My life! after diagnosed with BC

漢方再開

先日の緩和ケアで今後の事について聞いてみた。

今はジェイゾロフトがよく効いていてホットフラッシュもある程度落ち着き、メンタルも落ちていた時が嘘のようにすっきりしている。早朝覚醒も減ってきた。ただ、調べれば調べるほどタモキシフェンとのCYP2D6の競合が気になる。影響がなくはない、ということらしいがせっかく副作用を我慢しながらホルモン療法をしているのにその効き目が減衰しているのでは本末転倒では‥と気になっていた。前回まではまだ不安定だったからか、緩和ケア医は大丈夫と言っていたが、改めて聞いてみると元の状態に戻ったと思えるようになってしばらくしたらレクサプロに戻して維持、ホルモン療法中は服用を続けた方がいいと思うとの事。漢方が効き目弱いと判断されてからしばらくレクサプロを使っていたが、頭がすっきりせずぼんやりする割にはホットフラッシュにも感情の揺れも改善しなかった。今はほぼ以前と同じ、と思える状態になったのにまた逆戻りしないかも不安だ。自分が自分ではないような感情、常にマイナスにしか考えられなくなってただ毎日泣くしかなかった数か月前には二度と戻りたくない。

ホットフラッシュが収まることで気持ちも安定したので今でも少し残っている症状を軽減できたらと思い、漢方を併用できないか聞いてみたところ試してみましょうか、となった。4月、初めてホットフラッシュが気になり始めた数日後に主治医が処方してくれたのと同じ桂枝茯苓丸。ブログ等でよく見かけるのは加味逍遙散や当帰芍薬散だと思うのだが、これ一択だからと言われていた。効いていない気がする、変えてみたいと言ったら緩和ケアを紹介された。他の漢方を試したらすっきり収まるかもしれないのに‥と思ったのだが、加味逍遙散も当帰芍薬散も華奢で細いタイプ向けとの事。対して処方された桂枝茯苓丸は体力がありがっちりした人向けだった。なるほどね、そういうことね。と半分納得したが、長く飲むのであればもう少し効き目を感じられそうなものを見つけたいと思う。このあたりは、主治医は興味を持たなさそうなので緩和ケア医と相談しながら調整したい。

 

 桂枝茯苓丸: 体格はしっかりしていて赤ら顔が多く、腹部は大体充実、下腹部に抵抗のある人に用いられます

加味逍遙散: 肩がこり、疲れやすく、精神不安などの精神神経症状、ときに便秘の傾向のある体質虚弱な婦人に用いられます

当帰芍薬散: 筋肉が一体に軟弱で疲労しやすく、腰脚の冷えやすい人に用いられます

 

 

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桂枝茯苓丸覚書

・体力が中くらいで、のぼせやすいのに足が冷える冷えのぼせ、便秘がちで下腹部が張る感じがする、唇が 渇くなどの寒と熱が混在している人に向く(中くらいってどのくらい??)

・血の巡りが悪い瘀血(おけつ)が原因、血を巡らせて症状をとる
頭痛、肩こり、めまい、のぼせ、冷え、神経痛、体の痛み、子宮筋腫にきびやクマしみ、湿疹、皮膚炎、しもやけなど

もともと冷え症ではあるが、病気をきっかけにタバコをやめてから手足の冷えはあまり気にならなくなったような気もするが元の体質は冷えのぼせ?に該当するのだろうか。とはいえホットフラッシュとは別に気になっている症状(下線部)にも効果があるようなので、前回主治医が言っていた、「効かないと決まったわけじゃないから」という言葉を信じて3か月間続けてみる。

製薬会社の色々なサイトで、質問に答えると漢方で必要な証(しょう)を判別してくれる。(あくまでも参考程度に)
あるサイトでは、私の証は水毒・実・寒、血の巡り&水のバランスがゼロ、先天の気の量、気の巡りが1で低くなっていた。水毒には桂枝茯苓丸も効くらしいので先生の見立ては間違っていない‥と思いたい。

ただ、一日3回食前もしくは食後2時間に飲めていない。吸収が遅いので空腹時に飲むのが効果的との事。できる範囲でいいから、とは言われているがどうせ飲むなら効果がある方が良い。1回目は朝は食べないので出勤前に飲むとちょうどよいが、問題は昼と夜。血中濃度を考えると8時間おき、そうなると2回目は昼食後数時間だし15時ごろに飲むのがよさそうだ。ただ私は外勤の仕事をしているのでお湯で飲むとかお湯に溶かして飲むというのはほぼ無理。早めの時間にお湯に解いて飲むのと15時ごろに水で一気に飲むのとどちらがいいのだろう。3回目は就寝前もしくは23時前後に飲むようにしているが平日は帰宅して食事してから1時間程度でまだ食事を消化吸収中。外食や遊びに出ていると完全にタイミングを失してしまうことも多かった。あまり神経質にならなくていい、生活の負担にならない程度で、と言われてもやっぱり気になる。