいか。ある量販店では展示品がかなりお手頃になっている。でも1年使ったものはちょっと。やっぱりネットかな。
入・切両方のタイマー、リズム風が段階的に弱くなっていき、最終的には微弱リズム風になるおやすみ風モードもあり。

 

他にも色々見てみたが、ほしいサイズの選択肢が少なく、結局カモメかシャープの二択で落ち着いた。さあどっちにしよう。

どちらでも同じな点
・ 入・切タイマーは同時に設定できない点は同等
・ コンパクトさもおおよそ同等
・ 風が10m届く、のうたい文句は両製品同等
・ おやすみモードの機能もほぼ同等

カモメファンのいいところ
・ 見た目:カモメファンの圧勝
・ 手動で上下の角度を変えられる:便利
・ 左右のふり幅が30°から選べる:一人用なので便利
・ 静音性:かなり静からし

シャープのいいところ
・ 首の上下角度はカモメは上向き4段階、シャープは無段階。
    : 自由に設定可能なシャープの方がいい
プラズマクラスターの消臭・静電気除去機能:魅力的
・ 静電気除去機能:本当に効果があるなら魅力的
・ お手頃価格:カモメの半分


うーーーん、どちらがいいか整理するために書き出してみたのに、結局それぞれ同点。優柔不断全開でちっとも決まらない。
どちらも昨年モデルで悩んでいるので、あんまり悩んでいると売り切れになりそうなので適当なところで決断しなくては。