My life! after diagnosed with BC

開いた肋骨を締めたい!

数回のジム通いやピラティスレッスンで少しはカラダが動くようになってきたような気がする。
最初はプールで壁を蹴って体を伸ばした時、その後はトレーニングマシンで負荷がかかって胸を開くとき、ストレッチで上半身を伸ばす時、家でベッドや床で伸びをしたのとは全然違う気持ちよさを感じる。今まで知らないうちに庇って縮こまっていた筋肉がのびるのを感じる。傷が落ち着いて痛みがなくなったら早めにストレッチや軽い運動をした方がよかったのかもと今更だが思った。

全摘後の経過はおそらくよい方だったと思う。脇の痛みや感覚の欠如などの違和感はすぐになくなり、傷(切った部分)の痛みはなく、入院中のリハビリ期間にはまっすぐ上には上がらなかったものの、退院してからは洗濯物を干すにも苦労しない毎日だった。

とはいえ、TEを入れるために剥がした大胸筋のせいか、肋骨の痛みは長く続いていた。痛む肋骨を形成主治医の指示でシャワーの時以外は寝ている間もつけているケアブラのアンダーが圧迫し、大きく息を吸うことができなかった。少しでも痛みを軽減しようと胸が膨らまないよう、浅い呼吸で暮らしていたのがしみついていたらしい。
胸を張ることで傷が攣れそうな気がして猫背気味に暮らしていた。うつ伏せでも大丈夫と言われてはいたものの、マッサージで背中から押されるのも腕や肩を伸ばされるのも不安‥と、よくいえば安静に、正しく言えばだらだらと過ごしていた。

その結果、深呼吸をしようとしても胸が膨らまず、腹式呼吸をしようとしてもおなかが膨らまない。背中の肩甲骨を寄せるように、といわれても動かなくなっていた。
これを改善しようとしているが、元の状態はなかなか思い出せないし1年かけて凝り固まった体をほぐすのはなかなか大変‥。

もっと早くから運動すればよかった、と特に思った理由は肋骨が開いていることに気付いたから。患側側が逆に比べて開いている。肩の位置を正面に向けたまま腰をひねると特に明らかな左右差がある。触ってみても患側側の肋骨が前に開いている。呼吸が浅かったことが理由のようなのだが、この開いた肋骨にブラのアンダーが当たっているので未だに痛いのだということに今更ながら気付いた!
今まで、術側の肋骨が未だに痛いと言っても、乳腺主治医は「手術で結構触ったからねえ。疼痛は残る人もいるんだよねー。痛いなら痛み止め出す?」と、形成主治医は「そんなに痛い?多少の痛みならそのうち消えると思うから様子みて」と2人とも取り合ってくれなかったが、やっぱり痛いのには理由があったのだ!

f:id:mylifeafterbc:20180517085712g:plain
http://slimkyousei.com/1st.html


開いた肋骨を戻す=肋骨を締める・閉じるには、呼吸を意識すると矯正できるらしい。息をしっかり吐き切れるようになると、体側側に開いて扁平になっている肋骨が、前後方向(おなかと背中側)に巻き込まれるようなイメージでに立体的に丸くなるとか。

肋骨が開くと内部にある胃が外に膨らむので満腹感を得にくくなるそう。だから食べても食べてもおなかが空いたの!?
そのほかにも、見た目の弊害がいろいろあるようで、
・左右に広がるのでウエストが太く寸胴に見える
・アンダーバストが広くなってアンダーとトップの差が少なくなる
・胃が出て幼児体型に見える
‥など。
呼吸ひとつでこんなに色々改善できるの?とも思うが、ぜひとも肋骨閉じたい。

まずは簡単なところから。今日からやってみようと思うのがこの二つ。

① 膝を立てて仰向け→両腕を交差して肋骨を抱える→ゆっくり息を吐き切る×10回

② 四つん這いで頭を下げて背中を丸めて息を吸う×10回。ヨガでいう猫のポーズ。

こういうのって途中で飽きてしまうことが多いのだけど、術側だけブラのアンダーが肋骨に当たって痛くて不快なのが改善すると思えば頑張れそう。

うまいこと肋骨閉じますようにー。