My life! after diagnosed with BC

2018冬休み in India:Day3 Jaipur ①

3日目 、実質2日目。今のところお腹の調子も通常通り。食事もそこそこ、シャワーも満足(大切)、暑さも寒さも気にならず快適。

朝食はブッフェ。南インドよりなのか朝だからさっぱり目なのか、食べやすい。ミルク粥?オートミール?のようなドロドロしたものにラッサムっぽいさらりとしてスパイスの効いたスープをかけて食べてみると美味しくてモリモリ食べる。揚げ物‥と思いつつもプーリやイドラにも手を出す。

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観光なので食べすぎ飲みすぎは危険?と思いつつも自由がきくことをいいことにお茶も飲む。

ティーバックの紅茶とインスタントコーヒー、お湯サーバーとホットミルクのポットが並ぶ。最初、チャイが出ていなかったので少しのお湯とホットミルクでミルクティーを作ったが、チャイはあるかと聞いてみると作って持ってきてくれた。その後ポットでサーブされていたのでもしかすると早すぎたのかも。

 

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インドも連休中とのことで各地から国内旅行で人が集まっているという。遅くなると車が動かなくなるということで早めの出発、アンベール城(世界遺産)へ向かう。
途中、ドライバーが窓からお金を投げた。怪訝な顔をしているとガイドが、シーク教徒のお墓がありそこへの寄進だと説明してくれた。ドライバーはターバンを巻いたシーク教徒で、彼らは施しを与えることも受けることも善しとしないそう。シーク教徒にも相互扶助の考え方はあるが、相互というだけあって受ける側も努力し勤勉であることが求められるとのこと。自分よりも下位の人たちに分け与えることが当然という感じのヒンズー教徒のガイドや多くの物売り、バクシーシをあからさまに要求する人たちと、このあたりの感覚が少し違うようだった。(これは私の印象なので、本当は違うのかも‥?)

その後まだ人の少ないアンベール城の駐車場へ到着。象に乗ってふもとからアンベール城まで移動するのだが、事故があり、象を酷使しすぎたため今は一日3往復まで、と象の労働は制限されているそう。欧米人ばかりの列に交じり、自分たちが乗る象を待つ。

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象に揺られている間、たくさんの物売りがついてくる。無視し続けているとあまり声をかけてこなくなったが、前の象にはたくさん群がっていた。足元から物を投げて渡したり、1,000ルピー、50010010とどんどん下がっていく値段を提示している。後ろから聞いていたが、100辺りから安いなー、その値段なら買ってもいいかも‥と思うが、無視しすぎたのか私たちには声がかからない。

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途中で勝手に写真を撮られる。ディズニーランドのスプラッシュマウンテンのように勝手に写真を撮って後で売るらしい。到着地近くにガイドが先回りしていて写真を撮ってくれることになっていたのでそれでいいかと思ってこれもあまり相手にしていなかった。
ゆっくりゆっくり上がっていくが、アンベール城は丘の上にあるので眺めがよい。お天気も良いし日差しも強くなく、象のタクシーを楽しむことができた。

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楽しみにしていたガネーシャ門。細かいモザイク、色使い、デザイン、すべてがかわいい。

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中に入ってみてもピンクの柱に象の意匠、

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パステルカラーの装飾にミラーワークの壁や天井、

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鮮やかなステンドグラス

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とても女性的で美しい。他にも水上庭園あり、イギリス風?というような庭園あり、果てしなく続いているように見える城壁も見える。


帰りがけに勝手に撮った写真を売りに来る。いらなーい、と言ってあとは無視。引き下がるかと思ったが、印刷代がかかっているからかかなり熱心についてきて、ガイドに訳してくれと頼んでいる。無視し続けていると1枚500ルピーだったのが最終的に4枚100ルピーまで下がった。見てみると思ったよりはちゃんと写っているし大きいサイズだしまぁいいか、と購入してみた。というかそちらを見た記憶はないのにどうやって笑顔のタイミングで視線をとらえたのだろう‥。

 

ここから徒歩で15分程度のJagat Shiromani Ji Templeへ行きたかったのだが、どんどん混んできているので移動しないとこの後の予定が‥とドライバーとガイドの意見が一致。

www.tripadvisor.jp

 

確かに駐車場はすごい混雑で止まっている車の窓越しにたくさんのお土産売りが覗き込み売り込みの声をかけてくる。車が動かないので耳を綴じて心を無にして無視し続ける。ここにきてインドの洗礼を浴びた感じ。そういえば、象のうえで10ルピーと言っていたけれど本当に?とガイドに聞くと「彼らはルピーと言った?」と聞き返された。…言われてみると、1,000ルピーから始まって500、100と通貨単位は言っていなかったかも。(10はドルと言われるらしい)


ようやく駐車場から出ることができ、引き続きジャイプール市内観光、天文台ジャンタル・マンタルへ移動。ここはガイドが楽しそうに説明してくれた。
彼曰く、今でもインドでは占い(占星術)が強い影響を持つ、この天文台は最も大きく、今でも使える精度のすばらしい天文台だとのこと。ガイドに、あなたも占いを信じるか?と尋ねるともちろん!と返ってきた。スリランカのガイドももちろん!と即答して少し驚いたが、宗教は違うが生まれた時の占い(ホロスコープのようなもの?)が結婚や転居、出産など人生の多くのイベントに影響するという。宗教観が薄く占いも話のタネ位に思っている私には彼らのもちろん!という即答は思いもかけないものだった。同じように占いを大切に考える人が多いのか、多くのインド人が興味津々で真面目に見学していた。

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記念に自分の星座の観測機。(ラーシ・ヴァラヤ・ヤントラ)

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中を少し散歩するとヒンズーの祠(?)があった。眺めていると近くの警備員が手招きしてくれて写真を撮らせてくれた。(英語が通じなかったので詳細不明、似ているけれどよく見ると顔が違う‥)
どちらもきれいに掃除され、花輪がかけられ、観光地用ではなく、日々の生活の中で大切にされている感じがした。

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建物も面白いが、日常生活に近いものにも触れたい。ただ、インドの日常はふり幅が大きすぎてむつかしいのだろうなーと思った。
この後は風の宮殿へ。