My life! after diagnosed with BC

2018冬休み in India:Day5 Agra-Delhi ②

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昼食後はひたすらデリーへ戻る。約200km、約3時間30分だが、外を見てはしゃぐ元気もない。無口になりがちで時々うつらうつらしつつ過ごす。 途中に休憩に寄ったドライブイン。チャイ屋に人が群がっていて、食べてみたかったひよこ豆にソースがかかったスナックなども売っている。でも匂いを嗅いだら全然無理そうで諦める‥。

デリーに入ってから、時間に余裕があったのかそういう予定だったのか、紅茶屋へ案内される。紅茶って高いのね。でもそんなにいい紅茶じゃなくていいなぁという感じの高級茶葉を試飲させてくれる。確かにおいしいけれど、6,000円とか日本で考えてもかなりの値段。スーパーで探せなかったチャイ用のミックススパイスを買う。でもこれも小さい箱が800円とかのお値段。因みにインスタントチャイもあったが、カルディで買った方がずっと安い。味は大差なし。

この紅茶屋の近くにインド人が集まる店があった。WINE&BEER SHOPと書いてある通り酒屋さん。

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ヒンズー教では飲酒や喫煙もあまり善しとされていないよう。(ガイドは今でも両親の前ではお酒も飲まないし煙草も吸わないと言っていた)それでもやはりお酒は人気らしくて、たくさんのインド人がお酒を買っていた。ガイドもゲストが紅茶を買っている間にお酒を買うと言っていた。

最後の夕食は市内のレストラン。思ったよりも早く到着したようで、まだ無理、と断られる。1時間少しの待ち時間に、外資企業が多くあるというエリアのショッピングモールに連れて行ってくれる。さすがデリー、なのか今までのインドとは別世界。中にいる人たちは西洋的な服装だし、アクセサリーや靴やバッグもおしゃれ。若い子たちが友達に出会ってハグしている様子はアメリカにいるような気分になる。アンビエンス・モール(Ambience mall)にはANOKHIや高級ブランド各種、スタバやKFC、H&MやForever21など幅広く入っていた。ANOKHIをのぞくが、体調の悪さもあってせっかくの買い物なのにテンションが上がらない。日本でいうZALA HomeやFrancfrancのような店でインド製のクッションカバーを買う。色がまさに好み❤ 本当はせっかくだからANOKHIで探したかったのだが、残念ながら私の家には合わなさそう‥。帰ってきてから調べると、地下には大きなスーパーもあったらしい。気力・体力がついてこなかったことが返す返すも無念。

 

買い物を終えて食事へ向かう。観光客向けではないようで、インド人のビジネスマンやカップルが食事をしている。美味しそうなターリー料理が出てくるが、ほとんど食べられない。食べたい気持ちはあるのに食べられない。ほとんど手つかずのまま下げるスタッフに申し訳ない気持ちでいっぱいになる。今写真を見ると食べたくて仕方がないー。今からインドへ飛んでいって食べたいー。

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空港へ向かう途中、ライトアップされたインド門や大統領府を車窓から見学。車を停めて写真を撮れるようドライバーにリクエストしてくれていたが、26日のRepublic day(共和国記念日= 建国記念日)に向けて警備が厳しく、全是無理。 徐行はしてくれるが動く車から撮れる写真には限界がある。。インド門は国旗色にライトアップされていた。大統領府などなんでもライトアップ。

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昨日までとうってかわって静かなことを心配されつつ、旅行も終わりに近づく。空港では最後に日本のお菓子は何でもおいしい、と言っていたので手を付けずに残しておいたのど飴やお菓子をチップとともに渡す。空港の中では同じ事務所の別のスタッフがカウンターまで案内してくれて終了。列に並ばせた時点でではと立ち去ってしまう。チェックインとかは各自でやるのね、トラブルが起きても助けてはくれないのね。ロシアのチェックインカウンターの対応が酷かったのでちょっと心配だったがさすがANA(?)何事もなくチェックイン終了。

空港で最後の買い物&フードコートがあるということなので最後のインドごはん☆空港トイレの男女の分け方が面白いということなので写真を撮りたい!‥といつもの旅行なら最後まで楽しむところだが、今回は一刻も早く座りたい。そういう時に限ってゲートは一番奥‥。それでも歩いている途中にチェックしていた石鹸を売っているお店の前を通りかかり、いくつか買う。買いたかったクッキーやお土産用の紅茶、レトルトカレーも売っているはずだが探す気力ゼロ。これも今にして思うともったいなさすぎる‥。でもこのときは近年まれにみる体調の悪さだったのでどうにも動けなかった。あーあ。

なぜか空のあった寝椅子のような快適なベンチに目覚ましをセットしたスマホを握りしめて横になる。周りはインド人の男性ばかりでちょっと浮いているが構っていられない。横たわると思いのほか快適で寝落ち。途中目を覚ますと空きがあった他の椅子もびっちり埋まっている。財布を持たずにお手洗いに行った同行者は大声でチップを要求され、払えないと暴言を吐かれたそう。この話はネットで見かけていたが、身をもって体験したらしい。(私に激しい要求はなかった。お金なさそうに見えた??)

もちろん機内食も食べられない。リクエストミールなので早い段階で届くが、匂いが辛くてさげてもらう。ごめんなさい。帰りの便で見ようと思っていた映画も見られず、オレンジジュースをもらってお水をもらってひたすら眠る。 あまりに体が痛いので鎮痛剤を飲んでみると急速に楽になる。よく考えるとこの具合の悪さは熱のせいだったのかも??手元のカロナールをなぜもっと早くに飲まなかったのだろうと激しく後悔。そしてレパミド(胃炎・ 胃潰瘍の薬)も持っていたのに気付かなかったなんて。

 

家に帰って熱を測ると38℃越え。その後も薬を止めるとすぐに上がる高熱に数日苦しんだ。2週間経ってもまだ油ものは食べられない。帰ってきてすぐは、やっぱりインドに旅行は無茶だったのかも、とも思った。でも、喉元過ぎれば‥で、もうすぐにでも次のインド旅行の計画を立てたいくらい。南インドにも行きたいしAdalaj vavの階段井戸にもぜひ行きたい。7月か8月の夏休みは暑すぎるだろうか。インドは二度と行きたくないと言う人とハマる人に分かれるという。私は後者なのか、それともガイドが言っていたように「本当のインドを見ていない」からなのか。確認しに、もう一度行かなくては!