My life! after diagnosed with BC

お世話になる日まで

かかりつけ料に一定効果「薬局で丁寧な服薬指導可能に」‐患者の8 割、一元把握を好感という記事を見かけた。
8割も?と思って読んでみたところ、「かかりつけ薬剤師指導料」の同意取得数は処方箋受付回数の約2%にとどまった、とも書かれていて、だよね。と思った。


術後療法が始まって処方箋を持っていった最初の薬局で、かかりつけ薬剤師のシステムを説明された時には戸惑った。今まで調剤薬局でのやり取りを思い出して、かかりつけにしてもらうほど気がかりな事がそもそもない。何のために、とか飲み方とか概要は病院で聞いてくるし、最低限の薬の説明は薬局で今でもしてもらっている。私の病状を知らない薬剤師からこれ以上得られることってなんだろう?
尋ねたところ、毎回同じ薬剤師が担当するシステム、それによってほかの薬も把握して飲みあわせ等をチェックできるとのこと。それって処方する医師がチェックするべき内容なのでは。(薬局で飲み合わせが良くない、となった場合はもう一度処方し直してもらいに戻るのだろうか)
1ヶ所の病院にかかっているので処方されている薬は主治医たちはお互い把握しているのであまり必要なさそう。その他風邪とか皮膚科とか眼科とかにかかるときにわざわざかかりつけ薬局まで行くのも面倒。担当薬剤師が選べるわけでもないし・・とお断りした。
今は結構です、と言ったところ、ですよね、と返ってきた。たくさんの人に断られているのだろうな、でも仕事だから言わなければならないのよね、お疲れ様です。と思っていた。

 

でも、今までのように処方箋薬局でお世話になるのは単発だった場合はお薬手帳と同様にあまり必要性を感じなかったが、薬の量が増えるにしたがって確かに同じ薬局で処方してもらう方が色々と都合がよくなってきている。

どのみち薬代がかかるなら払う分はポイント還元出来る所で、と①カードで払えて、②店舗のポイントと、③大手提携ポイントも溜まるドラッグストアの調剤にお世話になっているのだが、調剤は小規模ゆえに薬剤師は一人しかおらず、結果かかりつけ薬剤師と同じような状態になっている。
私が処方されている薬は時々在庫切れするが、入荷し次第元払いで不足分を送ってくれるので今日明日の薬がない!という場合でなければ問題ない。
かかりつけでもいいけれど、お金を払ってまで管理してもらいたいことが(今のところ)ないことが理由だと思う。

 

同指導料を算定した患者の年齢構成で最も多かったのは75 歳以上で43.4%、次いで65~74 歳が22.2%と6 割以上が65 歳以上の高齢者だったそう。私も将来的にもっと薬が増えたり、自分で把握しきれなくなってきたらお世話になるのかも。

・・それまでこのシステムは続くのだろうか。