GW前半。
去年は悲痛な覚悟で高尾山他に行ったことを思い出しつつ、のんびりと2泊旅行へ。
月末最後の仕事を片付けて出発。初日は移動のみなので温泉でゆっくり。夕食までの時間に鬼火の路（みち）というライトアップされた道を通って展望台へ向かう。夕暮れ時は幻想的で雰囲気があるようだが、完全に日が暮れてしまうと真っ暗でこんな感じ。
きれいだけれど、もう少し明るい方がよさそう。月面のようなライトアップを見ながら散策。地獄感は私はあまり感じなかったが、これはこれで異質な感じがするのでいいのかも。
6月7月にはこんなイベントもあるらしい。面白そうと思ったのに、なぜか平日開催。。
http://noboribetsu-spa.jp/events/onihanabi-2/
戻ってからは食事と温泉でゆっくり。4種類の源泉がかけ流しで楽しめる。硫黄のにおいがする露天風呂にも思う存分浸かる。翌日も硫黄のにおいとれず、全身から臭っている気もするが、濁り湯＆硫黄臭で雰囲気抜群。
翌朝は早起きして温泉に入ろう‥と思っていたら、予定よりさらに早く目が覚めたので散歩へ出る。周りをぐるっと歩こうか、くらいに思っていたのだが、以前に行った足湯の看板を見つけてしまった。早朝（朝5時）だし、きっと誰もいなくてひとり占めできるかも！と思い立って歩いて向かうことにする。登り坂を最初は気持ちよく歩いていたが、途中からやや後悔。でももう半分くらいは歩いたはず、と意地になって歩き続けること30分。誰ともすれ違うことなく山道を歩くのは気持ちがよかった。とはいえ、いくらスニーカーでもそろそろ疲れた、帰りたい‥と思ったところでようやく最後の看板が出てきて散策路入口にたどり着く。あとは5分位川沿いに下って到着。
予想通り誰もいないー。
以前にも書いたことがあるが、湧き出した温泉が川に流れ込んでいる天然の足湯。
そしてここは生検後・告知前の微妙な時期に、もしかすると来年の紅葉はもう見れないのかも、とうっすら思いつつ来たところでもある。
ありがたいことに不安ははずれてくれて、その後もここに来ることができた。
年々人が増えているらしいが、今は水の音と鳥の声しかしない。この日は湯温が低く、水位も低かったが、そんなことを思い出しつつ、改めてここに来ることができたことをありがたく思いつつ、思う存分一人きりの天然足湯を満喫する。
次の宿泊地に向かう途中で桜が咲いているとのことでいくつか立ち寄り候補を考えていたが残念ながらまだまだつぼみだったり場所がよくわからなかったりで急遽行先変更。向かった先が満開！つぼみ一つ残さずに咲いたかのような絶好のタイミング。青空に桜が生える。
立ち入り制限があまりない公園で、上から下から色々な角度で満開の桜を楽しむことができた。
幸せな気分になったので、次の宿泊先へ向かう。ここには海岸に潮が引いた時だけ入ることができる温泉があるとのことで楽しみにしていたのだが、着いてみるとものすごい風！水面が波立って水しぶきが上がっている。寒いうえにこの風ではいくらなんでも思いとどまらざるを得なかった。
ホテルの温泉は1階と3階にあったのだが、宿泊客専用の海が見渡せる3階の露天は同じく強風で水しぶきが上がり、顔がべちゃべちゃになる。あまりの条件の悪さに露天風呂は貸切状態。せっかくなので湯の花が浮かぶ露天風呂を一人で満喫する。
翌日は午前中に頼まれ仕事を終わらせてから帰路へ。途中、道の駅で車で周れる桜回廊のパンフレットが気になったので周ってみることに。
この辺りはあと数日かな？という感じだったが、それでもかなりの距離の桜並木や立派なしだれ桜があった。もっと人出があってもよさそうなものだったのに、ほとんどが地元の人たちといったかんじでのんびり散歩を楽しむ雰囲気。ライトアップもしているそうなので、今度はこちらをメインに来てみようか。
おなかが空いたのでおいしい塩パンがあるとのことで道の駅へ。おそらく牛だと思われるキャラクターがお出迎え。
5月の御節句時期だからか、べこもちがあったので買ってみる。懐かしい～。（5月の御節句には柏餅とか粽ではなくべこもちを食べる）
最後に、学生時代にによく来たジェラート屋に寄ったところで時間切れ。
両方とも私の好みでチョイス。センスがないのか、私が選ぶといつも色合いが地味‥左がWミルク&ミルクティー、右がブルーベリーミルク＆ミルフィーユ。もちろん、4種類とも美味しかった。
今回は食事は宿泊先でいただき、ほとんど買い物もせず、のんびり温泉に浸かって桜を見てきた。普段はミーハー旅行が多いが、しっとり楽しむのもよい感じ！
