午後の観光編、まずはRoyal Gaitor Tumbasという墓地へ。
これは写真で見て行ってみたかったところ。入口に管理の人がいるだけで、ほかに人がいない中で堪能できた。
アンコールワットでも感じたが、静けさが美しさを引き立てる。遺跡には静寂が必要なんだなーと改めて思った。
帰りがけに見かけた仔いぬもかわいい。
次はKhole Ke Hanuman JI Temple、ここは地元の人が行くヒンズーのお寺を見学したくてリストアップしていた。「外国人が入れるかどうかわからない」と言われたが確認してもらったところ問題なく、写真も撮っていいよ、とのことだった。
公園のようになっていてたくさんお参りするところがあるようだが、メインの１か所のみ。靴を脱いで上がらせてもらう。
お布施を渡すと氷砂糖をくれた。門前町のようになっているところでたくさん売られている甘いお菓子を収めてその半分を戻してもらうのが一般的とのこと。お金で渡したので氷砂糖が返ってきたらしい。
駐車場までの道すがら、お供え用のお菓子屋さんに並んでチャイ屋もみつける。
沸かすから大丈夫、とは言っていたが念のため？水なしで牛乳のみ、砂糖控えめで作ってくれた。
スパイスが効いていておいしい！でも紙コップで出てきた。素焼きのカップで飲みたかったなぁ。
ガネーシャ像をみたくて選んだMoti Dungari Templeへ。
ここも外国人率ゼロ。また靴を脱いでお参りさせてもらう。除菌ティッシュ大活躍。
ガネーシャ像の前にある塊はなんだろうと思っていたら、「神様の乗り物」だそうだ。そして神様ガネーシャ（象）の乗り物はネズミ。シュールだ‥。
ちなみに牛が大切にされているのもシヴァ神の乗り物だから。そういえばシヴァ神は破壊の神様であると共に芸事、舞踊の神様だと教えてもらった。ピンとこない顔をしていたら、「シヴァ神はすぐ怒る。怒るとストレスを感じるから踊ってストレスを軽減させる、だから舞踏の神様だ」と説明された。踊ってストレスを軽減させるというところに親しみを感じる。
門前町のお土産物屋風のお店で記念にガネーシャ像を買ってみる。手書きなのか顔がそれぞれ違うのであるだけ出してもらって並べて品定め。顔立ちも違うし履いているヨガパンツ？の色も違う。顔を取るか色を取るか悩んで顔で選ぶことにする。
行きたかったShreenath Lassiwalaは閉まっているかも‥と言われていた通り15時で閉店していた。
近隣に同じ名前のラッシー屋が数件あり、そちらは営業中。車を止めるとうちは営業中だよ、と客引きにやってくるが本物じゃないならお腹を壊すリスクは負いたくない‥ということでパス。 今にして思えば飲んでおけばよかったかもしれない。
最後はジャイプール本店のAmrapali。GemPalaceも気になるが、決断力がない私にはたぶん無理、と見込んでAmrapaliでお手頃価格のgold-platedを見せてもらう。思っていたよりもお店自体もこじんまり、お手頃価格品コーナーもこじんまり。
インドっぽいデザインにちょうど誕生石が組み合わさっていたものとデザインが好みだったピアスがあったので購入。直営でWeb販売もしているのだが、そちらのほうが好みのデザインが多かった。残念。
ホテルへ戻る途中、「サモサが食べたい」のリクエストを覚えていてくれたようで、インドスナックを出す屋台に寄ってくれる。
え？という間もなく、お金を受け取ったその手でサモサを紙皿に移し（！）、親指で穴をあけ（！！）、ミントソースを注いで手渡される。
お金は不衛生だと聞くけど食べて大丈夫なのだろうか‥三角のジャガイモバージョンと丸型のミートバージョン。もちろん外国人率ゼロなので好奇の視線を感じつつ恐る恐る食べたが、どちらもおいしい！ 人気店らしく、人だかりができていた。
目いっぱい楽しませてもらって、ホテルへ戻る。お腹もいっぱいだったが、ホテルの夕食はガイドが豆腐、と呼ぶパニールのカレーとカリフラワーが美味しかった。日本で食べるパニールはキシキシした歯ざわりが苦手なのだが、インドで出てきたのはどれもおいしかった。
写真を撮り忘れたが、ピンポン玉くらいの揚げドーナツにはちみつとシロップがじゅわっとしみこんだデザートが出ていた。カルダモンが効いていて、とてもおいしい。とんでもないカロリーだろうなと思いつつ、6個食べたところでようやく思いとどまる。後で調べたら、恐らくグラブジャムンというもののようだった。世界一甘い、とか１個300Kcalで５個食べると一日の摂取カロリーとなるとか書かれていた。。
お腹がいっぱいになってチャイを飲んでゆっくり休む。
この日は割と静かでゆっくり寝ることができた。
