My life! after diagnosed with BC

LH-RH Agonist、どれにする

私はタモキシフェン(TAM)とLH-RH Agonistを併用している。

TAM開始とLH-RH Agonist初回までは3カ月程度時間をもらって、現在3回目の効果持続期間中。初回は様子見でゾラデックス(ZOL)4週間製剤、問題なかったのでZOL12週間製剤を続ける予定で2回目。3回目はわがまま言って替えてもらってリュープリン(LEU)24週間製剤となっている。

今は5年を完遂したいと思っているが、続けたいという気持ちになるまでにはけっこう時間がかかった。

 

嫌だった理由

①副作用が怖かった

関節痛で痛くて歩けない、しゃがめない、閉経になることによる更年期障害

②そもそも不要なのではないかと思っていた

SOFT-TEXT試験の35歳以下、化学療法から生理復活などの条件には非該当、StageⅠでASCO2016の適応からも外れるのではないかと思っていた(いる)

③痛い・跡が残る

注射が痛い。しかもおなかに注射の跡が残る。主治医はそんなに酷くないというが、5年で20か所も跡が残るのかと思うと気が滅入る

④値段が高い

1ヶ月約1万円くらい。1年で12万、5年で60万・・健康はお金には代えられないけれど、毎年旅行1回分かと思うとこれまた気が乗らない

 

①、②は開始までの悩みで③、④が開始後の悩み。

③に関してはZOL2回目から主治医に相談していたが、そんなに酷くない、そのうち消えると思うから様子見て、とスルー気味。しかし当時は収まらない副作用と今後の仕事のことに悩んでいた時期で、「今までと変わらない生活、変わらない自分」に戻ることに固執していた。なので、カラダにこれ以上傷やら跡が残ることにも拒否感全開だった。今にして思えばおなかを出すことはそんなにないし、注意してみなければ気づかない程度の跡だが当時の私には我慢できない問題だった。で、色々調べて思いついたのがLEUの24週製剤に変更することだった。

・そもそも単純に注射の回数が20回から10回の半分になる

・跡が残るのはZOLの針が太いのも理由、LEUは針が細い分有利では?

3回目の前に上記を主治医に伝えてみた。効果は同じ、取り扱いもあるし適用外でもないということなのでどうしても駄目な理由がないなら代えてほしいと訴える。この頃は治療にまつわる全てがイヤ!必要な理由は理解できるけど気持ちが追い付かない、ムリ!!という時期だった。我ながら大人げないが、診察の度に何かかにかの理由で泣いていた。面倒で失礼な患者だったと主治医に申し訳なく思うが、(少なくても私の前では)嫌な顔ひとつせずに話を聞いてくれて説明してくれた。聞く耳を持たない状態だとわかっていたのか、例外的にOKとLEUに変えてもらった。打ってみた感想としてはZOLより痛い。痛さも数日持続する。ただし(今のところは)跡は残らず、どこに打ったのかわからない。満足。

 

④金額が高い

これは言っても仕方がないし払えないほどではないので我慢。3種類を試してみたので金額を比較してみた。

ZOL  3.6mg(  4週):  3591点    支払¥11,070(¥2,767/週)

ZOL10.8mg(12週):  6289点    支払¥19,340(¥1,611/週)

LEU22.5mg(24週):10241点    支払¥31,420(¥1,309/週)

 

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注射代のほかに外来診察料や処方箋料が加算されているが、私の場合ざっくり上記の金額となっていた。5年継続すると1か月製剤の半分以下!

24週:¥314,200<12週:¥386,640<4週:¥664,080

 

計算するまでは多少安いくらいかなー?と思っていたが、思っていたよりも差があった。ただし、主治医曰く「乳腺での標準は3か月製剤で6カ月は特別」とのこと。理由があるのか次回聞いてみたいと思う。

もしかして、TAMは最大3か月処方なのにLEUが6カ月だと1回おきの注射になる・・前回のように忘れてたりするから?毎回処方と注射の方が分かりやすいから?